ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

グランドフィナーレ

2017-04-11 | 映画 カ行


世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド。今では作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っている。長年の親友で映画監督のミックも一緒だが、現役にこだわり続ける彼は、若いスタッフたちと新作の構想に没頭中だ。そんな中、英国女王から出演依頼が舞い込むが、なぜか頑なに断るフレッド。その理由は、娘のレナにも隠している、妻とのある秘密にあった。

グランドフィナーレ 2015年/イギリス/パオロ・ソレンティーノ




私にはちょっと難しかったかなーと思います。
どう受け止めたらいいのか、どう歳を取ればいいのか…、思わず考え込んでしまいました。
黙っていても老いていきますし、漠然とですが、迷惑をかけないようにせめて健康でいようとか、少しでも多く老後の資金を貯めようとか、
そういうことは考えますが、精神面は全く考えたことはなかったです。
どういう精神状態になるんだろう…、考えても想像できなくて、でも、一人になったら孤独なのかなーとか、うーん。

登場人物やホテルの説明的なものがなく、全体的に謎っぽい雰囲気がありました。
毎晩催されるバンドの生演奏やショー、ホテルの装飾やサービスが個性的で、とても雰囲気のある映画だと思いました。
景色も素晴らしく、印象的なシーンがたくさんありました。
マイケル・ケイン、ハーヴェイ・カイテル、ジェーン・フォンダ、レイチェル・ワイズ、豪華でしたー。
ポール・ダノが印象的で、ヒトラーに扮して登場したシーンはソックリで驚きました。

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