変って言われた(-.-;)

今日はこの間テレビでやってた、石○裕次郎の“富士山頂”って映画を見ました。

前から一回、裕次郎の映画って見てみたかったんだよね。出演だけしたやつじゃなくて、制作したやつ。
それで、見た感想は“つまんね～”だった。あれじゃ赤字になるはずだわ。

昔どっかで聞いた記憶だと、裕次郎はああいった映画が作りたかったらしいんだよね。あっ、みんな見た？ 内容はね、富士山頂に気象レーダーを建設するってやつなの。まだ道も整備されてない富士山頂に、資材を運んで建設する過程の映画。そういう、地味だけど偉業（？なんか違う）の裏で頑張った人を題材にしたのを撮りたかったらしいのよ。プロジェクトＸ的な感じ？
でも確か、何本かそういう映画を撮ってるんだけど、“黒部の太陽”以外は全部赤字だったはず（うろ覚え）。題材は面白そうなのばっかりなのに、なんで赤字だったか知りたかったのよね～。

確かに興味深い内容だったんだけど、とにかく作りが真面目。過度な演出もなくただ淡々とストーリーが進んでって、最後も「これで終わり～」って声に出して言っちゃうくらい呆気なかった。
多分、ありのままを映像にしたくてワザと過度な演出にしなかったんだろうけど（超勝手な推測）、それじゃ娯楽として成立しないよね～。多分一番の盛り上がりだろうシーンも、“これが見せ場なんだろうな”って分かるんだけど、全く見せ場って思えなくって押し付けられてる感じだったし。

ドキュメンタリー風で撮るにしても、もうちょっと演出やカメラ割りを考えたら面白くなるのにな～とか思いながら見てました。
だって、設計図が画面いっぱいに映るとか、テレビでも“？”なのに映画館のスクリーンに映されてもねぇ。

で、ここに書いてもきっと誰も見てなさそうだったので(笑)、彼氏にその話を熱くしたのよ。したらね、「映画見ながら、いちいちそんな事考えてるの？」とか、「そんな見方つまんなくない？」って言われてしまった。
確かに、だから映画は見に行かない。だって、変なセリフとか演出とか、超気になるんだもん。面白い映画なら気にならないけどね。

それで、“なんで赤字だったか知りたかった”って言ったら、「変だよ」って言われたってわけ。とにかく、映画の見方も見た動機も、全てにおいて私は変らしいです。
見た動機はともかく、映画見る時って“ここはこうした方がいいのにな～”とか、色々気にならない？ やっぱり私だけなのかなぁ。