今日は暗い話

昨日・今日と祖母の葬儀です。

先日“２時間しか寝てない”と書いたのはその為で、寝入りばなに親に起こされ病院に直行。
私達が到着する３０分も前に心肺停止になったにもかかわらず、蘇生措置（心臓マッサージ・酸素吸入・名前は分からないけど口から空気を送って手動で肺を動かす装置：もう自分では動かない）で持ちこたえ、最後の孫が来るまで１時間近くもも蘇生措置のみで頑張ってました。

医者が言うには「今まで７千人以上見てきたけど、こんなのは初めてです。まず有り得ない」との事。ちゃんと全員の声を聞いてから向こうへ行きたかったのでしょう。

祖母は３月に脳溢血で倒れ、すぐに病院に運ばれたものの出血場所が悪かったらしく食道が動かず左半身も不随。
口もきけず、見舞いに行く度に弱っていくのを見るのは何ともいたたまれないものでした。

昨日祖母の家に行くと、何もかもが倒れた時のまま。めくられていないカレンダーや誰も座っていない座椅子を見ると涙が止まりません。
こんな事なら、もっと祖母の所へ遊びに行けば良かったと後悔するのです。

本で読んだのか誰かが言ってたのか、葬式は周りが前へ進む為の儀式なんだそうです。
そこで思い切り悲しんできちんとお別れをする事で、気持ちの切り替えが上手くいくんだそうです。

私も、これからしっかりお別れをしてきたいと思います。