アパレル業界のお客様から、時折、検針対応という言葉を聞かされます。
検針という意味はわかっているつもりですが、自社製品がどうなのか?という部分について、
また正確には検針の内容についてわかっていないので、いつも答えに困っていました。
この際、少し勉強してみようということで、早速検針機をアマゾンで買ってみました。
中国製の安価なものですが、自身の学習用には十分かな?
国産のものは数万円しますから、さすがにちょっと躊躇しました。
国産のものよりは精度は落ちるようですが、そもそも今回の目的は検針について学ぶこと、
必要であれば設備投資も考えますが、まずは使ってみましょう。
まず検針について、事前にいろいろ情報を集めてみました。
ネットで調べたり、お客様からお話を聞いたり。
そこでまず検針とはなんぞ?という部分から・・・
そもそも検針とは折れた針片なんかの混入防止や、マチバリの取り忘れなどの検査をするようです。
針があったらあぶないですものね。
と、いうことで、通常の金属探知とは違います。
検針の対象は鉄のみなのです。
ですから、広義では金属探知ですが、業界でいう検針とは鉄探知のことになります。
検針機と金属探知機ももちろん別物です。
対象は鉄ですから、真鍮、亜鉛、アルミなどには反応しません。
つまり真鍮などでできたバックルやファスナーであれば、検針対応ということになります。
ただし、ニッケルメッキには反応してしまうようですので、
ニッケルや黒ニッケルのメッキを施すと、検針対応で無くなってしまいます。
この場合、メッキ屋さんに相談して、ニッケル色ではあるけれど、検針対応のニッケルメッキじゃないメッキや、
黒ニッケルの場合は、ガンメタなどのメッキで対応してもらうようです。
そうすることにより、検針対応のバックル、ファスナー、ボタンなどができるというわけです。
と、言うことは、弊社ではほとんどバックルの芯材はアルミですので、
バックル自体は検針対応ということになります。
ピンも真鍮なので問題なし、ニッケルメッキのみ検針対応が必要ということになりますね。
さて、では早速検針機を使ってみましょう。
パッケージは完全に中国語です。
説明書も中国語、精度は1.2mmの鉄球に反応するようです。
しかし形は・・・これって国内メーカーのパクリですよね?
形が同じで、型番も似てるんですが?w
細かいことは気にせず付属の電池をセット・・・
電池だけ富士通です。
結構いい電池ですよね?w
まずは短い針で試してみます。
が、これって本体が磁石で検知するんですね。
針を置いたままだと吸いついてしまいます。
なので布地にさしてみました。
ばっちり反応してますね。
高さは10mm程度で反応するようです。
次に、ステンレス、アルミ、真鍮の丸棒を試してみます。

反応しませんね。
ばっちり機能してます。
そりゃ磁石ですからね。
ちなみに見えますかね?
音が出るところに透明のテープを貼りました。
結構音がうるさいので。
音量調整できるといいんですがね。
続いて自社製品のバックルです。
中身はアルミです。
はい、ばっちりですね。
何度試しても検針対応です。
これで胸張って検針対応ですって言えますね・・・ピン無しなら。
で、ニッケルのピンですね。
うーん、さすがに鉄じゃないので、反応したりしなかったり。
数が少ないと反応薄いですね。
精度の問題なのでしょうかね。
でも時折引っ掛かりますから、検針対応とは言えないですね。
さて、ここまでやって、検針というものがなんぞや?ということがわかってきました。
これでお客様に聞かれても大丈夫ですね。
自社製品に関しても試していますから。
やっぱり勉強不足でしどろもどろは良くないですね。
わからないことはやっぱり勉強しなきゃですね。