J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のランチ(特上牡蠣めしランチ@湘南のカキ小屋 笑山)

2024年02月05日 | 食べ歩き


今日は曇りのち雪。今日は所用で藤沢に行くため、1日年休を取った。平日に起床する時間よりも少し遅く起きると、髭を剃って顔を洗う。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には白い綿雲が敷き詰められたように広がっていた。
身支度を済ませると、家を出た。今朝の気温は2℃で、弱い北よりの風が吹いている。外に出てみると、冷蔵庫の中に入ったように空気が冷たく、ヒンヤリと感じられた。風が凍えるように寒い。吐く息が白く見えた。

日野駅から電車を乗り継いで藤沢に出ると、片瀬江ノ島駅に向かう電車に乗り換えた。本鵠沼駅で下車すると、歩いて実家に向かう。
昼前から雨がパラパラと降ってきた。実家を出て本鵠沼駅に着くと、電車に乗って藤沢駅に出た。お昼を藤沢駅北口にある百貨店「さいか屋 藤沢店」8階にあるレストラン街で食べることにして、エレベーターに乗る。入店したのは居酒屋「湘南のカキ小屋 笑山」である。


店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、右手に6人がけのテーブル席が1卓と4人がけのテーブル席が6卓、2人がけのテーブル席が1卓配されている。店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて2人がけのテーブル席に座った。席に座るとお冷やと冷たいおしぼり、割り箸が1膳分置かれた。
卓上には醤油とポン酢、タバスコといった調味料の他、ティッシュと楊枝、呼びベル、メニューが置かれている。

まずはおしぼりで手と顔を拭くと、お冷やを飲みながらメニューを眺めた。卓上にはランチメニューの他、グランドメニューや手書きのメニューが置かれている。昼から酒が飲めるらしい。
ランチメニューを開く。


ページをめくると最初のページには「牡蠣フライランチ」「大盛り牡蠣フライランチ」「焼き牡蠣ランチ」「牡蠣御膳ランチ」といったメニューが記載されている。


次のページは「笑山のフライランチ各種」「笑山の牡蠣めしランチ」各種と「牡蠣ドリアランチ」が記載されている。


更にページをめくると、笑山のおさしみ・お寿司ランチ各種として「日替わりお刺身定食」「日替わり握り寿司」「こぼし寿司ランチ」「海鮮丼ランチ」が掲載されている。


次のページは笑山の生しらすメニュー各種が掲載されている。


ページをめくるとランチサイドメニューが掲載されていた。


手書きのメニューは3枚ある。1枚は「本日のおすすめセット」となっている。


もう1枚は「本日のお刺身」「お刺身盛り合わせ」「おすすめの一品」が記載されていた。


ちなみに本日のおすすめの一品は「白子天ぷら」「白子ポン酢」である。


この他にグランドメニューの冊子もあった。


あらためてランチメニューを眺める。「牡蠣フライランチ」も美味そうだったが、「牡蠣めしランチ」も捨てがたい。散々悩んだあげく、注文することにしたのは「特上牡蠣めしランチ」である。ご飯大盛りで注文することにした。
注文を終えると、お冷やを飲みながら店内を見渡す。後から入ってきた客は昼から飲み始めている。生牡蠣も美味そうではある。

しばらくして料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には「特上牡蠣めし」の入ったお重と味噌汁、小鉢、お新香が載せられていて、木のさじが添えられている。お重は蓋が閉まりきらず、牡蠣めしの上に載せるようにして置かれていた。


さっそくお重の蓋を外すと、味噌汁を飲むことにした。味噌汁はアオサの味噌汁で刻みネギが浮かべられている。


やさしいアオサの味わいに刻みネギのシャキシャキとした食感が美味しい。温かい味噌汁の旨みが口の中から鼻腔に抜けて、少しリラックスした気分になった。
味噌汁を少し飲むと、さっそく「特上牡蠣めし」を食べることにする。14cm×11cmのちょっと小さめのお重は深さが5.5cmほどあった。このお重にニンジンとゴボウ、油揚げを入れた炊き込みご飯を詰めて刻み海苔を散らし、その上に煮た牡蠣が9粒とシラス、いくらが載せられていて、スライスしたカボチャとニンジンを一片ずつ載せ、白ごまを和えた糸昆布とカットインゲン、玉子焼が2きれ添えられている。牡蠣は宮城県鳴瀬産とのことである。


勿体ないので牡蠣はお重の蓋に待避させた。まずは牡蠣めしに載せられた野菜を食べる。カボチャは甘く、ニンジンも美味しい。インゲンを食べてしまうと玉子焼きにかぶりついた。甘い玉子焼きはジューシーで美味しかった。
ここで箸から木匙に持ち替えると、いくらやシラスで牡蠣めしをかき込むように食べる。まるで赤くて丸い宝石のようないくらはやや小粒だが、口の中に入ったいくらは舌の上で弾けて、いくらの中に詰まった濃い磯の香りのするジュースが、米粒一粒一粒をコーティングしていくかのように絡まる。牡蠣の旨みといくらの塩分が合わさって、もうどうにも匙がとまらない。あっという間にいくらが無くなった。

続いてシラスで牡蠣めしを食べる。白いシラスはふんわりとした食感で、ほどよい塩分が牡蠣の旨みと合わさって、まるで口の中で美味しさの二重奏を奏でているようだ。無我夢中でシラスも食べてしまった。
ここで糸昆布を食べながら、ひと休み。糸昆布と牡蠣めしの相性も抜群である。昆布の旨みに白ごまの粒々感が食感のアクセントになっている。気がつくと、牡蠣めしも半分くらいに減ってしまっていた。

いよいよ牡蠣を食べる。「特上牡蠣めし」の牡蠣はスタンダードな牡蠣めしランチと比べて牡蠣が3倍(重量比)入っているとのこと。まずは牡蠣を1つ口に含んだ。小ぶりの牡蠣はプリプリとした食感で、身が締まっていながらもふんわりとした食感で美味しい。小さな身に牡蠣の旨みが詰まっていて、ご飯も進む。
牡蠣を食べながら合間に小鉢に箸を付けた。小鉢はアジの南蛮漬けである。2切れのアジのフライにタマネギとニンジンが和えられている。


アジフライを口に入れると、ほどよい甘酸っぱさに口の中がさっぱりとする。ジューシーな鰯フライの衣にアジの身が歯ごたえがあって美味しい。ニンジンとタマネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて美味しかった。
牡蠣を食べながら牡蠣めしを食べる。牡蠣めしが無くなる頃には牡蠣が1粒だけ残った。この牡蠣を味わうようにして食べる。最後の牡蠣の旨みを堪能すると、お新香に箸を付けることにした。

お新香はニンジンとキュウリ、ダイコンの浅漬けである。


パリパリとした食感とさっぱりとした味わいで気分転換を図った後は、お碗に残った味噌汁を飲み干して完食。美味かった。
ご飯を食べていると熱い緑茶が出されたので、食後に緑茶を飲んで一服する。なんだか満ち足りた気分である。満足である。

食事を終えると、お冷やも飲み干して席を立つ。店の入口脇のレジで会計を済ませると店を出た。エレベーターでペデストリアンデッキに接続している2階のフロアに下りた。
日中は雪で、みぞれが降る生憎の空模様となった。さいか屋を出ると、外は大粒の雪が降っている。植え込みの土の上にはうっすらと雪が積もっていた。

ペデストリアンデッキに出るとシャーベットのようにシャキシャキと音を立てているかのような風が吹いていて、雪が服に付着して溶けていった。昼間の気温は2℃で、北よりの風が吹いている。湿った空気が氷のように冷たく、底冷えのする陽気となった。
午後になって雪は粉雪に変わった。病院に行った後、電車に乗って帰宅の途につく。

藤沢駅から電車を乗り継いで八王子駅に到着すると、中央線に乗って日野駅に到着した。電車を降りると、大粒の雪が降っている。日野駅の立川寄りホームにはうっすらと雪が積もっていた。ホームからは一面の雪景色が見える。駅のロータリーにはバスを待つ長蛇の列ができているのが見えた。
通りから住宅地に入ると、市道に雪が降り積もっていて、路面が白く見える。歩幅を小さくして、雪を踏みしめるように歩いた。いつもなら家まで10分程度で到着する所を15分くらいかけて、ゆっくりと自宅に向かう。

やっとのことで家に着いた。家に到着するとエアコンを点ける。ようやく、気分も落ち着いた。


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