燃料が原因で起きるエンジン不調及び部品の損傷はクルマに深刻なダメージを与えます。例を挙げると、近年搭載が増えているDCTやDSGなどと呼ばれるトランスミッションの作動不良の原因は実のところ、燃焼状態の悪化からくるトルク不足なのです。
このためクラッチの作動、制御がうまくゆかずにジャダーといわれる現象が発生しやすくなり、そのまま乗り続けるとクラッチのトラブルなどに発展する事もあるようです。
2008年、環境対策の切り札としてはじまったエタノールのガソリンへの添加ですが、世界64ヶ国で実施されています。2019年11月1日以降、EUの一部の国では2000年以前の車両への対策として販売されていた E5 95 と呼ばれる従来のタイプの燃料はガソリンスタンドでの販売が終了してしまいました。
つまり2000年以前に生産されたクルマに適合する燃料は手にはいらないということです。
国内においても2012年までに市場の50%はエタノール対策済みエンジン搭載車に乗り換えによって、切り替わると予測されていたのですが、実際には2020年現在、その割合は40%にも届かず、多くのユーザーが古いクルマに乗りながら、クルマの調子が悪い、といって悩んでいるわけです。
道路構造と短時間走行の多い国内の車両は EU に比べて2倍以上の速さで吸気システムに異常が発生する為、実際に使用する燃料にあわせた対策が必要でした。
燃焼に影響なくカーボンを除去するのは大変難しいため、今日まで有効な対策は提案されていませんでしたが、トクイチオートでは独自の方法でカーボンの除去と再付着を防ぐことに成功しています。
トクイチオートでは、この添加剤を新商品としてドライバーのみなさまにおすすめしております。