イザのブログ

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ソフトバンクのホームアンテナ設置

2008年02月14日 20時32分17秒 | 記録
昨日まで私のリビングではソフトバンクの携帯電話は『圏外』を表示していた‥




2月1日にソフトバンクのホームアンテナを電話にて申し込んだ。

2月6日以降にソフトバンクからメールが届くのでそのメールに書いてある電話番号に電話しろと言うことだった。



2月6日にソフトバンクからのメールが来た。

メールに『ホームアンテナ工事日受付センター』に電話して工事日を予約しろと書いてあった。

書いてあった番号に電話して最短日の2月14日の午前9時、で予約を取った。




2月14日今日、前日に連絡がありますとの事だったが連絡はなかった。

8時50分に「ソフトバンクですが近くに来てますが場所は何処ですか?」と言う業者様からの電話があった。味のある人のオヒトヨシそうな最先端なソフトバンクとは似ても似つかない話し方の田舎のおっさんっといった感じの話し方。

9時に我が家に到着。色あせたオンボロい青い軽トラの荷台にシートをかけ一見、大工と間違えるほどの風貌。そしてその車にはが二人のっていた。


どこをどうみてもソフトバンクのオーラは漂っていないオーラのおっさん達。

私はこの二人どうも親方と従業員と言う間柄とみた。

頑固そうな60代半過ぎあたりの爺様親方と、ちょっとネジの抜けたうっかり八兵衛風のお人よしの従業員、といったところだ。

(マイナーな例えで言うなら水戸黄門の偽ご隠居一行の『偽ご隠居様』と『偽八兵偉』。これがぴったり合致する。)


最初に電話を掛けてきたのは八兵衛のおっさんの方。なぜまあまあな親方が電話を掛けてこなかったのか不思議だった。

多分コレがこの人たちの関係、また親方の考え方、なのだろう‥



おっと話がずれた!



親方と丁稚は私の家に上がり込むとそれなりに坦々と作業を進めて行った。
冷静沈着無口な必要最小限の言葉を発する親方と「ヘイヘイ」と言いながら外で作業を進める丁稚(でっち)。


「こんなんでだいじょうぶ、、かよ~」


と、オンボロ軽トラと身なりと言う"見掛け"でこの初老の二人を判断していた私だったが、数十分後にはそれが恥ずかしいくらいにまさに「あっ!」っと言う間この二人のアンテナ設置工事作業はスマート終わった。


室外に設置する室外アンテナは家の外壁に傷を入れることなく鉄筋コンクリートマンションを上下に走る"雨とい"に上手に巻きつけて設置完了。

室外アンテナから伸びるアンテナ線をエアコンの配管穴から室内に取り込む。

室内アンテナは壁に全く穴を開ける事もなく、食器棚の上にチョコンと立ててエアコン用のコンセントにプラグを差し込み、最後に室外アンテナと室内アンテナの距離を調整して設置完了。といった作業具合だった。

一番感心したのは室外アンテナの取り付け位置とエアコン用のコンセントの流用だ。いくら毎日毎度の事とは言え経験から得た発想には間違いない。


当初ソフトバンクの工事日予約受付センターからは「設置には2時間くらいかかります」と言われていたが、9時に我が家に上がりこんだこの全くソフトバンクが似合わない2人は、30分後の9時半には我が家からオンボロ軽トラにて立ち去ろうとしていた。



「ありがとうございました」


玄関先で見送りをしていた僕の方を一度も見ることもなく。

二人はオンボロ軽トラ車をバックさせることに全身全霊を奪われていらっしゃった。




ソフトバンクホームアンテナ申し込みから2週間‥

ありがとう全くソフトバンクオーラのなかったバックが苦手なおっさん!



大工さん達が立ち去った後、家の部屋の中には輝かしいばかりに3本立ち並んだ、私のソフトバンクの携帯電話がそこにあった。

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