人生山あり谷渓…

ん十年に渡る飲み屋街の徘徊に別れを告げジムと登山に嵌り健全オヤジに変貌。目指すは生涯現役のちょいワルオヤジ(笑)

焼岳(2455m) アルプスの香炉を上高地からピストン(>_<)

2011-10-13 19:43:10 | 長野の山

10月9日(日) 

土~日に掛けて行われた町内の祭りの片付けを終え、帰宅したのが午後3時

今年の体育の日3連休の山行は諦めていたものの

夕方からの打ち上げ(飲み会)は不参加でも良いとの事なので・・・(^0_0^)

急遽、前夜車中泊で焼岳を目指す事に

バタバタと準備を終え、PM5時 自宅発 東海環状~北陸自動車道~清見I.C.~高山へと

ちょうどこの日は高山祭り、清見I.C.辺りは凄い渋滞

また高山市内も一部交通規制なども有り、PM8:00過ぎに高山市内を通過

COCO'S 高山店という158号線沿いのハンバーグステーキが有名らしいファミレスにて夕食

ナンカ 四角いハンバーグに違和感を感じたものの まあまあ美味しかったデス!

その後、COCO'S 隣のサークルKで明朝&昼食用の食料等を買い込み

ナビ頼りで漆黒の158号をズンズン走って沢渡に 立派なトイレと無料足湯に惹かれ

沢渡市営第2駐車場にて車中泊

翌朝・・・ 「オオッ 快晴!!」

当初、他の登山者と乗り合わせで中の湯まで行き

新中の湯登山道~焼岳~上高地バスセンター~沢渡 の予定だったのですが

この駐車場から中の湯へ行く人は殆ど居ないと 皆 涸沢目当てのよう

中の湯まではタクシーで4200円と・・・ うーーーーん(>_<) 

「取り敢えずバスで上高地行って考えます」と いつもの悪い癖 変なところでケチな俺

そうこうするうちバスが到着 考えるまもなく飛び乗って上高地へ 

帝国ホテル前でバスを下車 田代橋から焼岳登山道へ

暫らくは快適な林道を進みます

多少期待していた紅葉は・・・ 途中出合う登山者からは 口々に

「今年の紅葉はダメですよ~~」 と 聞いてもいないのに(苦笑)

今日イチ 唯一の紅葉かな 

このコース名物の3段梯子 この日初めて知った

うちのヨメは高所恐怖症なんだって(苦笑)  

雲ひとつ無い晴天! ここを上がれば新中尾峠

焼岳小屋までもう少し 

恒例のランドネ表紙風写真(爆)

ちなみにコレ 携帯で撮った写真ですが、携帯にしてはなかなかじゃ? 

笠ヶ岳・・・? 

焼岳小屋 

久々に目がシカーーーッとなるボットントイレでした 

中尾峠の展望地 

ここから山頂までのゴロ岩の急登は辛かった!

容赦ない強風が体力を奪い 何度心が折れそうになったことか(苦笑) 

ここまで来て、山頂の写真が無いんじゃブログにも載せれん! その気持ちだけで登ったようなもの(笑)

北峰直下のコル

「即効元気」 アミノ酸ローヤルゼリー飲んで、最後の力を振り絞り

山頂へ

硫黄臭と黄色く染まった岩 

焼岳山頂~~ ヨメは途中でリタイヤ 

この日は体育の日3連休最終日

このまま中の湯に降りても120%バスには乗れない!電話してもまずタクシーも来てくれない

等々の情報により(>_<) 来た道を上高地に戻ります

ハァ~~辛かった 

結局 上高地から沢渡までバスでも往復2000円 2人で4000円

朝タクシーで乗り合わせナシで中の湯まで行って4200円+帰り上高地から2人で2000円

差し引き2000円しか変わらんじゃないか!っと自分に

上高地からのピストンなんてやるもんじゃねぇ~

バスの最終時間も気になるところ 

帝国ホテルでケーキ奢るから・・・の約束も反故に(笑) バスターミナルへ

殆ど最終のバスに乗って沢渡に帰着 

急いだところで高山祭りで渋滞だろうと さわんど温泉梓湖畔の湯 でひとっ風呂浴び

一眠りして帰宅の途に

上高地まで約3時間半 前夜車中泊とはいえ ほぼ日帰りのようなもの

結構疲れまひた(~_~;) 

 

 

 

 


八ヶ岳 赤岳~横岳(2829m)~硫黄岳(2760m) Vol.2

2011-09-28 20:14:44 | 長野の山

八ヶ岳 美濃戸~赤岳(2899m) Vol.1 はコチラ

2011年9月26日(月) 

AM5:25 ご来光は雲に隠れ拝むことは出来ませんでした

富士山も頭は雲に隠れた状態  でも意外に近くて大きいのに吃驚!

これで天気が良かったら最高でしょうね!また再訪の理由ができました(笑)

 

朝食もバイキング 関東風の甘い玉子焼きもたまには良いかな

ロールキャベツも美味しかったです

AM7:00 小屋をチェックアウト 

少し下がれば地蔵の頭 左に降りれば地蔵尾根を通って行者小屋に

この地蔵尾根道もなかなか難路との事、

鎮座されるお地蔵様に道中の安全を願い、直進 横岳方面へと向かいます

ぶはっw 本人曰く「ランドネの表紙みたい・・・」  だそうです

二十三夜峰、日ノ岳、鉾岳、石尊峰、といった小ピークを

鎖やハシゴの連続する難路を越え 三叉峰 「富士山~~顔出して~」 

振り向けば随分進んできました 

奥の院、ナイフリッジの鎖場・・・カナ? 

なだらかな丸い山容は硫黄岳、右下に硫黄岳山荘も見えてきました 

取り敢えず硫黄岳山荘で初の休憩

ここまで約2時間、コースタイムより10分ほど早い 快調です!

登山路の右側はコマクサの保護区が続きます

硫黄岳山頂へと続く8つの大ケルン

ガスった日はこのケルンが目印となります 先回はガス+強風で

ケルンの陰で風除け 体力回復に大いに役立ちました

硫黄岳山頂~  微妙な天気ながら まあリベンジ達成

今日は爆裂火口もはっきり 吸い込まれそう~ 

山頂を後に、10分も降れば赤岩の頭 

下の道標を右に降れば先回泊まったオーレン小屋へ 直進して赤岳鉱泉を目指します

振り返れば昨日から歩いてきた稜線が一目で

ふぇ~我ながらよく頑張った  赤岳鉱泉でビールのご褒美を

 

赤岩の頭から赤岳鉱泉までのCTは1:10 途中ウンザリするほど単調な降り道を

まだかまだかと歩くこと1:30かかって ようやく赤岳鉱泉に到着 

ここでもマムート印のビアジョッキ(非売品との事) 

カレーはインドカレー、マレーシアカレー、タヒチカレー等々 本格的なものが何種類も有り

辛口のチキンとの説明に惹かれマレーシアカレーをチョイス

大満足の昼食を終えてもまだ12:00ながら雲行きも怪しい・・・ 天気予報は昼から雨と 

もう降り出す前にトットと下山することに

帰りの北沢コースは 南沢に比べ圧倒的に整備され歩き易い

※逆に自然の色濃い南沢が好きという人も多いだろうが・・・

我ながらこんな力がどこに残ってた?ってくらいスイッチが入ってしまい

ビュンビュン(当社比1.5倍)でアッと言う間に美濃戸山荘に(笑)

 

 

 

 


八ヶ岳 美濃戸~赤岳(2899m) Vol.1

2011-09-27 13:34:43 | 長野の山

2011年9月25(日)~26(月)

世間は金・土・日の3連休ながら、仕事その他で休みが取れるのは日曜のみ

天気予報は3連休は行楽日和との事・・・ どこも行かないんじゃ憤死する

と、半ば強引に月曜日も休みを取り、向かった先は盆休みに続き八ヶ岳

初日は美濃戸から八ヶ岳最高峰の赤岳、ご飯が美味しいと評判の赤岳天望荘泊

翌日は横岳~先回ガスガスで真っ白だった硫黄岳を廻り美濃戸へと

ぐるり南八ヶ岳周回コースです。

5時過ぎに家を出、美濃戸口から凸凹道を進み、9時 やまのこ村駐車場到着

ここで2日分の駐車料金2000円也を支払い出発です

天気は抜けるような青空 いやがおうでもテンション

美濃戸口~美濃戸への酷道 車高の高い4駈じゃないと無理かな?と思いましたが

轍のコース取りさえ慎重に進めば普通車でも通行可能でした

駐車場にはヴィッツとフィット、他にプリウスが多かったです

美濃戸山荘を過ぎ、南沢コースでまずは行者小屋を目指します

八ヶ岳らしい苔むしたシシ神の森を進みます

この雰囲気好きだなぁ~~

出発から2時間チョイ 良い加減林道歩きに飽きた頃に行者小屋着

多くの登山者たちが寛いでいました。 ここでちょっと早い昼食を

下界とあまり変わらない価格のおでん(美味し!)と朝コンビニで買ったオニギリ

そして、おもむろにヨメがリュックの中から取り出したのは

近所のバローで売っているペットボトル入りの赤ワイン

イキナリ酒かよッ(笑)

昼食後は文三郎道をチョイスし、まっしぐらに赤岳を目指します

暫らく岩ゴロの樹林帯を進むと、天まで続くのかッ

と、心が折れそうな急階段の連続 しかもこの階段、一段一段が高い

ここでのテーマソングは

千里の~道も一歩から~始まることを信じよう~ ンガ

by 水前寺清子 365歩のマーチより

フト見れば階段の一つ一つにマムートのプレートが

この階段はマムートプロデュースなのかっ?

※マムート創立150周年記念行事の一環としてマムートジャパンスタッフと抽選で選ばれたお客さんたちの手によって文三郎尾根の登山道整備が行なわれたようです。多謝

もーーーいいっ!ってくらいアキレス腱を伸ばし

喘ぎ喘ぎ階段地獄を終え、中岳との分岐を過ぎれば

今度は岩礫の急登

ここのテーマソングは

試~練は続く~よ~ど~こまでも~ 

「頂上はあと少しガンバレ」のプレート

こういう言葉に癒されるんだなぁ~

でもこういうところの「あと少し」 がホントに少しだったためしが無いんだよな~

案の定 まだまだ鎖も急登も続きます

四肢をフルに使っての登山は久し振りな気がする

 

行者小屋を出て苦闘2時間半 ようやく赤岳山頂(2899m)~~ パチパチパチ

あれほど晴天だったのにいつの間にか周囲はガスガス

おまけに寒い!鼻水ズルズル指先ガタガタのなか記念撮影

 

試練はまだまだ続く(笑) 

凄い処に建ってるな~~  赤岳頂上山荘を横目にズンズン降ります

この辺りの急坂は 降りると言うより鎖に掴まってズルズルと滑り降りるといった感

うぉ!日本カモシカ 今回はヨメも熊と間違えませんでした(笑)

しかし我々を見ても全く動じず ひたすら何かを食べてました

人間(登山者)が無害って知ってるのかな 

今夜の宿、赤岳天望荘

美味しい食事と五右衛門風呂が人気の山小屋です 

天望荘自慢の五右衛門風呂

写真では分かり辛いですが大人4~5人は入れる大きさです

山荘の夕食

バイキング形式で好きなものをいくらでも

カレー風味の鶏野菜煮込みと豚汁は美味かった

ワインは全て3000円、焼酎も中々、山ねこといった一昔前ならプレミアがついたお酒が

4000円(四合瓶)という下界の居酒屋並みのリーズナブルな価格 

もちろん赤ワインの重いやつを選んでもらい1本いただきました

夕食後 談話室で宿泊者達と歓談

明日に向けての貴重な情報をあれこれ仕入れ、楽しいひと時を

そして9時の消灯をむかえるまでもなく

7時過ぎには深~い眠りに・・・

 

 Vol.2 に続く

 

 

 


赤岳天望荘なう

2011-09-26 06:25:14 | 長野の山
先日の木曽御嶽のレポも手付かずながら
只今 八ヶ岳に居ます
天気は生憎の曇り 昨日は赤岳のピークハント 今日はこれから横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉を経て帰ります