「なんだか日差しが秋っぽい」と思っていた。
暑いのは暑いし太陽も眩しいことは眩しい。
けれど太陽が"ギラギラ"と照りつける感触が今年はあまりないのだ。
先週あたりからそれは思っていた。
毎年、夏の日差しが8月10日前後にふっと寂しくなるのを感じる。
しかし今年は梅雨が明けて一週間後にはもう、寂しい日差しに変わっているように思えるのだ。
そんななか今日、本格的にツクツク法師がなきだしてるのには驚いた。
ツクツク法師は通常夏の終わりを告げるセミだ。
常夏のセミ"アブラゼミ"と時期的なすみわけをしているので夏晩から鳴き声の多くなるセミである。
去年は私のブログにも書いているが
8月30日にそのセミ鳴き声が始めてきかれた。
しかし、今年はそれよりも一ヶ月以上も早い今日から鳴いている。
秋の日差しと思えるのは自分の五感のずれではないかと思っていが、どうやらそうではないらしい。
今日全国の梅雨明け発表が出され本来ならばこれからが夏本番と言った所だが今年の夏はどんな夏になるのだろうか?
九州だけが特別なのだろうか?
秋の到来がはやくなるのだろうか?
それとも今から延々2ヶ月間あまり『ツクツク法師とアブラゼミのハーモニー』を聞くことになるのだろうか?
大丈夫か地球。
大丈夫かそして日本!
天変地異によって人の心もまた揺らぐ。
※今年はまだアブラゼミの鳴き声がかなり足りない。