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潮干狩りは全日程中止
船橋
東日本大震災の影響で敷地内の大部分が液状化した船橋市潮見町のふなばし三番瀬海浜公園は、来園者の安全が
確保できないとして4月15日~6月15日に予定していた潮干狩りの全日程を中止すると発表した。当面園内は
立ち入り禁止。プールも一部損壊した。
同園は都心に一番近い潮干狩り場として人気。同公園によると、地震前にすでに東京都内の小学校など33団体
約1万2千人の予約が入っていたという。
管理棟周辺や駐車場などはほぼ全面的に泥に覆われ、隆起や陥没も起きて安全に歩けない状態。人工海浜に出ると、
潮干狩りシーズンに使用する鉄骨の放送塔が浅瀬で傾いたままだった。
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そしてなにより、稲毛ヨットハーバー及び駐車場が閉鎖されており、再開の目途もたっていないということです。
富津岬潮干狩り場は今日もOPENしていますが、今のところ大きな入場者の動きを目にしておりません。
地震後から春休みにかけての富津岬荘の予約取り消しもかなりの数にのぼったとのことです。
観光業のダメージは全国的なもののようで、「自粛ムード」「原発未解決」「TDR閉園中」「修学旅行方面変更」
「外国人観光客の日本敬遠」などとさまざまな不安要因を抱えています。
日本の屋台骨を支える製造業も大きなダメージを受けているようです。自動車産業でさえ、輸入諸国から「原発汚染の風評」
にさらされているとのことです。東北地方の部品会社が被害を受けている中で、なんとか車を製造しても
「原発の影響を受けた車」という見方をされるかもしれないと自動車工業会会長がいってましたね。
「生もの」でない「自動車」が、原発の影響をどう受けるというのだ!なんとも、やっかいだ。