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映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

男たちの大和/YAMATO

2006年01月14日 21時37分00秒 | 映画 あ行
原作:辺見じゅん 
監督:佐藤純彌
音楽:久石譲
主題歌:長渕剛
撮影:阪本善尚

協力:海上自衛隊

出演:反町隆史/中村獅童/仲代達矢/鈴木京香/渡哲也

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いきなりですが何故この映画を観て感動しなかったのかを考えていました。そして分かったのです。・・・・・・・・・理由が

俳優陣のなかで(中村獅童を除いて)誰一人感情移入できる俳優が居なかったこと。みんなでベタベタの演技をされたら日本の過去の物語もチープなものになってしまう。戦闘シーンはまるで「バトルロワイヤルⅡ」のような撮影方法で臨場感を出したかったのだけれど、かえって見にくく逆効果である。鑑賞中何度も「パールハーバー」と比較してしまっていた。これが日本映画の限界かと。はっきり言って巨大セットも巨額を掛けた割には演じてる俳優たちが楽しかっただけで見ている私にはまるでその辺りのスケールが伝わってこなかった。

連合艦隊司令官「山本五十六」戦死後戦局は悪化の一途を辿り、運命の昭和20年4月6日、沖縄に向けた「水上特攻」の命を受けた大和は、召集後まもない10代半ばから20代の若者たちが大半の3000余名の乗組員たちと共に出撃、翌7日、アメリカ 軍艦載機延べ300機の激しい爆撃と、魚雷攻撃を受け、午後2時23分、轟沈した。

確かにこの映画を観て「大和と乗員」の知らなかったことなどを知ることが出来てとても悲しくやりきれない気持ちになったのは事実。これは当時の記録フィルムとナレーションだけで語ってくれた方がよっぱど良いように思う。要するにNHKのドキュメンタリー番組として見せてくれた方が断然良かった。

評価:★★

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