いっせいの林道歳時記

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しもつかれ

2022-01-24 12:27:02 | 郷土料理
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
Mマニュアルモード撮影
絞りf/1.2
シャッタースピード 1/125秒
ISO感度 320
露出補正 0.0EV
焦点距離 17mm


しもつかれは節分過ぎの初午(今年は2/10)につくるのが本来の習わしだ



だが令和の世はその限りでもない
正月過ぎてそれぞれの家庭の都合で思い思いに作る
鬼おろしで大根を豪快におろす
おろしがもたもたしていると水が出るのは下手な証拠
手早くすりおろす



大鍋にすりおろした大根を入れる
刻んだ油揚げも投入



更にすりおろした人参も投入
我が家概ね大根8割、人参2割の比率だ



七輪に備長炭の火を入れ
予め荒巻鮭の頭を煮崩したヤツと大豆を煮込んだヤツを混ぜて鍋を置く
今回鮭を煮込む画を撮れてないので次回の宿題にさせて欲しい



最初は縁側に置いて煮込んでいたがやっぱ臭いが強くて外に再セットする
今は子供らが自立して同居してはいないがこの臭いで大騒ぎだった(笑)
筆者もちょっと直に嗅ぐのは辛いのだ
外に置いて火の番のしながらたまに具材をかき回す
ちなみに水も塩も入れない
サントリー山崎の宣伝コピーではないが『何も足さない、何も引かない』のだ



ソロキャンプで焚き火をしたのを思い出しながら七輪の火にあたりながら過ごすのも悪くないが何しろ臭いがちょっとなので勝手口から出たり入ったりを繰り返す
休日の一日はコレで終わる
備長炭の火持ちは凄くて最初に午前9時頃、3本ほどでスタートしてそのまま一日イケる感じだ
今回は鍋を二個煮込んだので二回目に2本ほぼ追加したが衰えないので玄関に置きヤカンをかけて夜半まで火が持った
仕上げに酒粕を混ぜて少し煮込みその日は一晩寝かす…

そして翌朝、朝食の時に撮ったのがTOPの画像だ
鮭の塩分で塩は入れてない
家庭によっては塩を入れるトコもある
コレはそれぞれだ
お裾分けをもらったり分けたりの文化がかろうじて残っている

味の好き嫌いは大きく分かれる
我が家は母と妻は普通にいただく
筆者は40歳過ぎから日本酒と一緒にいただくようになった
以下愚弟×、義妹〇、長女〇、長男×…などなど
大阪の叔母が好きなのでクロネコで送ったりするのだ

母が健在なうちは続く郷土料理なのだ


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
味の秘密 (初代)
2022-01-25 20:32:38
ほほぉ~~う 
鮭の頭、つまり氷頭が入わけですね。
材料の構成比としては、大根とニンジンが多めな感じですか。
私は酒粕がメインなのかなと認識していましたが。
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Re.味の秘密 (いっせい)
2022-01-26 06:34:33
この時期宇都宮は地元スーパーや魚屋さんで鮭の頭が普通に売ってます。(笑)
もっとも完成品もビニール袋に入って売ってますが…
今はSNSなどで拡散されて認識されてきてみちの駅などでも売ってるようです。
暖めて食べるのではなく冷やしていただくのが普通です。
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Unknown (アナログ)
2022-01-27 12:29:11
うちでもお袋が作ったいましたが、今はだいこをおろすのが大変で作っておりません。
近所の叔母が、たぶん2月になったらピンポ〜んと来ると思います😅
うちも私しか食べ無いので、悪くなる前に食べるのがいつも大変です😊

何も引かない、何も足さない。ですね😊
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Unknown (いっせい)
2022-01-27 18:07:52
アナログさん、我が家も私が大根をおろすのを手伝う事で続いています。
餅つきとしもつかれがどこまでできるかって感じにはなってきましたね。
そんなにバクバク食べる量はありませんが小鉢にひと盛りは日本酒と一緒に食べちゃいます

一人でしか食べないと言うのもちょっと孤独ですね
ヘルシーなのでご家族にも、ちょっとつまんで欲しいですね
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