ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ウィルソン

2010-03-31 | 映画 ア行


1909年、当時プリンストン大学の学長だったウィルソンは、民主党の大物たちに請われ、ニュージャージーの州知事選にうってでることを決意。勝利を収めたウィルソンは、やがて大統領選に出馬。ここでも選挙戦を制した彼は、1913年、第28代の合衆国大統領の座に就く。第1次大戦勃発後、当初は孤立主義を貫いていた彼もドイツの挑発を受けて遂に参戦。戦後の彼は、各国首脳との講和会議に臨み、国際連盟の設立を提唱するのだが……。(WOWOWより)

ウィルソン 1944年/米/ヘンリー・キング





長いけどとても観やすい映画でした。
当時の映像があまり多く使われていなくて、それがかえって映画としての面白みを損なうことがなくてよかったと思います。

ウィルソン大統領、ノーベル平和賞ですよね。
これだけ真剣に世界平和を望んでいた大統領だなんて、心の底から素晴らしい。

プリンストン大学学長から知事になり・・・、民主党幹部に媚びを売らずに、黙々と自分のすべきことを実行する姿は尊敬です。


wowowの【解説】も掲載させて頂きます。

今回のWOWOWの放送が日本初公開。1913年から21年にかけて第28代の合衆国大統領を務め、第1次大戦後には国際連盟の設立にも心血を注いで、1919年ノーベル平和賞に輝いたウィルソン。彼のあくまで高潔で理想主義的な政治家人生に心酔していた20世紀フォックスの事実上のボス、D・F・ザナックが、当時、第2次大戦のまっただ中、自らの肝煎り企画として彼の伝記ドラマを製作することを決意。それだけに戦時中のプロパガンダ色の濃い作品に仕上がり、アカデミー賞5部門受賞ながら日本では劇場未公開となった、いわくつきの1本だ。

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