鼓緒太

~on a journey with sound…

6/25【白熱】

2008-06-25 | 日記
 すげぇ試合だった。

 久々に感動

 結果は見る前から知ってたし…見るつもりもなかったのだが、………うっかり久々にテレビをつけてしまったのがよかったんだか…悪かったんだか

 …いや、感動したんだからよかったんだけど。

 …仕事がストップしちゃったのはいただけない

 ウィンブルドン2回戦。女子第1シードのアナ・イヴァノヴィッチ選手とノーシードのナタリー・デシー選手の試合。

 ちょっと前までデシー選手の名前は世界ランキングの20位前後でよく見かけたけれど、最近ではランキングを落とし、今週付けランキングでは97位………単純にランキング1位のイヴァノヴィッチ選手の圧勝だと思っていたが…。

 最初にマッチポイントを握ったのは格下のデシー選手。大接戦の末2つのマッチポイントのチャンスを得たデシー選手、…しかしながら、ちょっとした不運もあってそれを逃してしまった。

 これで…第1シードがあわや2回戦でストレート負け…というシナリオは何とか避けられる。結局、1セット目同様、2セット目もタイブレークにもつれこみ、1セット目とは逆にイヴァノヴィッチ選手が取る。

 3セット目に入っても接戦は続く。お互いにサービスゲームを落としてはまた取り返し…を繰り返し、6-6………最終セットはタイブレークがなく、2ポイント差がつくまでゲームは終わらない。

















     
 …そして、試合開始から3時間半近く経ってようやく試合終了。最後は10-8で第1シードのイヴァノヴィッチ選手の貫禄勝ち

 この試合の間中、2人とも本当にいいプレイだった。時間の経過と共に観客達の拍手が大きくなっていったことでもそれは分かる。

 この試合を見てて、2005年のウィンブルドン決勝戦のヴィーナス・ウィリアムズ VS リンゼイ・ダベンポート戦を思い出した

 この試合も実に壮絶で、今日の試合同様…最終セットまでもつれにもつれた。

 結局、ヴィーナス・ウィリアムズ選手が最終セットを9-7で取り、競り勝ったが…勝ち負けを越えた本当に感動的な試合だった

 ………そんな似たような感動的な雰囲気の試合を2回戦から見られたのはとてもラッキーだったなぁなどと思いつつ。


















 …けど。いくら格下のデシーが素晴らしいプレイをしたとはいえ、第1シードの選手が2回戦でこの大苦戦………戦い終わったイヴァノヴィッチ選手の表情は、嬉しいというよりはちょっとホッとしたような…なんとなく複雑な表情に見えた。

 イヴァノヴィッチ選手は、先日の全仏オープンテニスで優勝した後に世界ランキング1位になったばかり。追う立場から追われる立場になり、そのプレッシャーは相当のものなのであろう。

 勝負の世界は大変なんだなぁ…としみじみ思うのだ





















 …てな俺の感動は。俺の周囲の方々にはどうにも共感してもらえないわけで

 …そして。テレビを見終わった深夜4時近く………、感動と共に…何も仕事してねぇじゃんという激しい焦りを伴うショックが俺を襲う(死)

 …憎むべきは8時間の時差なのか

 …もっと早い時間に放送して欲しかったり
















 (…オマエの弱さと怠慢な心がいけない)


















 (…うん、知ってたけど)


















 そんな今日は…な~んか、不調。気力が落ちてて、体調も微妙に不良

 それでもなんとか…最低限の仕事はしたのだけれど、ちょっと予定どおりじゃなかったなぁ

 こういう日に限って、集中力を必要とする耳コピ&譜面書きの仕事をしなきゃいけないのが…辛いとこで

 結局…仕事から逃げたくて………っていうか、フツーにテニスを見ることに逃げちゃったし(死)

 でも、いい試合を見て元気をもらえたから…めでたし、めでたしってことで