シリカゲル

この間の“所さんの目がテン”で、実験大賞みたいなのをやってたの。

その中で一番興味が湧いたのがシリカゲルを使った実験。シリカゲルは乾燥剤で、よくお菓子なんかに入ってるよね。
シリカゲルを瓶に入れて、その中に生の椎茸を入れとくと干し椎茸に、生の柿を入れとくと干し柿になるんだってー。
柿なんて、あんな水分タップリで大きいのにさ、しかも皮付きなのに、嘘みたいにシワシワでちっちゃくなってんの。所さんが味見してたけど、ちゃんと甘い普通の干し柿になってたみたい。

干し椎茸は日光に当てる事で栄養価が高まるけど、シリカゲルで作るとどうなるんだろ。やっぱり普通のよりか栄養価は落ちるのかなぁ？
前々から干し芋にチャレンジしてみたいんだよね。これなら手軽に作れそうな気がする。

それとやっぱり瓶で密封するやり方で、ドライフラワーを作ってた。それが色が超鮮やかでビックリ まんま生花みたい
瓶詰めにするから茎の長いのを作るのはムリっぽいかなぁ。 でもプリザーブドフラワーだと値段も高いし、花だけならこの作り方でも結構十分かも。

って思って調べてみたら、ドライフラワー用シリカゲルなんてのが売ってたよ。その筋では有名なのかな？
湿気に弱かったり壊れやすかったりするみたいだけど、やっぱり簡単で面白そう。
ちなみにシリカゲルはそんな高くないし、乾燥させれば何回も使えるそうだから、コスト的にも魅力的。

そして一番驚いたのが干物。干物もシリカゲルで出来ちゃうんだって 開いた魚をシート状のシリカゲルにくるんで密閉しとくだけみたい。そういう宅配もあるって言ってたよ。届くまでの間に干物になるんだって。
これも魅力的だけど、魚はなぁ。いくらシリカゲルが再生出来るからって、臭いとかどうなんだろうね。水分っていっても魚の汁だし。さすがに魚に使ったのは再生出来ないとかかな？

そうそう、シリカゲルってもちろん食べちゃいけないじゃん。ところが、食用に開発されたのもあるんだって。
身近なのだと、カップ麺なんかの調味料と一緒に混ざってるらしいよ。そうすると調味料の乾燥が保たれるんだって。言われてみれば、大昔の調味料は袋ん中で今ほどサラサラしてなかったような気もする。

番組を見終わって、もうシリカゲルに興味深々(笑)。とりあえず、手っ取り早いとこで靴用のシートでもゲットしようかなー。