東日本大震災から早くも半年以上が過ぎました。達谷窟もようやく、平穏な日々を過ごせるようになりつつあります。すべてにおいて無気力状態になりつつも、只々毘沙門様にお仕えし、お参りにおいでになる皆様を待つ日々が続きました。ようやく、「被災して全てなくしたけれど、命だけは助かったから・・・・。報告と御礼に来ました。」と参拝にお出でくださる方がふえてきました。多くの信者さん・信徒さんが被災されたと思われますが、残念なことにそれを確かめる術がありません。ただ、お参りにお出でいただけるのを待つだけなのです。
平泉の文化遺産が、世界遺産に登録され、達谷窟毘沙門堂への参拝も多くなってまいりました。これからが紅葉の本番です。