のち
ここ数日忙しいので仕事帰り前に職場から書いてます。
今朝の新聞に「ソニー通期100億円赤字に」と書いてあった。
その理由として《ヒット商品が育たない》と書いてあった。
ソニーのヒット商品と言えば言わずと知れた『ウォークマン』。
ウォークマンがヒットするころまでのソニーは、
思案した商品が売れる売れないは別にして
社員だれもが自由な発想をし
デザインも中身も『良い製品』にできた。
だからこそ消費者みんながソニーと言う社風に憧れ、
ソニー製品を好んで購入していたのだと思う。
しかし今のソニーはちょっと違う。
ソニーの製品に真新しさや感動を覚える商品がない。
他の電機メーカーやベンチャー企業でもやれそうな事しかやってない。
今のソニーは他の電機メーカーと何もかわらない。
7年前。ソニーはパソコン市場に乗り出した。
メーカーとしては遅い船出であったが
「ソニーのパソコン」と言うことでみなが期待した。
その中で特に注目されたのが
ソニーがパソコンに搭載するオペレーティングシステム。
僕はソニーだったらどちらかと言うと『MacOS』を選ぶと思った。
そう思った人は僕以外にも沢山いたと思う。現にそれを望んでいたひともかなりいた。
なぜならそれが「ソニースタイル」として当然の事だと思ったから。
その頃はマック互換機も複数の会社から販売されていたが
ビックブランドからのマック互換機の発売をみんなが期待し待っていた。
他のビックブランドが当然のごとく続々と無難なWindows搭載のパソコンを
出してくるなか。なかなかパソコンを出してこないソニー。
みんなの期待はソニー一点に集まった。
しかしソニーが選んだ道は「《無難な》Windows搭載のパソコン」。
この時点でソニーに失望したひとはかなり多かったと思う。
会社としてはベータとVHSの教訓を生かしたのかもしれないが、
これはソニー信者を裏切る行為であったと僕は思う。
それまでのソニーは独創性があり「ソニーは電機メーカーでは無い」
と思っていたが、このパソコンの発売でソニーは遂に
普通の利益追求型の一電機メーカーに成り下がった。
利益もを産むことは企業としてもちろん大事な事だが、ソニーの利益を生んできた
ソニーのアイデンティティがなくなってしまったのだ。
その後のソニーの株価低迷は言うまでも無い。
昨今、ソニーウォークマンに変わるアップル製品のアイポッドの爆発的ヒット。
ソニーを愛したアップル最高経営責任者のスティーブ・ジョブス。
そのソニースタイルを愛した男がソニースタイルを受け継ぎ
今現在、小回りの利く自由な独創性でソニー製品よりよい製品を世の多くの人に送り出している。
そんな事を考えるとソニーが状況回復する一番の近道は
『ソニーはソニーの原点に帰る』
事が一番早い道のりではないだろうか?
と僕は思う。
ここ数日忙しいので仕事帰り前に職場から書いてます。
今朝の新聞に「ソニー通期100億円赤字に」と書いてあった。
その理由として《ヒット商品が育たない》と書いてあった。
ソニーのヒット商品と言えば言わずと知れた『ウォークマン』。
ウォークマンがヒットするころまでのソニーは、
思案した商品が売れる売れないは別にして
社員だれもが自由な発想をし
デザインも中身も『良い製品』にできた。
だからこそ消費者みんながソニーと言う社風に憧れ、
ソニー製品を好んで購入していたのだと思う。
しかし今のソニーはちょっと違う。
ソニーの製品に真新しさや感動を覚える商品がない。
他の電機メーカーやベンチャー企業でもやれそうな事しかやってない。
今のソニーは他の電機メーカーと何もかわらない。
7年前。ソニーはパソコン市場に乗り出した。
メーカーとしては遅い船出であったが
「ソニーのパソコン」と言うことでみなが期待した。
その中で特に注目されたのが
ソニーがパソコンに搭載するオペレーティングシステム。
僕はソニーだったらどちらかと言うと『MacOS』を選ぶと思った。
そう思った人は僕以外にも沢山いたと思う。現にそれを望んでいたひともかなりいた。
なぜならそれが「ソニースタイル」として当然の事だと思ったから。
その頃はマック互換機も複数の会社から販売されていたが
ビックブランドからのマック互換機の発売をみんなが期待し待っていた。
他のビックブランドが当然のごとく続々と無難なWindows搭載のパソコンを
出してくるなか。なかなかパソコンを出してこないソニー。
みんなの期待はソニー一点に集まった。
しかしソニーが選んだ道は「《無難な》Windows搭載のパソコン」。
この時点でソニーに失望したひとはかなり多かったと思う。
会社としてはベータとVHSの教訓を生かしたのかもしれないが、
これはソニー信者を裏切る行為であったと僕は思う。
それまでのソニーは独創性があり「ソニーは電機メーカーでは無い」
と思っていたが、このパソコンの発売でソニーは遂に
普通の利益追求型の一電機メーカーに成り下がった。
利益もを産むことは企業としてもちろん大事な事だが、ソニーの利益を生んできた
ソニーのアイデンティティがなくなってしまったのだ。
その後のソニーの株価低迷は言うまでも無い。
昨今、ソニーウォークマンに変わるアップル製品のアイポッドの爆発的ヒット。
ソニーを愛したアップル最高経営責任者のスティーブ・ジョブス。
そのソニースタイルを愛した男がソニースタイルを受け継ぎ
今現在、小回りの利く自由な独創性でソニー製品よりよい製品を世の多くの人に送り出している。
そんな事を考えるとソニーが状況回復する一番の近道は
『ソニーはソニーの原点に帰る』
事が一番早い道のりではないだろうか?
と僕は思う。