ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

武士の家計簿

2012-03-27 | 映画 ハ行


代々加賀藩の御算用者(経理係)である下級武士の猪山直之は、家業のそろばんの腕を磨き出世する。しかし、親戚付き合い、養育費、冠婚葬祭と、武家の慣習で出世の度に出費が増え、いつしか家計は火の車!一家の窮地に直之は、“家計立て直し計画”を宣言。家財を売り払い、妻のお駒に支えられつつ、家族一丸となって倹約生活を実行していく。見栄や世間体を捨てても直之が守りたかったもの、そしてわが子に伝えようとした思いとは――。世間体や時流に惑わされることなく、つつましくも堅実に生きた猪山家三世代にわたる親子の絆と家族愛を描いた物語。

武士の家計簿 2010年/日本/森田芳光





素晴らしいですね~、家計簿(笑)。
いやぁ~、見習わなきゃ!ですね。
家計簿はつけていても、ただ書いているだけでは全く意味がないのは解っていても、なんていうか、あ~~、ダメだ私…。

子供の頃から家計簿を書かせ、お金の管理もさせている家なのに、どうして借金が増えたのかな~?という疑問もありますが、やはり、向き不向きがあるでしょうし…ということで納得することにしました。

全体的に“同じトーン”で描かれているので、多少、退屈感を感じる時もありましたが、そんな中にもポイントポイントで盛り上がりがあったので、私としては面白く観ることができました。
前半はコメディタッチでクスッと笑えるシーンもありましたし、堺雅人が醸し出す“同じトーン”が映画とマッチしていたと思いました。

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