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富津乃風

ウィンドサーファーのパラダイスゲレンデ「富津岬」から、real timeの風情報をお伝えします。

内閣不信任案 否決

2011-06-02 22:26:42 | 政治

「大山鳴動して造反2人」でしたね。果たして、「不信任案可決」の情報はマスコミの煽りだったのでしょうか?

 

ホッとして安心すると、「取り越し苦労だった」ように思えてしまいますが、

各社報道番組の昨日からの政局の振り返りをみると、やはり「不信任案決議」の一歩手前だっだようです。

 

今日はNHK中継から目ないし耳を離すことができませんでしたね。

12:00 NHKの民主党代議士会中継に見入りました。

菅総理の「大震災に取り組む一定のめどが付いた段階、私がやるべき一定の役割が

果たせた段階で、若い世代の皆さんにいろんな責任を引き継いでいただきたいと考えている。」

という発言で、NHKが「菅総理退陣表明」の速報を流しました。おいおい、退陣表明はしていないだろう。

メディアの怖さはここら辺にあります。それでも、この弱含みの「退陣を示唆」が菅さんの打開策

であることはよくわかりました。これでは、造反議員を抑えるのは弱いかな~と思っていると・・・

鳩山由紀夫氏が続いて、「内閣不信任案採決にあたっては党を挙げて否決するよう」呼びかけたのには

驚きましたね~ 今朝は、鳩山さんは「不信任案賛成」とTVカメラの前で断言してなかったっけ~

そして、鳩山さんが退陣の期日をはっきりさせようとしているのが妙にひっかかりました。

これで、内閣不信任案は否決されるだろうことは素人目にも明らかでした。後は、

15:00すぎに、あれだけ騒いだ造反議員は誰かがはっきりだけです。

 

13:00 NHK国会中継が始まりました。

ただ、採決は15:00すぎ。賛成が150票にのぼってから動きを止めました。

さあ、ここから造反議員の登場かと思いきや、151票目は誰誰誰(あとで、横粂氏だとわかりました)、

そして松木氏の152票目ははっきりわかりました、さらに、・・・・それで終わり。

松木氏の他にも「菅には辞任してもらう」と息巻いていた議員はなんと「反対」にまわっていたのです。

これならば言行一致の松木氏の方がよっぽど潔いです。腹立ちましたね~ 

まあ、親分が「棄権」で逃げてしまえばこんなもんでしょう。小沢さん逃げましたね~ 

逃げるんですよね、あの人。逃げる人は信頼できません。

 

15:30 落ち着いたはずの政局も、私のにらんだ通り「鳩山さんでひと揉め」しました。

「一定の目途」が果たしていつなのかについて、鳩山氏は「早くて今月中、7~8月中」と

話し合いがついたとしているのに対して、菅総理サイドは「明確にはしていません」と

したので、鳩山さんが「うそをついてはいけません!」とテレビカメラの前でぶちあげました。

(鳩山さんが「うそをついてはいけません!」とぶちかましたことに対して、2ちゃんねるでは

「お前が言うな!」「自己紹介か?」とさんざんこきおろされていましたので笑いました。)

昼の菅総理の「大震災に取り組む一定のめどが付いた段階」発言の時点で、かなり

ぼかした表現をしていましたので、「鳩山さんの勇み足」とはっきり感じていました。

 

鳩山さんは「発言」もわかりにくいし、「人の話の理解力に乏しい」方のように思えてしまいました。

 


内閣不信任案 趣旨説明

2011-06-02 13:54:15 | 政治

NHKを聴きながら作業しております。

 

大島理森氏の発言が続いています。時間制限ないのですかね?

長すぎます。国会手法とはいえ、否定発言の連続には辟易しますね~ くどい~

 

大島理森氏 自民党の副総裁です。いかにも、自民党のベテラン政治家という

方ですね。苦手です。TV放映されているのはわかっているのだろうから、

もっと国民に理解されるようなまっとうなアピールをすればいいのに・・・

 

なんとも、辟易するこの趣旨説明は自民党に大きくマイナスです。

 


06/02 二流政治への怒り

2011-06-02 09:05:43 | 政治

怒りが収まりません。

 

このまま午後には「内閣不信任案」が可決されてしまうのでしょうか?

昨日からの各TV番組のMCも明確に「このような非常時に政局争いを

すること」に怒りをあらわにしています。小倉智昭しかり、古館一郎しかり、

みのもんたしかり。名物MCの発言に頼もしさを感じましたが、政局は聞く

耳を持たずで、「権力闘争」をしています。口では、被災地の方々、全国民のための

「内閣不信任案」だといいますが、どんなに好意的にみてもそうであるはずが

ありません。特に民主党造反議員は「自分の身可愛さ」だけです。どんなに

言葉を取り繕おうと、「自分の身を守るため」だけとみなします。

「誰を頭にするのか」すら不明のまま、「菅おろしだけ」をすれば「うまくいく」のだ

というのは妄想です。

 

自民党他野党が内閣不信任案提出・賛成するのは「現在の政治システム」ですから、

これは致しかたありません。

 

なぜ、民主党議員が賛成にまわるのでしょうか?

 

その急先鋒である、鳩山由紀夫氏

「総理大臣辞任後の引退宣言」を撤回したり、米軍普天間飛行場の県外移設を断念した理由

に「海兵隊の抑止力をあげたのは『方便』発言」だったりと、信頼するに足らない政治家。

ついでに、この人の弟 鳩山邦夫氏は各種「まとはずれ」発言でもとより信頼感ゼロ。

 

そして、小沢一郎氏

いくつもの政党を立ち上げては壊してきた「剛腕・壊し屋」の小沢氏を、なんとか好意的に

理解しようと今まで出演TV番組を中心に見続けてきましたが、ここへきてわたしなりの結論が

でました。この方はやはり「特技:権力闘争」がもっぱらの政治家です。「政治資金をめぐる問題」は

もしかすると「誰かに刺された」ようなことかもしれませんが、自分の身を守ることに必死なだけ

にしかみえません。

 

両氏を中心に現在80名の造反議員がいるといわれていますが、80名にわたる「おべんちゃら議員」

がいることに腹がたってしようがありません。例えば、小沢氏側近である松木謙公氏の昨今の

発言にシンパシーを感じたことはありません。この中から、政権運営の中枢である閣僚を

任せられる政治家がいるとは到底思えません。

 

対して、追い詰められた 菅政権

私が支持するのは現政権の閣僚のポテンシャルです。鳩山・菅・小沢氏の次の

世代である枝野・野田・海江田・玄葉・蓮芳・福山・馬渕・細野・(前原)各氏等は自民党政権を

倒して民主党政権を作り上げたエースメンバーです。この方たちをして、うまく回って

いかないのは、さすがに指揮官である菅さんの采配に問題があるのかもしれませんが、

「解散OR内閣総辞職」ではこのメンバーを一度、野に追いやることになります。民主党・

自民党を始め各党にこのメンバーを超える能力をもった政治家が思いつきません。

 

上記の若手政治家がなぜ能力が高いと思うかについては、もっぱらTV討論番組の

発言力・発言内容からの判断です。具体的には、「朝まで生テレビでの明快な弁舌」で

あったりします。「口がうまいだけ」という人間性は大変嫌われたりしますので、各若手

政治家ともに「自分のマニュフェストの達成」には留意しているようです。

 

この混乱期に、例えば自民党がイニシアチブをとって政権を運営したとしても

あまりかわらないと思いますよ。石原伸晃さんと石破さんと中川秀直さんくらいでは

政権運営出来ないでしょ。

 

日本は、「経済」「教育」「スポーツ」「芸能」「民度」などについては誇るべきです。

ただ政治は二流以下あることを確信しました。政治が日本の足を引っ張っている!!!

 

どうすれば、安定した政治をこの日本に確立できるのか?

現在の世界各国の政治システムを比較検討して、新しい政治システムを

つくるべきです。米国大統領制がいいのか、イタリアのベルルスコーニのように

醜聞を抱えながら長期間政権につくような政治システムがいいのかは

知識を持ち合わせていませんが、国の成長・成熟に比例するような政治システムの

最大公約数があるはずです!当然、憲法をかえたりしなくてはならない

のでしょうが、この国を変えるには政治システムを変えなくてはならない

のだと強く思います。

 

学生時代に政治学を学ぶべきだったと、いまさらながら嘆いております・・・

 

教えてわかる人!