
ジム・クロウ法という人種差別的内容を含むアメリカ南部諸州の州法が存在した1960年代のフロリダ州タラハシー。真面目で成績優秀なアフリカ系アメリカ人の少年エルウッド・カーティスは、ある時、ヒッチハイクで乗せてもらった車が盗難車だったことから、運転手の共犯として警察に逮捕され、有罪判決を受けてしまう。未成年のエルウッドは更生施設「ニッケル・アカデミー」に送られ、そこでターナーという少年と出会う。ニッケル・アカデミーでは黒人の少年たちに対する信じがたい暴力や虐待、運営者たちの腐敗が横行しており、そのなかで生き抜くためにも、エルウッドはターナーと友情を育んでいくが…。
ニッケル・ボーイズ 2024年/アメリカ/ラメル・ロス
序盤、テンポなのかボンヤリなのか、なかなか集中できなくて失敗かと思いましたが、真相が判るにつれて静かに訴えられていたんだなと思いました。
ただやはり、凡人の私にはこの演出なのか雰囲気なのかがすんなりと受け入れられなかったです。
ラスト、ターナーが生きていたのか?と一瞬喜びましたが、エルが大人になってからのシーンで、これまでのエルの目線から、エルの後ろから(エルの頭越し)の目線になったことと、バーで再開したピートの発言から、やはり、ターナーは亡くなっていて、エル越しの目線はエルを見守るターナーの霊なのかもしれないと思いました。
いずれにしても、時代とはいえ、あってはならないことであり、それをしてきた白人はナチスと同じだなと思いました。
ニッケル・ボーイズ 2024年/アメリカ/ラメル・ロス
序盤、テンポなのかボンヤリなのか、なかなか集中できなくて失敗かと思いましたが、真相が判るにつれて静かに訴えられていたんだなと思いました。
ただやはり、凡人の私にはこの演出なのか雰囲気なのかがすんなりと受け入れられなかったです。
ラスト、ターナーが生きていたのか?と一瞬喜びましたが、エルが大人になってからのシーンで、これまでのエルの目線から、エルの後ろから(エルの頭越し)の目線になったことと、バーで再開したピートの発言から、やはり、ターナーは亡くなっていて、エル越しの目線はエルを見守るターナーの霊なのかもしれないと思いました。
いずれにしても、時代とはいえ、あってはならないことであり、それをしてきた白人はナチスと同じだなと思いました。