13:30。
いつの間にか雲がとれ、完全な青空に。
いたっきいの日頃の行いの良さを痛感します。
いよいよショーを締めくくるブルーインパルスのフライトがはじまります。
滑走路に近いこの位置(駐車場)は、ブルーの演技もほぼ真下で見られます。
写真を撮るにしても、他の航空祭では考えられないような角度から撮ることができ
ます。
自分に向かって飛んでくる瞬間を撮ったり、うまくすれば機体の細かいディティール
までも撮ることができるのです。
せっかく機体に近いのですから、広角レンズはあまり使わず、あえて望遠レンズ
で迫れるだけ機体に迫ってみることにしました。しかも単焦点で。
いよいよショーの始まりです。
1~4番機による編隊離陸から、演技が始まります。
エンジン出力を上げ、リーダーの指示で全機同時にブレーキ
をリリース。機体は弾かれたように滑走を開始する
離陸後すぐにダイヤモンド隊形に移行し、ダーティ(ギアダウ
ン、フラップダウン)状態のままスモークONで観客の前に戻
ってくる
逆光だが、そのことでかえってスモークに立体感がでている
ダーティ・ローパス
編隊長機に従う各機のパイロットは、リーダー機から一瞬たり
とも目を離さない
離陸後すぐにギア・アップ、そのまま高度数mを維持したまま
加速する5番機
5番機はこの高度のまま1マイルほど飛び、急上昇のちハー
フループ、もう一度観客側に戻ってくる
6番機のロールオン・テイクオフ
離陸直後、ギア下げのまま機首を持ち上げ、
大きく右にロールする
R/W上を通過する5番機
こんな角度で背面飛行が見られるのも新田原基地ならでは
400mmレンズで機体の通過を撮ってみる
コクピットを狙うが、なかなかピンポイントで撮るのは難しい
4ポイントロール
ナイフエッジで姿勢を保持する5番機
スローロールする6番機
いたっきいは、この角度から見るT-4が一番好き
4シップス・インバート
固定焦点のレンズだと、一瞬どこを撮っていいのかわからなく
なる。。。修行が必要
400ミリで撮る
いかにいつもIS(手ブレ補正)に助けられているかよくわかる
コンティニュアス・エルロンロールをする5番機
クルクルまわりながら迫ってくる。迫力十分!
背面状態の5番機
機体を軸に右方向にロールしていることが、エルロンの角度
からわかる
同じくエルロンロール中の5番機
さすがにブレブレなので大きな画像はなしw
全機によるデルタループ
通常では観客方向にエネルギーを向けることはありえない
あくまでもこれは駐車場からの光景
同じくデルタループ
T-4の排気温度が高いのか、スモークの濃さは世界のアクロ
チームの中でもトップレベル。それだけに演技も映える
・・・カラースモーク、復活させてくれないかなあ。。。
ロールする5番機
・・・どこか不思議な角度の絵になった。空撮みたい
最後の課目、5・6番機によるコークスクリュー
とても内容の濃いフライトでした。
第一区分(フル・ショー)のすべての課目を終え、全機無事に着陸します。
それとともに、楽しかった航空祭のプログラムもすべて終了です。
お疲れ様でした。
それにしても、毎年のことながらホント満足感の高い航空祭です。
これだから新田原詣ではやめられません。
・・・売店も機体の地上展示もない駐車場にいるだけで満足度が高いのもヘン
な話ですが。。。
さて。
一般の人ならここで帰り始めるはずです。
そりゃそうです。プログラムはすべて終了しているわけですから。
ところが、マニアな皆さんはまだ動きません。
別の基地から地上展示などの目的でやってきている航空機(外来機)が帰投する
のを待ち構えているのです。
どうせ基地脱出渋滞がひどいですし。
というわけで、
新田原ネタはまだ懲りずにに続くのです。。。
いい加減終わらせろよ・・・(;^_^A
本当にイルカが空の大海原を自由に跳ね回っている感じですね!
背面状態大好きなので、こんなに間近に見られて感激です。こちらに迫ってくるデルタループもすごい!コークスクリューも竜巻のよう!カラーは周辺の家に迷惑がかかる等ということで中止したと聞いたのですが、これからそれらの問題をクリアするようなものが発明されるといいですね、私は一度もカラー見たことないので、是非見て見たいなぁ
ダーティ・ローパスの写真はパイロットの方達の連帯感が伝わってきて、泣けてしまいました。青空の下で無事演技が終わって本当に良かったです~
帰投の部も楽しみにしています♪
新田原でしか見られないものを中心に載せてみました。
ですので編隊はほとんどナシですw
何度か、観客(駐車場)にまっすぐ機首を向ける瞬間があったのですが、そのとき
マニアなみなさんはいっせいにシャッターを切り、一般のお客さんからはどよめき
があがっていました。
・・・スモークが降ってきてレンズに油膜がつくのを心配するのも、新田原ぐらい
です。
カラースモークのはしりは、東京オリンピックで五輪を描いたときに始まります。
環境問題?が解決できればカラーに戻す・・・ということでしたが、今のところ
戻る気配はないですね。とても残念です。
カラースモークのころは、お子さまたちが「あ!緑のやつ(注:6番機)がきた!」
とか騒いでいたのですが・・・
懐かしい思い出になってしまいました。
軍用機のパイロットは異様にタイトな編隊を組むので、リーダーから一瞬も目が
離せません。常にリーダーを見たままスイッチ類を操作しています。
たとえ派手な機動で汗が目に入っても、まばたきすらしないそうです。
いろんな意味で彼らはプロです。。。
写真も新たに加わり、またまた嬉しい限りです。シンクロナイズドスイミングのようですね~
パイロット本人から聞いたわけではありませんが。。。
航空祭では編隊飛行があたりまえのように行われていますが、これはとても難しい技術で、誰にでもできるわけじゃありません。実際には20mくらいまで近づくと、怖くて下半身が遠のいていくような感覚があります。
いたっきいは、グライダーで後席の教官が他機に寄せていったことがあるのですが、自分にはムリだと思いました。
相手機も前席が訓練生で後席が教官だったのですが、全席同士お互い目を丸くして見詰め合ったのを覚えています。
まっすぐ飛ぶのですらこれですから、編隊でアクロをやるのは想像以上に大変なんだと思います。。。
しっかし入間のレポートとは違う事が直ぐに解ります。
(食い物がメインじゃない
次はマニアの為のFlyByeですね?
パイロットのストレス度が見られるここからがショー本番!?
ソロのアクロはR/W上でやりますが、なぜか編隊のアクロはR/Wより奥でやるんですよね。
だからニュータの駐車場は最高の場所なんです。
それから、実はもう一ヶ所、直上でアクロをやる場所があります。今思い出しましたw
さて、どこでしょう
ってくる
逆光だが、そのことでかえってスモークに立体感がでている
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