主人公になろう。

人生の主人公になろう。

というのは良く本を読んでると目に映る、フレーズだ。自分の人生に対して、特別悲観せず、前向きに捉えて生きて行こうというニュアンスではないかと思い読んでいる。

主人公とはどのような人物であろうか、物語によって主人公となり得る人物は異なる。どの物語の主人公が漏れなく、逆転満塁ホームランを打ってヒーローになっている訳ではない。バットエンドのストーリーのヒロインの作品も漏れなく存在する。

私は出来る事なら、逆転満塁ホームランを打ってヒーローになる物語の主人公になりたいと思っているが、その倍率を数字で考えたら気が狂う。

メジャーという野球漫画がある。主人公の選手はリトル、中学、高校、と強いチームに勝つものの、全国や甲子園など、目標を達成はしていない。しかし、彼の目に自分の競技人生を悲観する瞬間が少ないという印象を受ける。

私は今シーズンの目標をこれだと決めて、それを100%達成したシーズンはない。故に自らのシーズンを悲観し、取り組み方に対して、反省をする際にネガティヴな思考から入る。これが足りない。あれが余計だと、いうところからだ。

本当の意味で人生の主人公になる為に、悲観せずに自分を見るという事を大切にしたい。そうでなければ、的確な客観視も主観も出来ない。的確な反省と改善が出来ない。

まずは多くの主人公に会う為に、毎週の少年ジャンプの熟読は欠かさずに行いたい。