映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~

映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

スタンドアップ

2006年01月14日 23時44分41秒 | 映画 さ行
原題『North Country』

製作:ニック・ウェクスラー
監督:ニキ・カーロ
脚本:マイケル・サイツマン
撮影:クリス・メンゲス
音楽:グスターボ・サンタオラヤ

出演:シャーリーズ・セロン/フランシス・マクドーマンド/ショーン・ビーン/リチャード・ジェンキンス/ウディ・ハレルソン

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まずこの出演者を見て最初に思ったのが暴力夫に“ウディ・ハレルソン”が演じてるんだろうなと・・・良い意味で期待は裏切られました。

冒頭、キッチンの床で倒れているジョージー(シャーリーズ・セロン)。血まみれで腫らした顔をゆがめながらゆっくり立ち上がるところからこの映画は始まる。シーンは変わり法廷シーンに飛ぶ。現在進行中のこの法廷シーンに割ってここの原告として立っている理由を説明する形で映画は進んで行く。

1989年冬、カナダ国境に隣接するミネソタ州のある町で暴力夫から逃れて来て母子三人で生活するため鉱山で働くことを決めたジョージー。だが鉱山で働く男女比は30:1の割合でここで働く女性たちは常に男たちから好奇の目で見られ嫌がらせを受けている。そんなところへ美人で人目を引くジョージーが行けばどうなるのかは誰もが予想出来てしまう。

高校時代に妊娠出産しそれが元で父親との確執、長男との衝突、実家の小さな町ではすぐに噂が広まり居たたまれない毎日、だが彼女は負けなかった。職場での嫌がらせが頂点に達した時ついに孤立無援の訴訟を起こすことを決意した。

男の世界で働く女性という立場がどれほど不安なものなのかがもっと説明されていたら主人公に感情移入できたはず、その辺りが判りにくかった分訴訟という手段に行くのにジョージーの泣き顔で誤魔化されたような感じだった。私としてはもっと引っ張って“溜め”を作って一気に爆発させたほうが良かったような・・・いや!あれだけされれば十分という指摘もあるかもしれませんが、これは私個人の気持ちとしてです(笑)

でもやはりゴールデングローブにノミネートされただけの作品です。ラスト近くで鉱山の労働組合の集会で最後の方でスピーチを始めたジョージー、スピーチの途中で非難中傷され続けている。そしてそれを見かねたジョージーの父親が娘に代わって非難の中話し始める。ここで初めて父親との確執が解けていく辺り泣かせてくれます。「リチャード・ジェンキンス」の父親役は絶品でした。ゴールデングローブ助演男優賞も狙えるかも。


評価:★★★★

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2 コメント

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映画みてますね~~ (rika)
2006-01-15 00:24:16
こちらこそ宜しくお願いしますーー。itukaさん~~嬉しいです。

TOHOシネマズの1ヶ月フリーパス←むずかしいですよね~私の場合は、たまたまここ2.3年ハマル映画があって、同じ映画を10回ぐらい見たせいで、ゲットできたのではと思います。

40本なせばなるってことでーー最後まであきらめずに頑張って下さいませ~~



「男たちの大和」←そうなんですかーー残念~。映画はそれぞれなので感想違っていてあたり前しょうね~感想読ませて頂きました。(^○^)

うーーん感情移入できなかったのは痛いですねーーそうかーーと思いました。



第二段は、「スタンドアップ」「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」を見ました。「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」は心にしんしんと雪が降るような映画で。あまりハデな見せ場はありせんが、そこそこよかったです。(^^)「スタンドアップ」はもう見られたみたいですね、感想読ませて頂きました。評価は★4ですか、私も同じ評価です。私は女性だからだと思うんですが、この映画はかなり応えましたーーやられたらいやなこと目尻押しだったのでーーもう一緒になって傷つきまくって泣いてましたーー。

自分のことで、セクハラっていまは言うんでしょうか?お尻を触られたことがあります、嫌な顔をしてひとこといったら、逆切れされて2ヶ月ほど会話をして貰えませんでした。(笑)



第二段は、あと「偏見とプライド」を見たいと思っています。
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フリーパス頑張る(笑) (ituka)
2006-01-15 00:42:12
そうですねセクハラですね^^

でも何故か“セクハラ”って言葉がブログでは不思議と使えなかったです(笑)



rikaさんもあったんですねお気持ち察します。その男性(ですよね^^)も自分が恥ずかしくなってそうしないとその場に居たたまれなかったんでしょうねジョージーの高校時代の元彼と同じですね。情けないです。



私は次は「ジャーヘッド」を狙ってます

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