「大山鳴動して造反2人」でしたね。果たして、「不信任案可決」の情報はマスコミの煽りだったのでしょうか?
ホッとして安心すると、「取り越し苦労だった」ように思えてしまいますが、
各社報道番組の昨日からの政局の振り返りをみると、やはり「不信任案決議」の一歩手前だっだようです。
今日はNHK中継から目ないし耳を離すことができませんでしたね。
12:00 NHKの民主党代議士会中継に見入りました。
菅総理の「大震災に取り組む一定のめどが付いた段階、私がやるべき一定の役割が
果たせた段階で、若い世代の皆さんにいろんな責任を引き継いでいただきたいと考えている。」
という発言で、NHKが「菅総理退陣表明」の速報を流しました。おいおい、退陣表明はしていないだろう。
メディアの怖さはここら辺にあります。それでも、この弱含みの「退陣を示唆」が菅さんの打開策
であることはよくわかりました。これでは、造反議員を抑えるのは弱いかな~と思っていると・・・
鳩山由紀夫氏が続いて、「内閣不信任案採決にあたっては党を挙げて否決するよう」呼びかけたのには
驚きましたね~ 今朝は、鳩山さんは「不信任案賛成」とTVカメラの前で断言してなかったっけ~
そして、鳩山さんが退陣の期日をはっきりさせようとしているのが妙にひっかかりました。
これで、内閣不信任案は否決されるだろうことは素人目にも明らかでした。後は、
15:00すぎに、あれだけ騒いだ造反議員は誰かがはっきりだけです。
13:00 NHK国会中継が始まりました。
ただ、採決は15:00すぎ。賛成が150票にのぼってから動きを止めました。
さあ、ここから造反議員の登場かと思いきや、151票目は誰誰誰(あとで、横粂氏だとわかりました)、
そして松木氏の152票目ははっきりわかりました、さらに、・・・・それで終わり。
松木氏の他にも「菅には辞任してもらう」と息巻いていた議員はなんと「反対」にまわっていたのです。
これならば言行一致の松木氏の方がよっぽど潔いです。腹立ちましたね~
まあ、親分が「棄権」で逃げてしまえばこんなもんでしょう。小沢さん逃げましたね~
逃げるんですよね、あの人。逃げる人は信頼できません。
15:30 落ち着いたはずの政局も、私のにらんだ通り「鳩山さんでひと揉め」しました。
「一定の目途」が果たしていつなのかについて、鳩山氏は「早くて今月中、7~8月中」と
話し合いがついたとしているのに対して、菅総理サイドは「明確にはしていません」と
したので、鳩山さんが「うそをついてはいけません!」とテレビカメラの前でぶちあげました。
(鳩山さんが「うそをついてはいけません!」とぶちかましたことに対して、2ちゃんねるでは
「お前が言うな!」「自己紹介か?」とさんざんこきおろされていましたので笑いました。)
昼の菅総理の「大震災に取り組む一定のめどが付いた段階」発言の時点で、かなり
ぼかした表現をしていましたので、「鳩山さんの勇み足」とはっきり感じていました。
鳩山さんは「発言」もわかりにくいし、「人の話の理解力に乏しい」方のように思えてしまいました。