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富津乃風

ウィンドサーファーのパラダイスゲレンデ「富津岬」から、real timeの風情報をお伝えします。

W杯 06/29 第一試合

2010-06-29 23:48:22 | Foot ball
パラグアイ 0 - 0 日本(前半終了時)
パラグアイのボールポゼッション率60%の前半です。足元のテクニックはさすが南米!常に
ブラジル・アルゼンチンに鍛えられています。30分までは日本の攻撃は中盤までではじき
返されていました。試合に入りがけのミドルシュートはそれを見越しての強引なシュート
だったのでしょうか?7分の日本ゴール前でのパラグアイ選手同士の接触のシーンでは、
2人とも立ち上がるな!とも思いましたよ。

「数少ないチャンス」の1発目を本田は左に外しました。あと、2・3回のチャンスは
あると思います。

パラグアイ 0 - 0 日本(PK戦終了)
駒野 泣きじゃくってましたね。それを抱きかかえる松井も涙・・・辛い結果ですが、今日
までありがとう!感謝します!

いみじくも、CAP長谷部がインタビューで言ったように「みんな!Jリーグも盛り上げよう!」

日本が勝ってたら、この後の「スペイン-ポルトガル」も観るつもりでしたが、ちょっと・・・

W杯 06/28

2010-06-29 20:50:21 | Foot ball
オランダ 1 - 0 スロバキア (前半終了時)
ケガから復帰したロッベンの勝負強さに脱帽!のようなことを含めて、前半終了時に記事
投稿の準備をしていたところ、PCの操作ミスで長文を消してしまいました!力の入った
文章を再度作成する気力もなく、後半の観戦に集中。

オランダ 2 - 1 スロバキア(試合終了)
オランダは勝ちにいきました。

ブラジル 3 - 0 チリ
強いと思っていたチリがブラジルに完敗です。地味そうにみえる「ブラジル」はどれだけ
強いんだい。

それにしても、折角、地上波中継があるにもかかわらず、27:30ではどうにもならないこと
がはっきりしてきました。今日から決勝まで、23:00の試合が3つで、あと6試合は27:30
であることにさきほど気付きました。どうする、俺。

なんとか、パラグアイ戦前に富津に戻ってきました。

そうは観ることのできないBEST8をかけた戦いを存分に堪能しましょう!

W杯 06/26

2010-06-27 09:11:41 | Foot ball
ウルグアイ-韓国
日本代表のパラグアイ戦に見立てての観戦です。解説の山本昌邦さんによるとウルグアイ≒
パラグアイのようで、ブラジルやアルゼンチンのパス数の半分程度で攻撃を展開するチーム
のようです。正直、このチームとは戦いたくない!攻撃にしろ守備にしろ、球際の強さが
目を見張ります。韓国はまともに攻撃できないし、ウルグアイの人数をかけない攻撃が怖い
怖い。スアレスの落ち着いたシュートでウルグアイ先制です。

後半はウルグアイの印象がガラッと替りました、5分から23分まで韓国の攻勢です。ウル
グアイはまさか守りに入った?23分に韓国同点です。よくやりました!さあ、これからが
W杯決勝Tそのものが始まるはずです。と思っているうちに、ウルグアイは息を吹き返し
ましたね。そして、スアレスの技ありのシュート!日本戦でのオランダ スナイデル同様の
「すごい」シュートでした。

韓国は残念ながら負けてしまいましたが、間違いなく「韓国と日本」(今W杯の試合
順)で、「アジアの意地」を世界に示すことができたと思います。「日本と韓国」で
世界にアピールしていくというのは、いろいろなことでこれからの進め方のひとつなのか
もしれないとはじめて思いました。

アメリカ-ガーナ
なんとか起きてTVの前にたどり着きましたが、朦朧としていて「見たような、見てないよ
うな」状態です。「延長戦か~」とつぶやいたようなきがするので確かに見たんだと思います。

W杯 06/25 俺の予選総括

2010-06-26 08:33:13 | Foot ball
グループG ポルトガル 0 - 0 ブラジル
大物同士の予選の戦いとはこういう展開になるのでしょうね。膠着した試合運びに、前半
途中から眠くなり、いつのまにか意識を失ってしまいました。気付いたら朝でした。

グループG 北朝鮮 0 - 3 コートジボワール
試合中継なし

グループH チリ 1 - 2 スペイン
試合中継なし 予選初戦で負けたスペインが決勝T進出です。後述します。

グループH スイス 0 - 0 ホンジュラス
試合中継なし 予選初戦で勝ったスイスが決勝T進出できず。後述します。

■予選突破総括(俺なり)■

・欧州6/13 南米5/5 中米2/3 アジア2/4 アフリカ1/6 オセアニア0/1
 南米ALL予選突破 アフリカはガーナのみ 中米・アジアの予選突破確立の高さ(50%
以上) 欧州勢の低迷は欧州域外開催だからかな~「内弁慶か!」

・FIFAランクと予選突破の関係性 FIFAランクどおりに予選突破した国は11/16でした。
下剋上は、メキシコ・韓国・ガーナ・日本・スロバキアの5カ国。一番名前倒れは「ギリ
シャ」でしたね~ランク13位返上!

・予選第1戦の勝敗と予選突破の関係性 予選突破国の初戦の勝敗 勝ち8 分け7 負け1
 この結果には驚きましたね。
 ◆負けて予選突破したのは、スペインです。やはりスペインぐらい地力がないと初戦に
負けてから挽回できないことがはっきりしました。
 ◆日本は初戦勝ちました。日本の第3戦の相手国デンマークの初戦はオランダに負け
です。ですから、デンマーク戦は戦う前から日本の勝利が固かったのだと思います。私は
これに気づいていましたので、とんでもなくハラハラするようなことなくTV観戦していま
した。(ホントです。)今後のW杯の際にも私の重要な指標になります。予選初戦に欧州・
南米などの第1シード国にあたらずに、それ以外の国相手に「勝つか引き分ける」ことで
W杯初戦突破の道が開けてくるわけです。「W杯初戦、勝ち・引き分け理論」。
 ◆「W杯初戦、勝ち・引き分け理論」をもう少し分析すると、初戦に勝ったにもかかわ
らず予選突破ならなかった国が2国あります。グループCのスロベニアとグループHのスイス
です。スロベニアは最終的には1勝1分1敗の勝ち点4です。理想的な勝ち点獲得のはずなの
ですが、他の2国が1勝2分けの勝ち点5なので涙をのみました。スイスもやはり1勝1分1敗
の勝ち点4ですが、他の2国が2勝1分けの勝ち点6なので、スイスの予選突破はなりません
でした。実はこの試合でスイスは2-0でホンジュラスに勝っていればスペインとともに
予選突破していたのです。スイスは前がかりで攻めましたが、得点することができません
でした。
 ◆予選突破の勝ち点
9点 3戦全勝 アルゼンチン オランダ
7点 2勝1分 ウルグアイ ブラジル
6点 2勝1敗 ドイツ 日本 スペイン チリ
5点 1勝2分 米国 イングランド パラグアイ ポルトガル
4点 1勝1分1敗 メキシコ 韓国 ガーナ スロバキア 

でも 1勝1分1敗でも勝ち上がれなかった国があります。
  南アフリカ スロベニア オーストラリア コートダジュール スイス
予選突破には「1勝1分1敗」が最低条件ですが、予選グループが混戦になると「1勝1分1敗」
でも予選突破できないことがよくわかりました。初戦に勝って予選が突破できなかった
スロベニアとスイスは大変残念でした。


さて、決勝TにはいってW杯がさらにHEAT UPしてきます。まずは4日間毎日23:00と27:30
の試合を見続けることができるでしょうか。

W杯 06/24 祝!日本代表決勝T進出

2010-06-25 06:25:27 | Foot ball
スロバキア 3 - 2 イタリア

前半終了。最初からイタリアが全く攻め手を欠き、逆にスロバキアが何度もゴールを
脅かしていました。「こんなことしてると、スロバキアにやられるぞ!」思っていると、
30分にはイタリアのミスからスロバキアの先取点でした。まさか、イタリアがこのまま
終わるはずはないと思いますが、FWイアキンタまでの攻撃の組立てが弱く感じます。攻撃力
を感じない・・・裏のパラグアイ-NZは前半スコアレス。

後半28分のスロバキアに追加点があったときには、もう試合を見続けることをやめようと
思いました。何とか思いとどまっていたところで、36分のイタリアの得点。もしかすると
と思い始めたところのスロバキアのダメ押しで万事休す。

4年前のイタリアは輝いていました。カンナバーロ、ガットゥーゾ、ザンブロッタ、ピ
ルロ、ブッフォン達は輝きのまま、2連覇を目指したはずです。今回の予選敗退はけして
彼らのせいだけではないはずですが、私の記憶の中でも4年前の彼らとは違います。

パラグアイ 0 - 0 ニュージーランド


今回は、NZの健闘(3分け、負けなし)は目を見張るものがあります。NZのパラグアイとの
戦いは日本代表の参考になるはずです。

(すぐに寝ました。そして27:30に無事起床!)

デンマーク 1 - 3 日本

前半10分はどうも、デンマークがロンメダールとトマソンのポジションチェンジから試合
に入ったからか、デンマークのパスで試合が動きました。日本代表は10分すぎから全体を
下げて調整をしたような気がします。そして、本田のフリーキックで先取点!本田は蹴る
前にだれに指示をだしていたのだろう?追加点は意外に早く訪れました。やはりフリー
キックの場面で、壁を作るデンマーク選手と175㎝の阿部の体格の違いに驚いているうちに
遠藤の「不意打ちキック」で2点目!このあと、明らかにデンマークは動揺し始めて、日本
の思う通りのパス回しができました。ただ、ここでさらに追加点がほしい!「流れの中の
得点」で息の根を止めないと!

後半は「はやく、3点目を」と思い続けていました。何度か決定的なチャンスを逃している
うちに、デンマークにPKを与えてしまいました。一度は川島がはじきだすものの、詰めて
いたキッカーのトマソンに決められてしまいました。ただここで、トマソンが明らかに足
を痛めたのです。この時間、デンマークは交代のカード3枚全部きっていましたので、
「勝ち」を強く意識しましたね~流れの中からの本田=岡崎の3点目が後半早くでてくれ
れば、次戦のパラグアイ戦のためにもいうことなしでしたが、それは高望みですね。
ありがとう日本代表!

ドイツ大会の敗北を4年かけてやっと乗り越えることができたのではないかと思います。
ありがとう日本代表!

これからのメディア報道は先走りの「BEST4」が声高に連呼されるかもしれませんが、
「BEST4」を口にできるのは限られた人だと思います。年明けからW杯突入までの苦しかった
時期に最後まで日本代表と岡田監督を信じ続けた人たちだけでしょう。私も、2/14の韓国
戦後に「岡田監督解任希望」を当ブログにも書き込みましたので、その立場にはありません。
ありがとう日本代表!

カメルーン 1 - 2 オランダ

エトオのPKで同点においつきましたが、最後はオランダの勝利のようです。

W杯 06/23

2010-06-24 09:19:17 | Foot ball
グループC スロベニア 0 - 1 イングランド
なんとかイングランドがしのぎ切りました。ホッと胸をなでおろしております。
デフォーの先取点の後、どれだけ追加点のチャンスがあったか。ルーニーもものにでき
なかったから、途中交代もいたしかたなし。チャンスはあるものの、なかなか追加点を
入れることのできないこの状態はとても危険のなのですよ!と思っているうちに、やはり
とんでもない危機がありましたが、なんとかクリアをしました。この前後のイングランド
のDFの守りの頑張りは目を見張りました。特に、テリーの身を投げ捨てた守りは涙もの
でした。ロスタイムのイングランドの老獪な時間の使い方は日本代表も学ぶべき。

グループC 米国 1 - 0 アルジェリア
スロベニア-イングランドが試合終了した時点では、米国-アルジェリアはスコアレスドロー
でした。てっきり、イングランドとスロベニアの勝ち上がりだと思っていました。スロベ
ニアの人もそう思っていたはず。直後にロスタイム中に米国が得点をしたようです。得点
者はドノバン。とても勝負強い選手です、彼こそ「もっている」と思う。


明日の今頃も23:00の試合終了後、即攻で眠りについて、27:30に気合で起きます!

(8時間後)

この頃は、朝起きてまずはPCを立ち上げます。そして、W杯結果確認。ただ、寝ぼけている
のか、すぐに状況を把握できないことが多い・・・

ガーナ 0 - 1 ドイツ
試合結果からみると、ドイツも苦しんだようです。 そして、グループCの米国のミラクル
勝利により、次はドイツ-イングランドの対戦が決まりました。いやっ~、見るのが怖い
くらい楽しみです。こちら側の決勝Tの「島」は大変なことになりました。イングランドは
ドイツに勝っても次はアルゼンチン!ひぇ~

オーストラリア 2 - 1 セルビア
オーストラリアも最後の意地を見せたようです。

さあ、さあ、イタリア負かして、「世界を驚かすぞ!日本代表!」
おっと、その前にデンマークをやっつけますかい!男性平均身長180㎝超の国に負けて
たまるか!消費税25%はやりすぎだろう!

W杯 06/22

2010-06-23 08:38:39 | Foot ball
一晩で4試合も決戦が繰り広げられていることの贅沢さとそれをすべて見ることができ
ないくやしさ。
グループA メキシコ 0 - 1 ウルグアイ
この試合の結果、次試合はウルグアイは韓国・メキシコはアルゼンチンと対戦すること
になりました。

グループA フランス 1 - 2 南アフリカ
中継あり 試合序盤まではミラクルを願ってフランスを応援しましがた、南アが2点
取ったところからは南アのSUPERミラクルを夢見ましたね~3点目を取るチャンスがありま
しが、ものにできなかったところでこころなしかブブゼラの音量が落ちたような気がし
ます。

南アの開催国予選突破の可否についてはW杯南ア開催を決定したときから取り沙汰されて
きて、予選突破のために様々な取り組みをしてきたはずです。残念です。

フランス代表の崩壊。98年のフランスのW杯制覇後、フランスの強さを掘り下げるドキュ
メンタリー番組を記憶しています。しっかりと確立されてフランスの幼少期から
の選手育成を日本も学ばなければいけないという内容でした。日本サッカーの手本にも
なるべきフランスでさえ浮き沈みをしてしまうことに驚いています。

グループB ナイジェリア 2 - 2 韓国
韓国は、序盤に先制されて38分に同点、後半に逆転、そしてハラハラドキドキの同点。
日本に先んじての決勝T進出おめでとう!

グループB ギリシャ 0 - 2 アルゼンチン
どんな試合運びだったんでしょうか?夜のNHK番組まで詳細は待ちましょう。

W杯 06/21

2010-06-22 20:41:01 | Foot ball
グループG ポルトガル 7 - 0 北朝鮮
前半が終わったところでは、あらん限りの賛辞を北朝鮮に送りたいと思いました。もちろん
、このサッカーとういうスポーツの試合に限った話ですが。後半はいいようにやられてし
まいましたね。私の印象では、北朝鮮はブラジル戦を引きずったただろうし、ポルトガル
はそれを見逃しませんでしたね。北朝鮮は攻め続けて王者ブラジルに2-1の惜敗をして世
界を驚かせましたので、ポルトガルはそれを逆手にとって後半にペースをあげてきました
。ポルトガルはコートジボワールとの得失点さもあるので最後まで手を緩めずにゴール
ラッシュとなりました。

グループH チリ 1 - 0 スイス
スイスのベーラミが一発レッドで退場となりました。10人になったスイスには相手の攻撃
をしのぐしか手立てがなくなり、0-1で敗れてしまいましたね。この試合の主審は、フラ
ンス対メキシコ戦でもイエローカードを6枚だしています。今大会は、退場に左右される
試合が目につきます。日本も次試合では、闘・大久保あたりは十分気をつけてもらいたい。


グループH スペイン 2 - 0 ホンジュラス
TV放映なし 速報のみではわかりませんが、どうもスペインの快勝というわけではなさ
そう。

さて、今日からは予選第3戦が始まります。今日は、

Aグループ ウルグアイ・メキシコがこのまま予選突破か?フランスにミラクルが起きるか?
Bグループ アルゼンチンはメンバーを替えてきても、試合を落とすことはないでしょう。
韓国が決勝にいけるか?

昨日までは 8:30 11:00 27:00 の試合スケジュールでしたが、
今日からは 23:00に同グループ2試合 23:00に同グループ2試合 です。地上波の中継も
23:00の1試合だけとなります。土壇場の各試合を見れなくて残念です。

月・火とよんどころない事情で富津を離れていましたが、W杯を見る時間はありました・・・

W杯 06/20

2010-06-21 09:10:51 | Foot ball
スロバキア-パラグアイ
日本代表が決勝Tで戦う相手となるグループFの様子見のつもりで、TVに張り付きましたが
徐々に見る集中力を失っていきました。淡々と試合が進んでいくのです。必死さとか緊張
感が感じられないのです。見るこちらの思い入れが少ないからかな~次のイタリア-NZはど
うでしょう?

イタリア-ニュージーランド
ニュージーランドがイタリアとドローなんて。正直なところ、ニュージーランドを見下し
ていました。ゴメンナサイ。こうなると、オランダ-日本もドローであっておかしくなか
ったと悔しさがぶり返してきました。今も「得だね!」で特集されていましたが、今大会の
南米勢の絶好調と欧州勢の不調とがはっきりしてきましたね。

ここまで勝星のないイタリアとイングランド、極めつけはチームが空中分解しているとの
報道のフランス。南米と欧州のおおどころがガツガツせめぎ合ってくれないと盛り上がり
ませんよね。まあ、決勝Tになるとコロッと様相が入れ替わるということもありそうです
ので欧州勢の巻き返しに期待しています。

ブラジル-コ-トジボワール
試合結果だけをみると、ブラジルの快勝ですね。「強い」と確信していたコート
ジボワールが歯が立たないとなると、やはりブラジルは別格か。

W杯 06/19 オシムさんコメント

2010-06-20 09:12:44 | Foot ball
オランダ-日本
オシムさんがオランダ戦についてコメントしています。長文ですが、削るのがもったいない
ので、そのままで。(リスペクト転載ですので、ご容赦ください。)●印は私見です。

―前半は集中して守っていたが?

 守備は規律を守ってよくやった。だが、もっといいプレーができたはずだ。攻撃ではボー
ルをもっと速く動かすことができれば、もっと速いパスで相手をもっと余計に走らせるこ
とができたと思う。そして最後の部分で、フィニッシュの精度が問題なのだが、もっとコ
レクティブな攻撃ができなかったのかと思う。もっと勇敢にアタックするべきだった。
サッカーは得点を競うスポーツだから、物足りない。日本代表の選手たちはオランダを怖
がっていた印象がある。オランダが怖がるような攻撃ができていなかった。日本に欠けて
いたのは殺し屋の本能、チャンスがあったら絶対にそれをものにするという気迫。それが
ないから勝てなかった。
●この厳しいコメントは、それだけ大番狂わせをする二度とないような大チャンスだった
ということか?

―今大会の中で戦い方を変えていくことで世界と互角に戦えるようになるか?

 学校でいえば、昨年のオランダ戦では単位は取ったが、次の学年では学んだことを忘れ
てしまった。復習して身につけることを忘れてしまった。それよりもワールドカップ(
W杯)の初戦で学ぶことが、2戦目や3戦目で学ぶことよりも多い。わたしが残念だという
よりも、選手たちが一番残念だと思う。もう少しのところで、(勝利を)手の先から逃し
てしまった。途中までは規律を守って集中力を保ってプレーしていたのに、それが一瞬だ
け切れてしまい、試合を台無しにしてしまった。こういう試合をものにできないというこ
とが残念だ。集中は続いていたけれども、一瞬だけ切れたという試合を続けていてはいけ
ない。チームとともに個人の力量、集中力を考え直せばもっと良いチームになると思う。
日本代表は日本のベストプレーヤーの集合ではなく、組み合わせて作っているものだとい
うことだ。ここからさらに上に上がっていけるという希望を忘れないようにしましょう。
●「日本代表は日本のベストプレーヤーの集合ではなく、組み合わせて作っているもの
だということだ。」→よくわかりました。

 良かったのは、若い選手たちが経験を積んだこと。今後の日本サッカー界の未来にとっ
て本田圭佑や長友佑都、川島永嗣らが経験を積んだことが良かった。公式の国際マッチの
経験を次に生かせるかどうかが大事になる。最後のフィニッシュの部分でコレクティビテ
ィー、集団でのプレーという意識のところで年齢が上の選手と若い選手の差が出たのかも
しれない。だが、年寄りばかりを集めても良いプレーはできない。そのことを選手たちが
気がつけば、次の試合で進歩できるだろう。つまり、シンプルにプレーすることがもっと
も難しいということだ。

―本田はボールを持ちすぎていて接触が多かった印象だが、途中出場の選手たちがボール
をキープするタイプの選手だったことをどのように考えているか?

 中村俊輔や玉田圭司に聞いてみてください。本田について言えば、カメルーン戦は非常
に良かった。規律を守り、専門外のFWとして良いプレーをしたので、ご褒美としてゴー
ルを挙げることができた。カメルーン戦では、非常にクレバーなプレーをしていた。し
かし、その良い印象というのは今日の試合で少し変わった。つまり、本田は専門のポジ
ションではないのだから、FWのイミテーション(まね)をするべきではなかった。本田
は自分1人で2人のDFをねじ伏せることができると思ったのかもしれないが、そこで(チ
ーム全体の)プレースピードが落ちた。本来ならば、本田がポストプレーヤーとしてする
べきことは、自分がつぶれてほかの選手を生かすことだ。しかし、本田がキープする時間
長い程、全体のプレースピードが落ちてしまった。ボールキープできればまだ良かったが、
下がって取られた。本来ならタッチ数を少なくしてさばくべきだった。低い位置でボール
を取られたために、オランダが自動的にショートカウンターを仕掛ける場面が増えた。そ
ういうプレーが何回か繰り返された。皆さんも今日のオランダ戦の録画を何回も見直してく
ださい。ただ、それは深刻なミスでありません。簡単に修正できる。それを修正できれば
、日本はもっと良いプレーができる。本田は素晴らしい選手で複数のポジションでプレー
できるポリバレント性を持ち、勇気があり、集中力もある。本田がFKを外したことだけ
を批判しないでほしい。本田は自分がビッグプレーヤーであると示したかったのかもしれ
ない。しかし、本田のクオリティーは別の分野にある。
●本田が目立たなかったのはそういうことなのか~

 俊輔について話しましょう。彼は非常に良いプレーヤーだ。彼が先発でなかったことを
彼自身がもっと考えるべきだ。俊輔は日本では非常にユニークな選手。しかし、サッカー
についての考え方を彼自身が考え直すべきかもしれない。効果的なプレーは何かという
こと。それは遠藤保仁も同じだ。2人がモダンでスピーディーなプレーができれば、日本
代表だけではなく、日本のサッカー界全体にとって大きな収穫になるはず。もし彼らがそ
れを身につけていないのであれば、わたしもその責任を感じなければいけない。しかし、
それはすぐに修正できると思う。できなければ非常に残念なことだ。彼ら2人はもっとい
いプレーをしてほしいと思う。まだまだゲーム中にピッチの上にソファーを持ち出し座り
込んで、葉巻をくゆらせるような選手になってほしくない。危険な場面にどんどん飛び出
し続けるような選手であってほしいと思う。
●「効果的なプレーは何かということ。」→俊輔と遠藤にオシムさんが求める「効果的な
プレー」というものが具体的に知りたい!

―デンマークの戦力をどのように分析しているか? また、オランダ戦で次につながるよ
うなプレーがあったと思うか?

 今大会を見ているかぎり、本来のデンマークではないという印象だ。ニクラス・ベント
ナーやイェスパー・グロンケアのような有名な選手がいるが、彼らが本来のプレーをすれ
ば日本は頭痛を抱えてしまうだろう。しかし、そうではない。今日のオランダもそうだ
った。弱点があるとすれば、デンマークは大きいけれど、機敏ではないということ。彼ら
の背の高さを長所ではなく弱点にしてしまう。日本の機動力を使い、1人がボールキープ
する時間を短くして、パススピードを上げて、ボールを動かすことで大きな選手は反応す
ることができなくなる。大きな選手は素早い小さな選手を相手にするのが苦手なものだ。
背が低いだけではダメで、スピードがあって勇気が必要だ。 例えば中澤佑二や田中マル
クス闘莉王にどのような選手が嫌か聞いてみてほしい。巻誠一郎(千葉)と戦うのが好
きか、工藤浩平(千葉)と戦うのが好きか。どちらが戦いやすいか聞いてみてほしい。自
分たちも解決策への回答を持っている。そして、集中力を維持しながら相手の弱点をしつ
こく突いていくわけだ。今日の試合で得たものは、負けたけれど、自信がついたことだ。
今日のオランダに対してこのような試合ができたことは、スペインに対しても、ブラジル
に対しても、どんな強豪がきても互角に戦うことができる。遠藤や俊輔が、わたしが考え
るような戦い方をすれば主導権を握ることもできる。進歩するということだ。
●デンマークに勝てる気がしてきた!そうかここで工藤浩平がたとえにあがるのかっ~
工藤浩平は変にうれしいだろうな。

 直す必要があるのは選手のコンプレックス。日本代表の選手たちはコンプレックスを持
ちすぎている。心配なのは、それが決定的な場面で出てきてしまうことだ。特にDFだ。
今日もイブラヒム・アフェライが途中出場した後の時間帯に、GKと1対1になった場面
が2回あった。同じようなことを繰り返してはいけないということだ。川島が素晴らしい
セーブで2点を阻止した。もし失点していたら、ただ単に負けること以上の計り知れない
ダメージを負ってしまうことになっていた。川島はこの試合で自信を失う必要はまったく
ない。彼は今夜寝れないかもしれないが、ウェスレイ・スナイデルにあのようなゴールを
決められたのは川島が初めてではないし、最後にもならないだろう。あの失点のことは気
にせずに、防いだ2点を振り返るべきだ。
●これを川島が聞いたらモチベーションあがりますよね。

―グループリーグ第3戦に決勝トーナメント進出が懸かっている。過去の経験の中で、こ
のような状況でどんな言葉が一番うれしかったか?(●いい質問のしかた!)

 W杯の経験で言えば皆さんと同じだ。試合が終わってからああすればいい、こうすれば
良かったと考えるわけだ。勝てなかったことはある。その場合、一番心配なのは選手が自
信を失うことだ。特にショックだったのは、(90年のW杯でユーゴスラビア代表を率
いて)ベスト8までいって、アルゼンチンにPK負けしたとき。試合が終わった後にな
って、どんな差で負けたのかを考えるわけだ。日本代表もそのような状況にならなければ
いいと思う。
 日本代表が下手なプレーをするとわたしが悪かったのかと責任を感じてしまう。良いプ
レーをすればいいが、悪いときはわたしが日本でやったことは無駄だったのかという気持
ちになってしまう。あるいは、わたしの言ったことが日本人には聞こえていなかったの
かと。わたしは日本人ではありませんが。

 実はドクターから、テレビでもサッカーの試合を見ないように言われている。わたしは
この瞬間もリスクを冒しているわけだ。まあ、リスクを冒さないと収穫はないということ
を繰り返し言っているが(笑)。プロとしていったん引き受けた仕事では、選手たちがわ
たしの命の一部になっている。日本代表は自分の一部だ。日本の前にまだチャンスがぶら
下がっている。それを生かさなければ残念な結果に終わってしまう。リスクを冒すのもほ
どほどにしろという場面があることも付け加えておきたいと思う。わたしはすでにリスク
に関する人間に3人出会ってきた。1人は阿部、2人目は闘莉王、言い忘れたが最初にリ
スクを冒したのは家内だ(笑)。
●「日本代表は自分の一部だ。」→泣けます。最後の「リスクに関する人間に3人出会って
きた。」の訳をもっと正確にしてほしいです。阿部と闘莉王がなんだというのです、
オシムさん?褒めていることには違いないと思いますが、気になります。

いづれにしろ、落ち着いてデンマーク戦を迎えることができるような気がします。

ガーナ-オーストラリア

オーストラリアは先取点後、キャプテン キーウェルをレッドカード退場で失った危機を
ドローでしのぎました。このドローの意味は大きいです。オーストラリアの予選突破の
可能性はまだあります。グループEの第3戦の争いは熾烈です。ドイツも危うい。

カメルーン-デンマーク

うまいこと、直前に目をさましてエトーの先制点を見ることができましたが、ものの数分で
寝入ってしまいました。この後、デンマークが逆転しているとはな~この試合がドローで
したら、さらに日本のアドバンテージがさらに強まったのに。それでも、得失点差でリード
しているのは、日本がオランダに大敗しなかったからですよ!セルジオさん!

W杯 06/18

2010-06-19 08:23:32 | Foot ball
ドイツ-セルビア
前半37分のドイツ クローゼの退場はもったいなかったです。あの時間は先にセルビアの
選手が2枚イエローカードをもらう勢いでしたものね。セルビアはクローゼの退場後の
チャンスをものの見事にいかしました。この試合のスペイン人主審はファウル過多!

後半はポドルスキがまず決定機を2本はずしました。そして、PKでポドルスキが蹴るときに
はやな予感がしましたが、やはりはずしました。この試合は「ポドルスキの試合」ではなか
ったようです。(PKはエリア内でのハンドですが、あのひどいハンドの理由はどうも
ボールにあるようです。)

ドイツの試合は久しぶりにみましたが、あの生意気だったポドルスキやシュバインシュタ
イガー(4年前のドイツ大会の印象です。)が中堅になって、ミュラーやエジルといった
初見の若手が育っています。今日の試合は落としましたが、しばらく強いチームであり
続けるという印象です。

このグループDは、明日の試合でガーナ○-オーストラリア×でしょうから、ガーナが一抜け
で、ドイツとセルビアの2位争いが激しくなりました。ドイツはガーナとですから気が抜け
ません。

スロベニア-米国
スロベニアは第一戦とは印象が違います。初戦だといいうことと相手のアルジェリア
が強かったということでしょうか、強い米国相手に前半で2点リードです。

後半、米国の粘りでドローになりました。

イングランド-アルジェリア
TV放映なし 「お気に」のイングランドがスコアレスドローでこの試合を終えました。
平日は朝から各局ふんだんにW杯速報を流すのですが、土曜日は違うようでイングランド
の試合映像を見ていません。なんで引き分けたの~「自国以外は強豪国順当勝ち」でくれ
ぐれもお願いします。

イングランドの予選突破のためには、スロベニア-米国も引き分けて良かったはずです。
スロベニアはあの試合勝っていれば予選突破でしたからね。でかした、米国!



さて、今晩はオランダ戦です。でかいです。うまいです。大敗だけしなければOKです。

W杯 06/17

2010-06-18 09:17:41 | Foot ball
アルゼンチン-韓国
韓国もアルゼンチンには歯が立ちませんでしたね~日本は、98年フランス大会でアルゼン
チンと対戦していますが、1-0で惜敗しています。バティステュータの得点でしたね。今の
アルゼンチンはさらに強いように思います。メッシ・テベス・イグアインの3トップの
破壊力は抜群ですね。結果はイグアインのハットトリックですが、メッシは好調です。世界
でメッシしかできないPLAYを目の当たりにすることができて喜びいっぱいです。

韓国は大敗してしまいましがた、第3戦は ナイジェリア×-韓国○ ギリシャ×-アルゼン
チン○ でしょうから、決勝トーナメント進出の可能性は大きいですね。

ギリシャ-ナイジェリア
ナイジェリアは、MFの選手の悪質なファールによるレッドカード1発退場で試合を台無しに
してしまいました。前半が終わったところですっかり見続けるモチベーションがなくなり
今大会初めての視聴終了。結果は、ギリシャの辛勝。

フランス-メキシコ
中継なし メキシコの快勝でした。フランスのW杯の最近の結果は、98フランス大会優勝
 02日韓大会1次リーグ4位 06ドイツ大会準優勝 と浮き沈みがあります。今大会はこの
まま終わってしまうのか?

第3戦 メキシコ0-ウルグアイ1 フランス○-南アフリカ×だとしても、フランスは4-0で
勝たないといけません。

正直なところ、フランスにしろスペインにしろ、自国以外は「強豪国の順当な予選勝ち
上がり」が好ましいのですが・・・

そしてなによりも心配なのが、明日のオランダ戦に向けたTV・新聞メディアの「煽り報道」
です。カメルーン戦の勝利により、それまでの「岡田バッシング」から「岡田賛辞」の「手の
ひら返し」は見苦しい限りです。明日、オランダに大敗したら、また「岡田バッシング」に
逆戻りですか?TV・新聞メディアへ視聴者から「強くもの申す」ようなことはできないので
しょうか?「JARO」なのかな?


W杯 06/16

2010-06-17 08:37:57 | Foot ball
ホンジュラス-チリ
ゲーム当初は「復興の願いを託された」チリを応援していましたが、ゲームが進むにつれて
「攻撃の手を緩めない」チリを応援することになりました。ロスタイムでも、ゴール前に人数
をかけて攻撃をするスタイルは本物です。得点は1点に終わりましたが、強いチームです。
7番のサンチェスはこの大会でBREAKしそうですよ。

スペイン-スイス
「最後に満を持して登場したスター軍団」スペインでしたが、スイスに負けてしまいました。
華麗なパスサッカーが頂点をとる過程を見たいので、スペインがこのまま予選敗退などと
いうことがないように祈っています。

南アフリカ-ウルグアイ
中継なし エース フォルランの活躍でウルグアイの快勝のようです。南アの開催国予選
敗退が現実になりそうです。地元の熱が冷めてしまうのは残念ですが、もしかすると
「ブブゼラ」の音が少しは収まるかな?ブブゼラの音に慣れ始めてはいますが、あるべき
各国の応援スタイルを全く見聞きすることができていないことは大いに不満です。最初から
最後まで「ブーブー」やられていたらメリハリを感じません。応援とブーイングがサッカーの
試合の欠かせないfacorであると感じています。

W杯 06/15

2010-06-16 09:08:39 | Foot ball
ニュージーランド-スロバキア
TV中継なし ニュージーランド やりましたね!ロスタイムの同点ゴール。今大会最弱チ
ームと値踏みしていましたが、勝ち点1獲得は自信につながります。F組は4チーム勝ち点1
で並びました。日本が勝ち上がった場合の対戦国のいづれかですので、こちらも気になり
ます。まさか、ニュージーランドが勝ち上がることはないと思いますが・・・

コートジボワール-ポルトガル
スコアレスドローでしたが、見応えのある試合でした。日本代表の強化試合で感じたコー
トジボワールの強さは本物でした。ドログバが途中出場した際のスタジアムの盛り上がりは
感動モノでした。FULL出場していたら、さらに攻撃力があっただろうに・・・ドログバに
は「申し訳ない」気持ちでいっぱいです。闘になり替ってお詫び申し上げます。G組の予選
突破はどの国になるのかは予断を許しません。

ブラジル-北朝鮮
TV中継なし 今朝の試合速報をみるならば北朝鮮の善戦のようですが、試合全部を見てみ
ないとわからないな~

W杯 06/14

2010-06-15 19:38:20 | Foot ball
オランダ-デンマ-ク
残念ながら、運転しながらの観戦となりました。

日本-カメルーン
これまた、あまり集中してみれる状況ではなかったのですが、なんと勝ち点3をつかんでし
まいました。最後のカメルーンのパワープレーは、怖くて見ていられなかった。

本田は以前より、得点チャンスは当然少ないと覚悟していて、自分はその中でも得点したい
と言っていました。良くやってくれました。

岡田監督は、試合後のインタビューで「試合終了のホイッスルは次のオランダ戦の試合開始
のホイッスルだと考えている」と嬉しい中にも冷静さを感じさせる発言をしました。まさ
か勝った場合のコメントを用意していた?とも思わせるぐらい落ち着いていました。最近
の岡田監督のメンタルを心配していましたが、安心しました。

それにしても、初戦勝利後のメディアの「手のひら返し」には驚きますね。深夜の渋谷での
大騒ぎなどはTVを中心とするメディアの「手のひら返し」に比べたらかわいいもんですよ。

Superfly 「タマシイレボリューション」.


イタリア-パラグアイ
中継なし