jeb loy nichols

さむいね～。ちょ～しくるうよね～。かぜなどひいてませんか～？あめだし。

昨夜itunesで購入したjeb loy nicholsの新譜。i tunesってなんか味気ないしとか思うんだけどこんな風にあまり店で簡単に入手できないものもけっこう「ありゃ？ありました」って具合に入ってたりするからつい買ってしまう。

jeb loyはもう5年くらいになるかなあ、最初に聴いてから。確かねオレとあまり年が変わらないんだよね～。アメリカで産まれ今はイギリスにいる人。確か。相変わらず素敵な音楽を作っている。サウンドはね上手く文字で説明するのは難しいんだけどとにかくいろんなルーツを感じさせてくれて、フォーク、ロック、ブルーズ、カントリー、レゲエ、ダブ、ソウル、ヒップホップ・・・・それでいて新しいのね、そのセンスと言うか感覚が。ここがすごくいい。
オレ、ルーツを感じないものってその時点で、あんまり興味なくなっちゃうんだけどそれと同じ位新しさも感じないとつまんない。その「新しさ」っていうのがさセンスだと思うんだなあ。。なんか上手く言えないけど。

jeb loy nicholsってオレの中では生きている人の中ではかなり上位に位置するSSW。
きかいあったらぜひ。おすすめです。

dinah washington

とても久しぶりにダイナ・ワシントンを聴いている。

２０代中頃にハマり当時住んでいた三鷹の中古盤屋で血眼になって三枚組のコンプリート盤をvol.1からvol.5まで探し入手し（vol.7まで続くんだけどね、手に入らなかった）毎日聴いてた。たぶん４００曲くらいだな。三枚組を５組１５枚。（笑）
とにかくその声と、節回しにやられていた。

久々に聴いてもダイナのブルーズはやばい。
アレサもきっと憧れたんだろうなあ。

歌うために生まれてきた人だね。

このvol.5ではベッシー・スミスのうたってた「ケアレス・ラヴ」とかサイコーにぞくぞくきて泣きそうになる。

そして、２５～２６歳くらいの何も思うように上手く行かなかった時期がフィードバックする。（笑）暗い時代だった。（笑）

最近のお気に入り

最近めっちゃ気に入っていてこのアルバムばかり聴いている。
実はあまり詳しい情報はなくどこの国の人でどんなバイオグラフィーを持っている人なのか全然知らないのです。

リーエヴァートンという男性でとてもとても素敵なレゲエシンガーであるということだけしか知らない。
サウンドも声も本当に素晴らしい。ウェイラーズみたいなルーツレゲエをもろに思いおこさせるシンプルかつゆるい、それでいて
どこまでも続いていきそうな力強いグルーヴ。こんなレゲエバンドやってみて～って思わせてくれる本当に素敵なかっこいいサウンドだ。１曲sam cookeの[Bring it on home to me]をカヴァーしていてこれがまた素晴らしい。まずこの曲をカヴァーしようという時点で素晴らしすぎるのですが（笑）。一週間くらい前に夜中i Tunesで見つけてちょっと試聴して即アルバム買いした。
きっと調べればいろいろ情報は入手できるはずだけど、そんなのどうでもよくなるくらいここにある音が素晴らしく気持ちよくただ身をゆだねているだけでいい感じ。（笑）

また素晴らしい音楽に出会ってしまった。興味のある方是非聴いてみて。ホント、ヤヴァイから。

Let it be...NAKED

言わずとしれたビートルズの[Let it be]の後からかぶせた装飾音を取っ払ったほんとのオリジナルな[Let it be...NAKED]。今さらな感じはあるけどなぜか今夜ヘッドフォンで爆音で聴いた。

すげ～な～、やっぱり。これ69年にやってたんだよ。すげ～。

大好きな、大好きなDon't let me downはもちろんLet it beでも泣けた。ひとりヘッドフォン装着したままソファで動けなくなった。鳥肌たって泣けた。

ちょっと、やばい。うまくいえない。

街

　二人が肩よせて
　ずっとずっと一緒に
　歩いていけるなら
　怖いモノは何もないさ

　
　いろんな街へ行き
　友達を作ろう


　今夜は一人で歩いて　帰ることにするよ
　孤独がよく見えるように　空を見上げながら
　歩いて　遠回りして


　キミが毎日
　泣いたり笑ったりした
　パパと　ママと
　一緒に過ごした街


　そんな街へ行き
　ぼくはうたをうたうよ


　今夜は一人で歩いて　帰ることにするよ
　孤独がよく見えるように　空を見上げながら
　歩いて　遠回りして
　忘れてしまいたいことも少しあるよ
　時々キミを想っているよ
　今でもあの街が大好きだよ
　近くて遠い街

新曲。できました。今度のライヴにもっていきます。
ちょっと新境地。。。かも。。。




　

台風

窓の外が大騒ぎ

わーわー雨が降ってる



モンクのピアノ

しゃべってるみたいなピアノ

大騒ぎのなかできくと

どこかへ連れて行かれそうだ。

BEN HARPER&INNOCENT CRIMINALS/LIFELINE

Ben Harperの新譜。

9ヶ月にも及ぶロードを終えてその直後にパリのSTUDIO GANGにてわずか一週間で一気に16トラックのアナログレコーダーで録音されたらしい。コンピューターもPro toolsも一切使われていない。

「新しいとか古いとかどーでも良いんじゃない？いいものはいいのよ」っていわれてる感じ。

こんなアルバム聴いたこと無いよ。Ben Harperとそのバンド「イノセント・クリミナルズ」にしか作れない作品だ。ロックの持つ初期衝動を理想的に成熟させてソウル・ミュージックが胸をわくわくさせる感じやフォーク・ミュージックやブルーズの胸を締めつける感じ、ゴスペルの熱狂があまりにも自然に同居してる。

とんでもない境地にいるね。彼は。

やばすぎます。

くよくよするなよ

先日吉祥寺でYoLe YoLeと一緒に買った大好きなDonavon Frankenreiterのカバーばかりのミニアルバム。[REcYCLED rECIPES]リサイクルレシピ。そのタイトル通り古い名曲ばかり蘇らせている。全編ほとんどがアコギ弾き語り。25分弱のあたたかい世界。

1 Wondering where the LIONS are(BRUCE COCKBURN)
2 Theologians(WILCO)
3 Such a night(DR.JOHN)
4 Fortunate son(CCR)
5 It makes no difference(THE BAND)
6 Don't think twice,It's alright(BOB DYLAN)

半分以上70's の渋い名曲カバー。どれもドノヴァンのルーツなんだろう。いままでのドノヴァン特有のメロウでファンクなギターのカッティングはここでは息を潜めほとんどが原曲のリズムに近いフォークソング的に奏でられている。一回目に聞いたときはさほどピンとこない感じだったんだけど2回3回と聴くうちにたまらなくなってきた。ほとんどリピートしっぱなしで止められない。

特に大好きなDR>JOHNのSuch a night（オリジナルはIn The Right Placeというミーターズがばっくをやってるご機嫌なアルバムに収録）とTHE BANDのIt's Makes no difference（南十字星に収録）DYLANの「くよくよするなよ」（初期の超有名盤FREEWHEELIN' BOB DYLANに収録）が沁みて沁みて困ってる。ヤバイ。
ドノヴァンが自身のルーツを静かに見つめた6曲なんだろうな。LOST HIGHWAYというインディーレーベルから出されてるこのアルバムはきっとそんなに売れないだろうけど（笑）なんか長く聴けそうな、時々思い出すたびに引っ張り出して聴くといった普遍的な魅力に満ちあふれてる。
今年のアタマに渋谷でみた彼のライヴは今でも今年見たライヴのなかでのベストアクトだ。

　くよくよするなよ

腰を下ろして考えこんだってどうにもなりゃしない
しょうがなかったことなんだ
腰を下ろして考えこんだってどうにもなりゃしない
今までにわかっていないようではね
夜明けに雄鳥が鳴くとき
まどから見てごらん、ボクは消えてるぜ
キミのせいでボクは旅を続けるんだ
くよくよしてもはじまらない、これでいいんだ

灯りをつけてもどうにもなりゃしない
ボクには灯りなんてなかったもの
灯りをつけてもどうにもなりゃしない
ボクは道の暗い側にいるんだから
でもキミには何か言うとかするとかして欲しかった
行かないでって　ボクの気持ちを変えて欲しかったんだ
ふたりはあんまりはなしもしなかったんだから
くよくよしてもはじまらない、これでいいんだ

ボクの名前をわめいたところでどうにもなりゃしない
今まで一度もしなかったことだもの
ボクの名前をわめいたところでどうにもなりゃしない
もうボクにはきこえないんだから
道を辿りながら　考え　想い続けている
かつて女に恋した、あんたは子供ねといわれた
ボクは心を捧げたけれど彼女はボクの魂をほしがった
だけど、くよくよしてもはじまらない、これでいいんだ

あの遠い、さびしい道を、ボクは歩いている
どこえいくか　わからない
だけど　さよならなんてコトバは　もったいない
だからただこう言う　元気でね
キミが冷たかったなんて言うつもりはない
もうちょっと優しくして欲しかったけれどしかたがない
ボクの貴重な時間をむだにしたようなもんだ
けど、くよくよしたってはじまらない、これでいいんだ


ところどころ痛いくらいわかる（苦笑）。男の女々しさ、哀愁だなあ。原曲もききかえしてみたりして。。。けどドノヴァンの声で歌われるとまた全然別の哀愁が漂う。

しばらく充電しながら静かに暮らそう。

きっといいことあるぜ、そのうち（笑）

Sparlha Swa

先日購入したスパーラ・スワという女性シンガーソングライターのイン・ザ・ディスタンスというアルバムをよく聴いている。

そのサウンドはアコースティックな感触の、それでいてどこまでもソウル。ちょっとラテン、ボッサなんかのテイストも感じさせる。
なにしろ音を詰め込みすぎないその「隙間」加減が最高に気持ち良い。
声はシャーデーあたりが近いかな。デズリーあたりからジル・スコット、エリカ・バドウあたりまで好きな人はきっとツボじゃないかな。スパーラの方がもっと「生」っぽいですが。
オレにとってはもちろんストライク。
それにしてもこんなアルバムがそんなに大々的に宣伝もされずに（実際オレも店頭でなんか気になって手に取ったのだ）インディーレーベルから出されている。（Village Againというレーベル。他にもDonnyという大好きなソウルシンガーの2ndがだされてる！。要チェックレーベル！！）
それを今、日本でオレが手にするまでになったと言うことはスパーラ・スワの音楽は大したプロモーション・プランが実行されたわけでもなく人づてに人気を高めていったのだ。きっと。
実はもう来日も果たしたらしい。すげえなあ。

もちろん、一概には言えないがこういったインディーレーベルで徐々に口コミや人づてに人気を高めていっている音楽には、心打たれる事が多い。まあ、インディーもメジャーもカンケー無いけどね。でもあまり宣伝もされてないのにその音楽が自分の住む国も越えて遙か彼方の日本に届くって事だけでもすごいよね。そんな生命力に満ちた音楽。
お薦めですね。ぜひどうぞ。

リラックス

昨夜は六本木のバーで弾き語り。先日sswヒラヲユミさんのイベントでご一緒させてもらった
The Good is Goodのロクさんのお誘いで。
店の中はなんとも複雑な状況でしたが（笑）オレは昨夜も楽しんで歌った。見ていただいた数少ないお客さん（ほとんど満席だったんだけどね　笑？）ロクさん＆会長ありがとうございました。

最近、というかここ数年JabBeeとして歌う中でどんどん明確になってきていることがある。オレが歌いたいこと、体現したいこと、その場の空気に充満させたいこと。見ているお客さんに伝えたいこと。一言で言うと


「リラックス」だ。


リラックスしている精神状態ってもの凄く大切なことだと思うのだ。最近。大袈裟に言えば「戦争」なんつうこの世の最も巨大な「悪」の真逆に位置するモノだとも思う。
そりゃ決めるときはばっちり決めなきゃダメだけどね、そんなときもリラックスは忘れちゃいけないもの。
オレが音楽を奏でるとき見ていてくれる人達にもすごくリラックスして楽しんでもらいたいし、オレもリラックスして一緒にどこかへ行けたらいいといつも思っている。せっかく同じ空気を共有してすごすんだから。そんな音楽をめざしてます。
実はめちゃくちゃ楽しい瞬間ってめちゃくちゃリラックスしている瞬間だとも思うんだよね。

昨夜帰り道に走った六本木交差点。。。深夜の六本木。街全体が全然リラックスしてなかった（笑）「ナンダコリャ」って感じ。なにも生まれてこなそうな感じだった。空騒ぎ。
疲れる街だ。。。