貧民街の少年ロッキーとジェリーは二人で盗みを働き、ジェリーは逃走に成功するがロッキーは捕らえられてしまう。そして15年後、ロッキーはギャングの頭目となり、かつて自分が住んでいた町に戻ってくる。そこで彼は、牧師となって貧民街の少年達の更生に尽力しているかつての幼馴染、ジェリーに会う。
汚れた顔の天使 1938年/アメリカ/マイケル・カーティス
よくあるギャングの話かと思ったら、ロッキーの死に様に意味のある深いお話でした。
ジェリー神父の落ち着きのある態度と、ロッキーの死に様を見届け流れる一筋の涙に、更に、深みをもたらせたように思いました。
ただ、ロッキーの無茶が突拍子もないし、ベッドの柱に隠した10万ドルや悪事の全てが書かれた手帳の行方がとても気になりました(笑)。