きっと一生に一度の出来事

今日は午前中仕事で、午後は休みでした。

なのでいつもの様に彼氏んちへ行って、その帰り。
相変わらず車の少ない道路を走っていて、信号待ちをしていた時。彼氏が「あれ、ヤバいんじゃない？」って。
その指差した方を見てみると、工場脇の草むらで、火がチラチラと燃えている

一見お盆の送り火くらいな火だったけど、周りには人っこ一人いないし、そんな場所で焚き火も絶対変でしょ。
信号が変わって発進したんだけど、通報するにも住所分かんないし、「Ｕターンして戻ろうよ」って言って戻る事に。

脇道に入って火のすぐ横に停車して、「どうする？ 通報する？ １１９？ １１０？」とか騒ぎながら降りたんだけど、彼氏に「足で踏んで消せないの？」って言われて、私がそれをチャレンジする事に（←火が助手席側だった為）。
ブーツだったから“踏める面積少ないんだけど”と思いつつ、狙いを定めて一撃

そしたら火元にビンが転がってて、“カシャン”って音と共に更に火が燃え上がっちゃったの。一瞬ブーツが火に包まれた。しかもガソリンの様な臭いまで。

彼氏に「ムリだよ ガソリンっぽい臭いもするっ」って訴えてバトンタッチして、火力が弱まったところで今度は彼氏が一撃。したらまた燃え上がっちゃってー。
でも彼氏がガシガシと踏んで、なんとか火はおさまりました。草むらだったのが良かったみたい。あれが枯れた葉っぱとか雑誌とかだったら、完全火事になってたと思う。

ウチらが車から降りたあたりから、ちょうど通りがかった近所の男性がそばで見てたのよ。
彼氏とその男性が話出したんだけど、その人が「割れてますね」って指差したとこを見たら、工場の窓ガラスが割られててさ。彼氏が中を覗きこんだら、中でも何かが燃えてたんだって。
それはちっちゃい火だから、すぐ消えるとか言ってたな。

それで、「どうしよう、通報した方がいいのかな」って言ったら、近所の男性は、そこの工場で働いてる人だったのよー。道挟んだ隣が事務所で、物音がしたから様子を見にきたんだって。
少しの間話してたんだけど、これ以上ウチらに出来る事はないし、後は任せて帰路につきました。

彼氏が帰りに通った時には、パトカーが４台もきてて、警官もいっぱいで、道路もよくドラマで見る黄色いテープで封鎖されてたそうです。

いやぁ、放火を発見するなんて。どうしていいんだか焦りまくりだったわ。こういう経験は二度としなくていいです。