人生山あり谷渓…

ん十年に渡る飲み屋街の徘徊に別れを告げジムと登山に嵌り健全オヤジに変貌。目指すは生涯現役のちょいワルオヤジ(笑)

八ヶ岳 美濃戸~赤岳(2899m) Vol.1

2011-09-27 13:34:43 | 長野の山

2011年9月25(日)~26(月)

世間は金・土・日の3連休ながら、仕事その他で休みが取れるのは日曜のみ

天気予報は3連休は行楽日和との事・・・ どこも行かないんじゃ憤死する

と、半ば強引に月曜日も休みを取り、向かった先は盆休みに続き八ヶ岳

初日は美濃戸から八ヶ岳最高峰の赤岳、ご飯が美味しいと評判の赤岳天望荘泊

翌日は横岳~先回ガスガスで真っ白だった硫黄岳を廻り美濃戸へと

ぐるり南八ヶ岳周回コースです。

5時過ぎに家を出、美濃戸口から凸凹道を進み、9時 やまのこ村駐車場到着

ここで2日分の駐車料金2000円也を支払い出発です

天気は抜けるような青空 いやがおうでもテンション

美濃戸口~美濃戸への酷道 車高の高い4駈じゃないと無理かな?と思いましたが

轍のコース取りさえ慎重に進めば普通車でも通行可能でした

駐車場にはヴィッツとフィット、他にプリウスが多かったです

美濃戸山荘を過ぎ、南沢コースでまずは行者小屋を目指します

八ヶ岳らしい苔むしたシシ神の森を進みます

この雰囲気好きだなぁ~~

出発から2時間チョイ 良い加減林道歩きに飽きた頃に行者小屋着

多くの登山者たちが寛いでいました。 ここでちょっと早い昼食を

下界とあまり変わらない価格のおでん(美味し!)と朝コンビニで買ったオニギリ

そして、おもむろにヨメがリュックの中から取り出したのは

近所のバローで売っているペットボトル入りの赤ワイン

イキナリ酒かよッ(笑)

昼食後は文三郎道をチョイスし、まっしぐらに赤岳を目指します

暫らく岩ゴロの樹林帯を進むと、天まで続くのかッ

と、心が折れそうな急階段の連続 しかもこの階段、一段一段が高い

ここでのテーマソングは

千里の~道も一歩から~始まることを信じよう~ ンガ

by 水前寺清子 365歩のマーチより

フト見れば階段の一つ一つにマムートのプレートが

この階段はマムートプロデュースなのかっ?

※マムート創立150周年記念行事の一環としてマムートジャパンスタッフと抽選で選ばれたお客さんたちの手によって文三郎尾根の登山道整備が行なわれたようです。多謝

もーーーいいっ!ってくらいアキレス腱を伸ばし

喘ぎ喘ぎ階段地獄を終え、中岳との分岐を過ぎれば

今度は岩礫の急登

ここのテーマソングは

試~練は続く~よ~ど~こまでも~ 

「頂上はあと少しガンバレ」のプレート

こういう言葉に癒されるんだなぁ~

でもこういうところの「あと少し」 がホントに少しだったためしが無いんだよな~

案の定 まだまだ鎖も急登も続きます

四肢をフルに使っての登山は久し振りな気がする

 

行者小屋を出て苦闘2時間半 ようやく赤岳山頂(2899m)~~ パチパチパチ

あれほど晴天だったのにいつの間にか周囲はガスガス

おまけに寒い!鼻水ズルズル指先ガタガタのなか記念撮影

 

試練はまだまだ続く(笑) 

凄い処に建ってるな~~  赤岳頂上山荘を横目にズンズン降ります

この辺りの急坂は 降りると言うより鎖に掴まってズルズルと滑り降りるといった感

うぉ!日本カモシカ 今回はヨメも熊と間違えませんでした(笑)

しかし我々を見ても全く動じず ひたすら何かを食べてました

人間(登山者)が無害って知ってるのかな 

今夜の宿、赤岳天望荘

美味しい食事と五右衛門風呂が人気の山小屋です 

天望荘自慢の五右衛門風呂

写真では分かり辛いですが大人4~5人は入れる大きさです

山荘の夕食

バイキング形式で好きなものをいくらでも

カレー風味の鶏野菜煮込みと豚汁は美味かった

ワインは全て3000円、焼酎も中々、山ねこといった一昔前ならプレミアがついたお酒が

4000円(四合瓶)という下界の居酒屋並みのリーズナブルな価格 

もちろん赤ワインの重いやつを選んでもらい1本いただきました

夕食後 談話室で宿泊者達と歓談

明日に向けての貴重な情報をあれこれ仕入れ、楽しいひと時を

そして9時の消灯をむかえるまでもなく

7時過ぎには深~い眠りに・・・

 

 Vol.2 に続く

 

 

 



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