旧JR東赤谷駅前付近から俎倉山
山 名 俎倉山(856.6m)
所 在 新潟県新発田市東赤谷
日 時 令和2年6月21日(日) 晴
人 員 単独
コースタイム
登山口発7:58~(0:15)琴沢~(0:11)尾根取付点~(0:54)遭難碑~(0:16)ひろわのぞき~(0:36)俎倉山山頂着10:17~(0:09)北峰(天狗の庭)~(0:09)俎倉山山頂着11:04(昼食)
俎倉山山頂発12:00~(0:30)ひろわのぞき~(0:10)遭難碑~(0:40)尾根取付点(ヘツリの始まり)~(0:11)琴沢~(0:17)登山口着13:48
【注】かっこ内は所要時間で休憩時間を含まない。山の所在は入山口の集落名または最奥の施設名とした。
登山道概念図 (概念図拡大表示)
GPSの軌跡 (GPSの軌跡拡大)
明日は夏至で晴マーク。久しぶりに俎倉山へ行ってみたくなり記録を紐解くと通算4回で最終はH25年5月だった。因みに初回はS45年6月14日、なんと50年前!。当時一緒に登った同級生は、この2月に鬼籍に入ってしまった。半世紀も登山を続けていられることに感謝すべきか・・・
落石のため俎倉山登山口先のケートで通行止め。そのためか駐車場はいっぱいだった。蒜場山登山を目指した人も多かったようだが、その何割かは俎倉山に変更したかも知れない。この山の本日の登山者は20~30名でこの山としては多い方ではないかな。
ミニバイクを車に積んできた人も見かけられたので、バイクで蒜場山登山口または湯の平行ったのかもしれない。
新発田市石喜付近から俎倉山
きれいな双耳峰で遠目でもよくわかる。
旧JR東赤谷駅前付近から
この先通行止めのため駐車場は満杯
落石のため通行止めのゲート
俎倉山登山口
しばらく用水右岸沿いに進み左岸へ渡る。
登山道はきれいに薙いであった。
琴沢徒渉点に近づくとヘツリ道になる。
琴沢徒渉点。昔の記録では「琴石飛び」と称していたようだ。
右岸に渡り滑りやすいヘツリ道がつづく。数カ所ロープが張られているが、一部トラロープがガサガサに劣化しているところがあった。
琴沢右岸の登り付きの急坂
ヘツリのロープ
朝方は斜面が濡れていて滑りやすいので注意。
しばらくヘツリ道を行くと支沢を渡り尾根に登る急坂になる。この急坂は昔「七曲がり」と言われていた。
遭難碑までの緩やかな登山道が延々と続く。
小さな沢を渡り遭難碑のある「お京の平」へ。「お京の平」は鬱蒼とした杉林の中だ。
この沢のすぐ上方が「かつえの水場」だ。両方とも遭難者の名前から付けられた。
昭和38年4月、ひろわ沢で亡くなった高校生男女の遭難碑。
私の初登山はこの7年後だった。
遭難碑を少し行くと俎倉山の案内板があり左に曲がり急登が始まる。
この山が初めての人は残雪期にここで道を失う人があるようだ。
ひろわのぞき(上流の方から)
右側(登って来るときは左側)ひろわ沢の急崖
この辺からまたヘツリ道になる。
ひろわ沢の支沢シゲの沢のヘツリ道
先行する登山者が分かるかな?
シゲの沢の沢身に赤いマーカーとザイルが見え、沢の降り口にもザイルがあった。(写真右下)
沢身のマーカーとザイル
ここを登ることにした。
沢身の上部2~3mは滑床なので登り方に注意。(下山もここを利用した。)
右から来たヘツリ道がこの上部で対岸に渡り急な尾根に取り付く。この急登尾根を登り切れば山頂の肩だ。
俎倉山頂
木々が繁茂し向こうの蒜場山が見えにくくなった。
すぐに見晴らしのいい北峰(天狗の庭)に向かう。
俎倉山を過ぎ少し行くと北峰(天狗の庭)が見える。
北峰から俎倉山
北峰から蒜場山
北峰から焼峰山
二王子岳は焼峰山の陰で見えない。
北峰から五頭連峰
北峰から飯豊連峰
北峰から新発田市街方向
北峰から加治川治水ダム
お元気にお過ごしのことと存じますが、そろそろ春山シーズンまた素敵な写真を撮って披露してください。多くの人が待っていると思います。勿論私も楽しみにお待ちしております。
コロナ禍で山もずっと休んでいましたが、今年の花粉症もちょっときつくて、出遅れています。でもこれからまた出かけようと思っています。