トランスフォーマー／ビースト覚醒

評価★★★☆【３．５点】（13）



決着ついてからのラストで思わず「おぉ～！！！」（笑）

◆

1994年のニューヨーク。
ブルックリンに暮らす青年ノアは、ひょんなことから
謎めいた車に遭遇し、その正体が“ミラージュ”という名の
オートボットと知り、次第に友情を育んでいく。
一方、博物館で古代の像の研究をしていたインターンのエレーナは、
気づかぬうちに、あらゆる惑星を食べ尽くしてしまう
恐るべき超巨大トランスフォーマー“ユニクロン”を
地球に呼び寄せてしまう。
やがてユニクロンが送り込んだ先遣隊によって
窮地に陥ったオプティマスプライムらオートボットの前に、
動物に変形するビーストたちが現れるのだったが…。
<allcinema>

◆

本編は今までと似たような話の展開で
どこにも目新しさはないけど、主演カップルが結構地味目で
これが逆に功を奏したのかは知らないが
人間ドラマもそこそこ及第点でギリセーフといったところ。

そういえば、オプティマスプライムをリーダーとする
オートボットのなかでバンブルビーは今回は脇に回っており
代わりに出たのがミラージュという新しいメカである。
これがまたよくしゃべるチャライ系のキャラで微妙だけど
総じて決してつまらない作品となってないのはよかったわ。

敵との戦いが終わって安堵して次のシーンに切り替わる。

ここでワタシの大好きなバイプレーヤーのひとり
マイケル・ケリーがまさかの登場ではありませんか！
これには思わず「おぉ～！」。
さらにその存在が今後に於いて重要な役どころっぽく
まるでアベンジャーズのニック・フューリー的立ち位置で
これでまた期待値あがってしまうのよ。

◆

【今週のツッコミ】

・チャライ系ミラージュの吹き替えはオリラジ藤森さん。

・ココ最近のハリウッドはスパニッシュ系男子と
　黒人女子のカップルがとても多いのは世論に対応している？
　貧乏男子と研究理系女子というカップルの成長する姿に。。。

・今回からアイアンマンのようなキャラも登場してる。
　逆にビーストメカはイマイチでしたが。
　ま、これだと街に出て戦う前に市民に指摘されまくりだろ。

・Q：白血病の弟の治療費払えません。仕事もありません。
　A:うちのメンバーになれば治療費から生活の資金面まで
　　すべて欲しいだけキミのものだよ。その代わり戦ってね。
　　GIジョーの名刺渡しておくから考えておいて。
　
・このマイケル・ケリーのお誘いに彼の返事は？
-----------------------------------------------------------------------------
監督：スティーヴン・ケイプル・Ｊｒ
脚本：ジョビー・ハロルド、ダニエル・メテイヤー、ジョシュ・ピーターズ
音楽：ジョニック・ボンテンプス
出演：アンソニー・ラモス、ドミニク・フィッシュバック、ルナ・ローレン・ベレス

『トランスフォーマー／ビースト覚醒』