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ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

エルメス バックルメッキ直し コンスタンス

2021-10-27 07:37:35 | エルメス修理

エルメスバックルのメッキ直し依頼をいただきました。
シルバーの艶消しです。


作業前の背面です。


側面のエルメスのロゴ部分


作業後になります。同じくシルバーの艶消しです。
作業は一度メッキを全て剥離して表面研磨後に再メッキとなります。
下地が整わないととても汚くなってしまいます。
バックルの古いメッキを全て剥がす際に剥離液を使いますが、バックルの材質によって剥離液は選定します。
ですので、作業、検証、研究していないバックルは、一緒にバックルが溶けてしまう可能性がありますので、時々全く違うバックルのメッキ直しのご連絡をしてこられる方がいらっしゃいますが、弊社では、エルメスコンスタンス、およびミニコンスタンス、エブリン、ダンヒルの丸にdの文字のバックル、これ以外のものは一切受け付けませんのでご注意願います。


背面はバックルとしてベルトを通すコの字パーツ、ダボがついている状態では凹凸があり表面処理ができません。
ですので、光沢仕上げのみとなります。


側面のロゴも埋もれずに残ります。

作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像を添えてご連絡ください。
どのような状態か確認できないので、お電話では受け付けません。
よろしくお願いいたします。
持ち込みはワクチン2回接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いします。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。

伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
LINE ID:itokinzoku



夜中のLINEは勘弁してください。
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エルメスバックルメッキ直しと帯交換

2021-09-09 07:46:47 | エルメス修理

エルメスのベルト修理、バックルとベルトのフルコースです。


作業前のバックルです。
小傷が目立ちます。


背面です。
オリジナルはホーニング加工されていて艶消しにいなっていますが、これはバックルが組み立てられる前に表面処理していますので、ベルトを通す部分(コの字パーツ)とダボが付いた状態だとホーニングできませんので、光沢仕上げになります。


側面のロゴです。
メッキの美しさはメッキの膜を厚くすれば出しやすいのですが、それではロゴが埋まってしまいます。
弊社ではいくつも同じバックルを作業していますので、その経験値から微妙な塩梅で作業してロゴを残します。
ぶっつけ本番ではできない作業ですので、弊社検証済みのバックル以外の作業は受けておりません。
お引き受けできるのは、エルメス、コンスタンス(ミニ含む)、エブリンの表面が凹凸加工されていないデザインの物、ダンヒルの丸バックルです。
いずれも傷の多い表面は研磨しなければなりませんので、表面が平滑なものに限ります。
メッキは下地が大切です。綺麗に表面研磨できない形状のものは、作業すると使えないくらい凸凹に仕上がります。


仕上げ後のバックルです。
シルバー光沢仕上げです。


背面も光沢仕上げになります。


側面のロゴはしっかり残します。
2度、3度と行うと、徐々に埋まってくるかもしれません。


お送りいただいたベルトです。
表面の吟の部分が削れています。


背面はエルメス替えベルト作成用に別注した革をご用意しています。
同じ型押しで濃茶もご用意できます。
特にお申し出無ければ、糸は表面は同色の黒、裏面は配色のオフ白でエルメスのデザインを踏襲して製作していますが、ご希望により他の色への変更、同色への変更も可能です。
印象に残っている中では、白ベルトに赤ステッチをご希望されるお客様もいらっしゃいました。

作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
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どのような状態か確認できないので、お電話では受け付けません。
よろしくお願いいたします。
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エルメス バックルのゴールドメッキ直しとベルト交換

2021-08-31 08:33:20 | エルメス修理

エルメスのお直しをいただきました。
作業前のバックルの様子です。


側面のロゴ部分


背面です。


施工後の正面、綺麗になりました。


メッキの膜は非常に薄いので側面のロゴも残ります。
メッキは厚付けすれば光沢を得やすいのですが、反面、ロゴが埋まったりします。
微妙な匙加減で光沢を得つつ、ロゴが埋まらないよう作業します。


背面は凹凸があるので表面処理できません。
よってオリジナルのホーニング加工はできません。
あれは、バックルにダボとコの字パーツを取り付ける前でないとできないのです。
完成されたバックルでできるのは、光沢仕上げのみとなります。


受付時に一度革の見本をお送りしました。
表面はネイビー希望です。


裏面が濃茶革、同色ステッチの指示です。


穴の位置も指示されています。


ネイビー面の装着感です。


濃茶バージョンになります。

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エルメス バックルのメッキ直し(艶消し)と替えベルト製作

2021-08-26 07:38:15 | エルメス修理

エルメスのコンスタンス、バックルのメッキ直し依頼です。


最初の状態、正面です。


続いて側面のHelmesロゴ


背面です。


メッキ直しは弊社で安全性を確認した、限られたバックルしか作業できません。
材質に対して作業が適切でないと、バックルも溶融することになります。
メッキの膜だけ剥がすのは容易なことではないのです。


ロゴもちゃんと残ります。


背面は凹凸があるので表面処理ができませんので、光沢ありになります。


ベルト製作のご依頼も一緒に承りました。


裏面はエルメスの革に近くなるように誂えた、弊社別注品の革を使っています。

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15年前にイタリアで購入したエルメスベルト修理

2021-05-31 07:20:30 | エルメス修理

本日もエルメスベルト修理のご紹介です。
こちら、依頼者様が15年前にイタリアで購入した思い出のベルトとのことです。
バックルはかなりメッキが剥がれています。
元々はシルバー色のメッキですが、ほとんどがバックルの材質である真鍮剥きだしです。


裏面はシルバーのままになっています。
こちらは擦れないですから当然ですね。


ロゴ部分もシルバーのままです。


メッキ直ししました。
目立つような深い打痕が無かったので、綺麗に仕上がりました。
メッキ直しはメッキを剥離してから表面研磨、その後再メッキとなります。
真鍮製でないとこの作業はできませんので、ルイヴィトンやグッチなど、真鍮でないバックルも多く存在するブランドの作業は受け付けておりません。


ベルトも新調しました。


リバーシブルのエルメスっぽい仕様です。
ベルトと受け取ったお客様からは、
「当時の思い出が浮かぶほどの出来栄えに感動しました。」
とのお褒めの言葉をいただきました。
ご利用ありがとうございます。

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