ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

幽霊と未亡人

2020-06-10 | 映画 ヤ行
若く美しい未亡人ルーシーが海辺の一軒家に引っ越して来た。ところがその家には、亡くなった前の持ち主グレッグ船長の幽霊が出るという。だが強気のルーシーは幽霊船長のおどしにもめげず、一緒に暮らす事に。まもなくルーシーは生活費に困り、家賃も払えなくなった。見かねた船長は、自分の生涯を小説にして出版すればよいと提案。その日から船長が語り、ルーシーが書く、という毎日が続いた。始めは喧嘩ばかりだったが、小説が出来上がる頃には二人は惹かれあうようになってしまう……。

幽霊と未亡人 1947年/アメリカ/ジョセフ・L・マンキーウィッツ




面白かったです。
幽霊に立ち向かう未亡人と、タジタジのグレッグ船長(幽霊)が微笑ましくて、これは面白かった!
グレッグ船長の自伝はどれくらい売れたのかなー?ルーシーたちが生活に困っている風ではなさそうなので、継続して印税が入ってきたのかなー?とか、つい、現実主義の私は野暮なことを考えてしまったり…(笑)。

そして、突然、姿を消してしまったグレッグ船長…。
ルーシーが亡くなるその瞬間に登場!何十年もルーシーが来るのを待っていたんだなーと思うと、これまた微笑ましかったです。
でも、残されるマーサは大丈夫かなー?アンナが引き取ってくれるのかなー?とか、これまた、野暮なことを考えてしまいました。

幽霊が出る家…ということで、少しおどろおどろしさがあるのかな?と思って観はじめたのですが、本当に微笑ましいの一言で、気持ちの和むおばけ映画でした。
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