評価:★★★★【4点】
エスカレーターを使った一連のアクションに「おぉ~!」
貴重な情報が詰まったバッグをひったくられるシーンは
もしや、ヴァンゲル社からのまわし者?
知られてはいけない情報を奪還するために
リスベットを襲ったわけではなかったのね。
そうではなかったとしても、あのシーンのリスベットは
まったく無駄のない動きから右フック一発で相手を怯ませ
女版パルクールかと思わせるような、エスカレーターの構造を
上手く利用した脱出法に思わず拍手したくなった。
このままエスカレーター・アクション史に残っていったりして。。。
◇
スウェーデンの社会派雑誌『ミレニアム』を発行する
ジャーナリストのミカエルは、大物実業家の不正告発記事が原因の
名誉毀損裁判で敗訴し窮地に陥っていた。
そんな時、国内有数の企業グループの元会長ヘンリック・ヴァンゲルから
ある依頼が舞い込む。
それは、40年前に彼が我が子のようにかわいがっていた一族の
少女ハリエットが忽然と姿を消した迷宮入り事件の再調査というもの。
やがて、調査が暗礁に乗り上げたミカエルは、
ヘンリックの弁護士から社会性はないものの驚異的な情報収集能力を持つ
小柄な女リサーチャー、リスベットを紹介されるのだが…。
<allcinema>
◇
ま、なんといってもオリジナル版を観てないので比較できないのが辛い。
これって、『ぼくのエリ/200歳の少女』と『モールス』くらい違うのかな。
ハリウッドリメイクすると、全体的にカラッとした雰囲気になる?
それでも、今回はデヴィッド・フィンチャー監督ということで
ワタシ的には、この監督の演出方法がお気に入りなので
監督独自の演出方法を駆使したのかな~と想像してます。
作品全体的に効果音を上手く利用してるし
リスベットが行動を起こす時には背後カメラで映す巧みさに
奇怪な人物を撮る時はこういう方法が効果ありますよ的な感じでした。
物語自体は特に目新しいものではなかったけれど
カメラ構図やら間の取り方、編集効果などで
割と長尺な作品ではありますが、それを感じさせないのが良かったかな。
終盤のちょっとお金を貸りて簡単な投資をするところは
リスベットの底知れぬ魅力を感じてしまった。
おまけ)
・ここでいう天才ハッカーとは、どのくらいのレベルなのかが気になるところ。
過去に国家さえ揺るがす凶悪ハッカーなどB級映画に多くみられたが
今回のリスベットは『ソーシャル・ネットワーク』の
マーク・ザッカーバーグと同等くらいなのでしょうか^^;
・前髪を極端に短くすると異様さが漂うのは万国共通でしたね。
リスベットのメイクは『ブレードランナー』のアンドロイドか
『シザーハンズ』のエドワードくん?^^;
・軸となるハリエット失踪事件が、案外薄くなってしまったのは残念。
・怪しい人物がそのまま怪しかったのは、裏の裏をかいて元に戻ったってことか。
・ラストは、あ~なることは分かっていたのに、なぜあのタイミングで
リスベットは持って行ったのか。スッキリしたいので続編希望します。
---------------------------------------------------------------------
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:スティーヴン・ザイリアン
撮影:ジェフ・クローネンウェス
音楽:トレント・レズナー/アッティカス・ロス
出演:ダニエル・クレイグ/ルーニー・マーラ/クリストファー・プラマー/
『ドラゴン・タトゥーの女』
エスカレーターを使った一連のアクションに「おぉ~!」
貴重な情報が詰まったバッグをひったくられるシーンは
もしや、ヴァンゲル社からのまわし者?
知られてはいけない情報を奪還するために
リスベットを襲ったわけではなかったのね。
そうではなかったとしても、あのシーンのリスベットは
まったく無駄のない動きから右フック一発で相手を怯ませ
女版パルクールかと思わせるような、エスカレーターの構造を
上手く利用した脱出法に思わず拍手したくなった。
このままエスカレーター・アクション史に残っていったりして。。。
◇
スウェーデンの社会派雑誌『ミレニアム』を発行する
ジャーナリストのミカエルは、大物実業家の不正告発記事が原因の
名誉毀損裁判で敗訴し窮地に陥っていた。
そんな時、国内有数の企業グループの元会長ヘンリック・ヴァンゲルから
ある依頼が舞い込む。
それは、40年前に彼が我が子のようにかわいがっていた一族の
少女ハリエットが忽然と姿を消した迷宮入り事件の再調査というもの。
やがて、調査が暗礁に乗り上げたミカエルは、
ヘンリックの弁護士から社会性はないものの驚異的な情報収集能力を持つ
小柄な女リサーチャー、リスベットを紹介されるのだが…。
<allcinema>
◇
ま、なんといってもオリジナル版を観てないので比較できないのが辛い。
これって、『ぼくのエリ/200歳の少女』と『モールス』くらい違うのかな。
ハリウッドリメイクすると、全体的にカラッとした雰囲気になる?
それでも、今回はデヴィッド・フィンチャー監督ということで
ワタシ的には、この監督の演出方法がお気に入りなので
監督独自の演出方法を駆使したのかな~と想像してます。
作品全体的に効果音を上手く利用してるし
リスベットが行動を起こす時には背後カメラで映す巧みさに
奇怪な人物を撮る時はこういう方法が効果ありますよ的な感じでした。
物語自体は特に目新しいものではなかったけれど
カメラ構図やら間の取り方、編集効果などで
割と長尺な作品ではありますが、それを感じさせないのが良かったかな。
終盤のちょっとお金を貸りて簡単な投資をするところは
リスベットの底知れぬ魅力を感じてしまった。
おまけ)
・ここでいう天才ハッカーとは、どのくらいのレベルなのかが気になるところ。
過去に国家さえ揺るがす凶悪ハッカーなどB級映画に多くみられたが
今回のリスベットは『ソーシャル・ネットワーク』の
マーク・ザッカーバーグと同等くらいなのでしょうか^^;
・前髪を極端に短くすると異様さが漂うのは万国共通でしたね。
リスベットのメイクは『ブレードランナー』のアンドロイドか
『シザーハンズ』のエドワードくん?^^;
・軸となるハリエット失踪事件が、案外薄くなってしまったのは残念。
・怪しい人物がそのまま怪しかったのは、裏の裏をかいて元に戻ったってことか。
・ラストは、あ~なることは分かっていたのに、なぜあのタイミングで
リスベットは持って行ったのか。スッキリしたいので続編希望します。
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監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:スティーヴン・ザイリアン
撮影:ジェフ・クローネンウェス
音楽:トレント・レズナー/アッティカス・ロス
出演:ダニエル・クレイグ/ルーニー・マーラ/クリストファー・プラマー/
『ドラゴン・タトゥーの女』
たしかに ストーリーは割と普通で
とはいえ クールなOPは良かったですね
やはり 続編が見たいです。
見せ方が巧いので惹きこまれました。
あのOPは、あれだけでひとつの作品として完結してて見とれました。
続編観たいですよね~
「モールス」ほど出来の違いはないと思いますよ~少なくとも役者のヴィジュアルはハリウッドの方が断然良いし(笑)、たとえ英語であっても現地で撮影してるから舞台設定だけでも違和感ないですよね。
監督も言われてたけど、リメイクではなく、原作の映画化なんだと思いました。
全体的に田舎臭い感じが、フィンチャーのセンスで鮮麗された都会的な感じになって、私もオリジナルよいこちらの方が好きです♪
オープニングから上手いですよね~「ファイトクラブ」「セブン」でもそこから引き込まれたもの!
ただ、itukaさんも思われてるように、リスベットに関してはスウェーデン版の方が良かったです。
女優の芝居や雰囲気がどうのこうのではなく、人物像の彫り下げが少し物足りなかったし、正直、恋する乙女チックな女じゃないですもん。
ここは言葉で説明できないので、是非スウェーデン版を観てください。
1がイマイチだった私でも、2,3は一気に観れますよ(笑)
と言うか、全然別物!
だからあのラストは頂けないのよね…。
原作は知らないけど、悪徳実業家の隠し資産を全額引き出して、どこだったかな(?)別の国へ行くトコで終るので小気味良いの。
ミカエルと二人だけに共通する友情みたいなものを感じました。
itukaさん、夜勤って生活のリズムが大変そう。
長く続くのですか?
頑張ってくださいね。
物語自体は、考えたらそんな目新しいものでは
なかったですよね(^^ゞ
この作品は、きっとリスベットの魅力があってこその作品のような気がします。
フィンチャー監督の映像と音楽のセンスが好きです♪2時間半以上の長い上映時間がアッと言う間(オーバーかも?笑)でした!
面白かったです^^
>リスベットのメイクは『ブレードランナー』のアンドロイドか
あ~~そう言えば~(笑)ブレードランナーも好きな作品です^^
> 『シザーハンズ』のエドワードくん?^^;
ここで、マイジョニー(笑)が出て来るとは
思いませんでした(笑)
役者のビジュアルはハリウッドのほうが上でしたか^^
ミカエルもオリジナル版の方はイーサン・ハントから逃げまくってた、あのオッサンらしいですね(笑)
まあ、ダニエルと比較されたらかわいそうな面もありますしね^^;
ただ、リスベットのパンクファッションはどうにも引きまくってしまって。。。
これだったら、まだ『トランスポーター3』の“安”女の方がよかったかも(爆)
これも、今回のリスベットの人物像の描き込み不足から、そう感じたのかもしれませんね。
はい、是非ともスウェーデン版を観たいです。
そこで描かれるリスベットやラストの粋な終わり方なんか味わってみたいな^^
夜勤の辛いところは土曜日の使い方なんですよ~
朝帰ってきて、寝ずに映画に行くか、行かずに寝るかしかないですからね。
昼間寝てしまったら、夜また寝て、寝てばっかりよ(爆)
今週は昼勤務なので普通の人間生活できてます^^
土曜は『メランコリア』か『TIME/タイム
』のどちらかに~。
そうそう、物語自体は横溝正史の犬神家の一族みたいでしたよね。
リスベットがなぜドラゴンのタトゥを選んだのかというところなんか知りたかったです。
これってスウェーデン版で判明してるのかな。
フィンチャー監督は独特のセンス持ってますよね!
『エイリアン3』なんかシリーズの雰囲気を一気に変えちゃいましたもんね。
その後の映画もフィンチャー節炸裂ですし(笑)
長い映画でしたけど、それを感じさせないのは作品に惹きこまれたってことでしょうね。
>ここで、マイジョニー(笑)が出て来るとは
>思いませんでした(笑)
キョンシーも入れようかと思ってたんですが、さすがにやめました^^;
なのに、印象がすごく違う。スウェーデンのほうがRシーンがどきつい気がするのは、単にキャラの違い?向こうの主役はぜったい、リスベットですから。こっちダニエルですよね。
ラストのリスベッとはちょっと・・・(-_-;)ですが。
もともと、あのフィンチャーも予告が流れた時点で、たまらなくなって元映画をレンタルしたくちなんで、フィンチャー映像には今回もがっつりやられました。
場所をアメリカに移さなかったのも大正解だと思います。
オリジナルのリスベットはやっぱりキャラが強烈な印象があるんですね。
フィンチャー作品のこちらは、言われるようにダニエルが前面に出てましたもんね^^
お~!元映画をご覧になって予習されたのね。
ワタシも比較がてらに、いちど観たいんですよ(笑)
フィンチャー作品って毎回オープニングタイトルからこだわりありますよね!
今回のは過去の集大成かと思わせる出来だと感じましたよ。
サスペンスは基本的には見ないんですがこれは見て良かったです。
高評価でしたね^^
そう、序盤は少し睡魔が来たりしてヤバかったです^^
でも、リスベットが登場してからはストーリーが加速していく感じで惹き込まれましたよ。
スウェーデン版もいずれ観たいです。