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日々の出来事(グチ?)

その日に見聞きした事の感想、自分の趣味、不満に思う事を書いていきます。日記のような、そうでないような物です。

老人の運転

2005-03-02 22:50:43 | 見たこと・聞いたこと
先日、NHKの「ご近所の底力」の再放送をウッカリ見てしまった。
なぜウッカリなのかというと、夜の1時から始まるからだ。1時間番組だし、終わったら2時じゃない!

その時やっていたのは「老人の危険運転」(そんなタイトルではなかったけど)
色々実験したりして、老人に“もう若い時とは違うのよ”と諭していた。そこに相談に来ていた町は、全国一老人の交通事故が多いらしい。

見ていて怖かったのは、ウインカーを逆に出していたり、歩行者スレスレに走ったりしていた事。同乗の奥さんが「何やってんのよ!」と怒っても、「大丈夫だよ!」と逆ギレしてるおじいさん。
いやいやいや、全然大丈夫じゃないから。

老人の運転手が起こす事故は、交差点と自宅付近が多いらしい。
交差点は分かるけど、ナゼ自宅付近?って思ったら、慣れからくる油断らしい。

その後、色々な実験をしていた。それで分かった事は、老人は一度に2つ以上の事を認識するのが苦手という事、動態視力が落ちてるとの事、反射神経が落ちてるという事。

例えば、一時停止のT字路がある。そこで左折するのだが、アイセンサーの動きを見ると、若い人は“標識・右方向・左方向”と見る。まぁ、普通はそうだ。
ところが、老人は“標識・左方向”しか見ない。当然、日本は左側通行な訳で、車は右から走ってくる。その肝心な右をチラッとも見ていない。
その実験は、教習所みたいな所で行ってたので事故にはならなかったが、普通の道路なら大変だ。
人は年をとるごとに、体の動きが勝手に(自分の意思に関わらず)簡略化されてしまうらしい。
目の動きも簡略化されてしまっているというのだ。

ちょっと逸れるけど、横断歩道じゃない所でいきなり出てくる老人も左右なんて気にしてないね、そういえば。

で、戻るけど、その番組に出ていた老人達は“運転歴○○年”とか威張って言ってたけど、歴が長ければ良いってもんじゃない。
何でもそうだと思うけど、運転は命がかかってるのよ!

で、そんな威張ってる人に限って紅葉マークは付けたがらない。プライドが許さないらしい。
でも付けててくれれば、こっちもそれなりの気構えが出来る。ある年齢以上は必ず付けなきゃダメとかにしてくれないかな。

まぁ、付けたくないのも分からなくもないけどね。あの涙のようなデザインも色も良くないし。
私もあんなの付けたいと思わないし。もっと積極的に付けたくなるデザインにすればいいのに。

ただ、全ての老人がダメ運転な訳じゃない。動態視力も反射神経も鍛えれば何とかなるのだ。
常に自分チェックを怠らないでいれば、なんとか危険な老人にならないですむかなぁ。

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