いっせいの林道歳時記

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2020ベストセレクション前編

2020-12-28 21:12:00 | 写真
OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/4 1/10秒 ISO-1600 -0.3 9mm/2020.01.01 17:14 鬼怒川河川敷左岸土手飛山城下から鬼怒橋を望む

この数年元旦の夕方日没のマジックアワーに飛山城に行くのがルーティンワークになっている
元旦は朝から呑んでるので妻の運転で行くのも決まっている(笑)
この日は遊びに来ていた娘夫婦も一緒に行った。
すっかり日が落ちて残照に鬼怒橋のシルエットが浮かび始める
空の真ん中に金星がアクセントになっている
ちなみに鬼怒橋は建築遺産のお化粧直しが始まりこの姿はしばらくみられなくなる



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/8 1/125秒 ISO-200 +0.7 12mm/2020.02.11 13:03 福島県三島町、只見線第一橋梁を望む

雪景色の只見線は一度は撮りたい被写体だ 
会津若松付近も最近は暖冬で中々まともな雪景色にならないのは知っている
2/10に降雪があったので翌日急遽勝負をかけて北上した
本当は9時台の車両を狙っていたのだが筆者の腸の調子がイマイチで鶴ヶ城観光やソースカツ丼を先にして撮影は13時台にずらした
同じことを考えるカメラマンは多くて撮影ポイントはほぼ満席
それでも少しスペースがあったので撮影できた
最初75‐300mmの望遠で構図をとってみたが寄り過ぎだ
12-40mmのレンズはまだ持ってなくて12mm単焦点レンズでの撮影だ
さすがに広角過ぎたのでトリミングしての画像アップとなった
チャンスがあれば再訪したい



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/8 1/80秒 ISO-500 -1.0ev 38mm/2020.02.23 11:18 茨城県真壁市街

真壁はひと頃林道ツーリングで通ったお馴染みの街である
今はひな祭りに遊びに行くくらいになってしまった。
コレはコレで林道ライダーとしては情けない話なのだが…
真壁の街並みは古い造り酒屋などがあって魅力的な被写体が多い
最初ターゲットは古い建物を狙っていた
郵便局のある目抜き通りを歩くと食堂にキツネのお面の和服の女性が見えた
アイコンタクトではないがちょっと合図を送ったらポーズをとってくれた
なんともシュールな画になり筆者のお気に入りになったのである



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/8 1/200 ISO-200 +0.3ev 12mm/2020.03.22 9:40 巴波川土手 栃木小山市境

カタクリの花を撮りたくて佐野の三毳山に向かう
途中蔵の街の栃木市街から流れ出る巴波川土手に菜の花畑が広がっている
セローを土手にデポして引いてシャッターを切ったのである
次回は桜とのコラボを狙ってみたい



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/8 1/40秒 ISO-200 -1.3ev 40mm/2020.03.26 15:31 茂木町

もてぎのミツマタ群生地も二度目だ
日が傾き始めた15時過ぎに来てみるとほとんど人も居ない
管理協力費を支払う為小銭を用意して行くと管理人のテントも畳んであった
群生地は山あいの水源地帯だ
小さな沢沿いに健気に咲く
沢の最上流部から下流方面を望むとギリギリ西日に浮かび上がる
新調したF2.8の12‐40mmはさすがに明るく露出を下げてもしっかり解像度を稼いでくれた



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/2.8 1/640 ISO-200 -1.3ev 40mm/2020.03.29 10:32 宇都宮市廣琳寺

桜の咲く頃なごり雪が降る事がある
しだれ桜の咲く平出の廣琳寺もほぼ毎年チェックしている
みぞれ交じりの雪の中での桜の撮影だ
結局寄せて鐘撞堂の黒を背景にコントラストを得てみた
レンズは防塵防滴なのだがPEN-Fは水に弱いのでこの頃から防滴仕様のOM-Dが気になり始める



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/8 1/100秒 ISO-200 -0.7ev 300mm/2020.04.11 10:06 茨城県桜川市

旧岩瀬町は益子の隣町で20代の頃は仕事エリアでもあった
茨城県と言っても50号線を跨がないと県境を超えた気がしない
でもそんな県境の山稜に見事な山桜の風景が広がってる事を知るのは50台後半になってからだった
若い頃は桜は綺麗だと漠然と思っていても新緑の美しさに目を奪われるほど繊細ではない
それは今ではこの微妙なモザイクの色彩にたまらない魅力を感じてしまう
撮影には単車の自由度が良くてカメラを首にぶら下げたまま好きな構図を探し出す
結局はセローをあぜ道にデポして夢中にシャッターを切っていた
ズームレンズをフルに300mmで寄せるのは満月の撮影以外はあまりないのだがこの時は目一杯寄せてこのモザイクを切り取っていたのである



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/8 1/20秒 ISO-200 -0.7ev 18mm/2020.05.24 10:48 鹿沼市大芦川渓谷

大芦川の白井平橋は紅葉の名所である
紅葉が美しい処は新緑も美しい!
この日は足尾でわたらせ渓谷鉄道を撮影しての帰り道、粕尾峠から古峰ヶ原経由でセロ―で降りてきた
一の鳥居の橋を渡る時に白井平の存在を思い出し急遽寄ってみた
紅葉の頃とは違い誰も居ない渓谷で絶景ひとり占めは贅沢である
グリーンが川面にリフレクションするのを狙ってみた
すこし緑が強いのでもう少し若い葉でやさしい緑を狙っても良いかも知れない
余談であるが数年前にわたらせ渓谷鉄道の神戸駅で謎の白髭の翁が「新緑まであと三日だな」とか言ってた事があったを思い出した(笑)



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/8 1/125秒 ISO-320 -0.7ev 75mm/2020.06.10 8:37 金精峠

前出の画から季節を少し戻す感覚だろうか
標高1,800mまで上がると新緑がまだ若い
この辺りは広葉樹と針葉樹が程よく混ざって何とも言えないコントラストを描く
ダケカンバの白い枝の表情がたまらない
日陰の沢には雪渓が残っていた
金精峠のヘアピンの内側は筆者のお気に入り撮影ポイントだ
車も数台置ける
この日もセローで県境を越えて坤六峠まで行った
片品村まで降りたら暑くてまた金精峠に戻ってしまったのである。(笑)



OLYMPUS PEN-F 絞り優先 f/8 1/100秒 ISO-1250 -0.3ev 9mm/2020.06.28 黒羽雲厳寺

JR東日本のディスティネーションキャンペーンで吉永小百合様が雲厳寺の境内の橋で撮影してその年は活況を呈した
ブームは去って静かな梅雨たけなわの雲厳寺は本来の表情を取り戻していた
本降りの雨で訪れる人も少ない
CMと同じ構図で撮ってみたかったので妻にモデルになってもらった(笑)
この日は一日雨の撮影でPEN-Fには過酷な日になった
密かに防滴仕様のOM-D購入を決意するのであった・・・
後編に続く…

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2 コメント

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力作ぞろい (初代)
2020-12-29 09:43:51
1年の総括とあって、いずれ劣らぬ秀作ばかりですね。

みぞれの枝垂れ桜と、岩瀬のモザイクがツボでした。
雪の只見線、今年はイイ画が撮れるかもですよ。
現地まで到達できれば。
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恐れ入ります (いっせい)
2020-12-29 10:46:02
初代殿、ありがとうございます。

月一枚に絞り切れませんでした(笑)
今シーズンは雪が多そうなので今までにない画が狙えるかと企んでます。
関越道の一件もあり情報には注意ですね
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