ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

シリアスな男たち

2020-10-13 | 映画 サ行
貧民街に暮らす男が張りめぐらすのは、夢にまで見た成功をつかむための巧妙で壮大な策略。だが塗り重ねたウソはやがて、幼い息子の心を少しずつむしばみ始める。

シリアスな男たち 2020年/インド/スディール・ミシュラ




でもまー、自分がバカなことをしているって、息子に申し訳ないって気付いたので、それでいいのかなと…。
アディの天才ぶりに騙される方もどうかと思うから、微妙なお話ではありましたが、その微妙加減が面白かったかな?

教授が思いのほか善い人なのが効果的で、でもこの人は国民のみならず世界を騙そうとしていたわけですから、なんだか、みんな必死な嘘つきでロクでもないなーと笑ってしまいました。

で、最後が理解できない…。
父親がアディに困った時に言うように(キレるように)と教えていた言葉「下等な人間は相手にできない」を、その父親が妻に言ったのはどうして?(笑)

イギリス時代に作られた刑務所に今も1万人が住んでいるということに驚きました。
刑務所ですから狭い一間です。その中に台所があって、シャワーはカーテンで仕切って、残ったところにベッドが一つ、それに家族3人が寝ていて、あ、机もあったか、テレビは壁掛けで、何より、ドアが厳重なためか、常に開けっ放し。
大変な暮らしだなと感じました。
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