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ディック&ジェーン 復讐は最高!

2006年01月02日 21時21分21秒 | 映画 た行
原題『FUN WITH DICK AND JANE』


製作:ジム・キャリー
監督:ディーン・パリソット
音楽:セオドア・シャピロ

出演:ジム・キャリー/ティア・レオーニ/アレック・ボールドウィン/リチャード・ジェンキンス


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1977年に制作された「おかしな泥棒ディック&ジェーン」主演ジョージ・シーガル、ジェーン・フォンダのリメイクである。設定も現代風にアレンジしてありストーリーに入り込みやすくなっている。

ハーバー家の夫ディック(ジム・キャリー)はIT企業でアメリカンドリームを手に入れ今や幸せの絶頂期、そのためディックの妻ジェーン(ティア・レオーニ)に家庭に専念するよう勤務先の旅行代理店の辞職をすすめる。家もプール付きの豪邸にリフォームすることに。

ところが事態は急変、会社が倒産し職を失ったハーバー家、生活は一気に苦しくなり状況もますます悪化し遂には今までのプライドを捨てマーケットでバイトを始めるがことごとく失敗。家財道具を売り一時しのぎも長くは続かず遂にはコンビニ強盗を思い付く。

ここまでの展開ならシリアス路線で行けば案外感情移入も出来たかもしれないのだが、何せこの夫婦恐ろしいくらい明るいのである。明日が見えない状況でもプラス思考にしか考えないノーテンキ振りに呆れるばかりである。ジム・キャリーだから当然のギャグオンパレードもチョットくどいかなとも思える。

窮地でとんでもない発想をする夫に何処までも付いて行く妻、これには「馬鹿ップル」を通り越して感動さえ覚えた。夫以上にこの最悪の状況を楽しんでいるようにも見えたティア・レオーニのコメディ演技は意外と良いし、ジム・キャリーとの息もピッタリのように感じた。ストーリー自体テンポがいいのでラストまですんなり楽しめる。正月第一弾として観るには持って来いのスラップスティック作品であった。

おまけ:何処となく夫婦でハッスルする映画として「Mr.&Mrs.スミス」を思い出して比べていました。どちらも妻は同じ“ジェーン”だったし…

評価:★★★

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