石田地震科学研究所サロン

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ガイアの意識(2)

2008年07月06日 | Weblog
9年前に出した拙著「地震の謎を解く」のなかで、地球は生きている〔ガイア理論からの洞察〕という次のような記事を書きました。
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地球は生きている               〔ガイア理論からの洞察〕
地球上の物質は全て、月や太陽の影響を受けて、起潮力を受けています。地球内部のマグマにも同じ力が働いています。そのために、一日二回、押したり引いたりという呼吸のような動きをしています。しかし、ゴムマリのような動きにはならないように、地殻が踏ん張って、堪えてくれているのです。地殻が元気一杯のうちはいいのですが、疲労が溜まり、踏ん張る力を無くしたときには、地殻にひび割れが生じます。そこから地下水が吸い込まれるように地球内部に落下すれば、地震になるはずです。これが新しい「物差し」であるのですが、だとすれば、球体である地球の疲労破壊が生じやすい場所が、中緯度帯になるのではないかと考えられます。
 南緯四〇度近辺の地震ではチリ地震、オーストラリアのマッコリー島でのM8.0という巨大地震などがあります。中緯度帯は地殻の応力の変化が激しい所、すなわち、疲労破壊が進みやすい所、ひび割れが発生しやすい場所なのでしょう。
 では、なぜ疲労が進行するのか、疲労という観点から考えるならば、生命体としての地球意識の心を読み取らなければなりません。地球意識は、人間に魂修行をさせるために環境を提供してくれているという見方をしてみましょう。中緯度帯は人間の生活環境としては最適の場所ですが、そこに住まう人間が、家主である地球意識の願いとは全く違った思いと行いに明け暮れるようだとすれば、どうなるでしょうか。地球意識は辟易として、疲労困懲という心境になるはずです。このように考えるとすれば、快適な中緯度帯に住まわせてもらって、現代文明を担っている人々こそ、地球意識に深く感謝し、正しい生き方をすることによって、地球意識に疲労感を与えないような、素晴らしい文明の創造をする責任があるのではないでしょうか。
 疲労が溜まりやすい中緯度帯で、これほど大地震が多発するということは、地球意識が疲労困懲に近づいてきている、地球の大改造が近づいてきている、ということを警告しているように思えます。言い換えれば、人類を殺戮しようという核兵器を、製造しているような国家、悪想念をまき散らしている都市、間違った教えで人々を狂わせている団体などの上に大きな警告的地震が襲ってくると言ってもよいのではないでしょうか。これについては、あまり深人りすることは避けておきたいと思います。
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そして結論としては、現在行っているANS活動の必要性を述べ、科学ボランティアの募集を行ってきました。現在300名を超える方々に参加していただいていますが、組織を機能させるための指令塔にマンパワーがないために、十分機能してるとはいえない状態が続いています。
また、電磁波計測器さえ高価なために、観測者を広げることができず、安価な方位磁石での観測にとどまっています。なんとか、資金的パワーも増えるように努力しなければなりません。将来的には水素濃度の計測を全国網を張って観測したいと思っています。
また、当時は警報というニュアンスで捉えていましたが、プレートの潜り込み量が限度にきているという間違った脅迫観念がマスコミによって報道されています。そのために、その後は間違った危機感を煽らない為に、ANSの概念を安心感を醸成するためのネットワークシステムという理解に進展させてきました。
当時考えていたことを拙著の中から紹介します。
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ANS警報体制を敷きたい          〔科学ボランティアの活躍〕

 私が訴えたいことは、全国的な規模で、予知体制を組みたいということです。自然観察をしてくれる科学ボランティアの協力を得て、その人に正しい地震学、地震に伴う前兆現象を学んでいただきます。その上で観測員、報告者になってもらい、その方からの報告を地区ごとのセンターのコンピユター画面の上にプロットして、前兆情報を監視していけばよいと思います。
前兆情報の提供者、農業や漁業に従事する人で、自然をよく観察している人、民間の予知クラブの方々など種々の協力者を得て、自然が発する種々の警報を扱い上げるネットワークシステムを全国に張り巡らせたらいいと思います。
 ANS研究会では、取りあえず三輪の電磁波を計測できる簡便な電磁界テスター(家庭内の電磁波障害を調査するためのもの)にて、定時観測を開始したところです。小さな地震は捉えられないかもしれませんが、大地震であれば、大きな異常が出るために、簡便な計測器で十分捉えることができると考えています。科学ボランティアヘの参加を呼びかけていきたいと思っています。
 この新説地震学説は、何ヵ所かの官庁の方々には配付してあるのですが、前向きに取り組んでいただけるという反応は今のところ、ないようです。焦眉の問題となっている県にも出向き説明しましたが、いずれも新説を取り上げてくださる気配はありません。定説等にこだわらないで、ゼロからのスタートが出来る民間ベースでの何らかの協力体制から、スタートするしかないと思います。ただし、これは気象サービスのような商業ベースには馴染まない内容ですので、純粋に人的被害の軽減、人命の救済という観点がないと、できない仕事です。
大惨事がやって来る前にこうした予知体制を作っておかないと、文明国日本の貴重な人材が失われます。
教育水準の高い日本人、なかでも科学技術者の命は貴重です。一人でも多くの有能な人が、地上に残っていかないと、科学文明の水準を下げてしまいます。原始生活に戻ってしまうようなアトランティスの二の舞だけは、避けなければなりません。でないと、科学文明が、回復するのに、一万年以上も掛かってしまうからです。

 そのために、もっとも大切なことは、「地球は生きている」の項で説明したように、地球に感謝して生きる人を多く作っていくことです。地球意識に嫌われるような愚かしい行為を人々が止めることが先決です。それを説くこともこれからの科学者の務めだと思います。人類を幸福に導かない怪しげな科学、無明の科学と、人類を幸福にする科学とをえり分けて行かなければなりません。
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これが9年前に書いたことですが、地震の原因説ですら、断層地震説を覆すことができませんので、そこから見えてくるポールシフトの危険性などは全く世間の話題になることもありません。実は科学者自身が唯物論科学にどっぷりと浸かっていて、ガイヤの意識に不快感を与えている雰囲気があります。人類にとって重要な任務を持っている科学者こそが、人類の不幸の原因を培っているという、恐ろしい逆説が進行しているようです。
ガイアという目に見えない存在者への感謝を忘れたとき、人類は振り出しに戻されるという経験を何度も積んできたのだと思います。


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