毎年夏至の頃になると地元紙に特別天然記念物のコウシンソウの記事があがる。
・・・一度見てみたい。 構想数年、情報収集２年、意を決して足尾の銀山平に向かう。
銀山平の国民宿舎かじか荘から数百メートル進むと林道ゲート ゲート脇に４・５台置けるスペースがある。 満車の場合はかじか荘の駐車場に置けばいい。
ちなみに私は６時半着で三番目。 ここから４キロの林道歩きとなる。大きな声では言えないがゲート右側の隙間はオフロードバイクが〇△◇できそうな（以下自粛）
林道歩きを一時間ほどで一の鳥居に出る
樹林帯をあえぎながら登る
奇岩怪石エリアの最初は夫婦蛙岩。どっちがオスでどっちがメスかは御想像にお任せする
仁王門辺りから山岳信仰の雰囲気である
ちなにこの辺りは筆者絶不調で後続に抜かれる
振り返ると子鹿と目があったりでぺースは極遅
そんなコンディションで上級者コースに行ってもイイのか・・・
梯子や階段が次々出てくる
５分歩いて３分休みみたいなペースで高度を上げる
突然岩場に雪割草の群落に出くわす
ちなみ縦じゃなくて横の画である
垂直に近い岩場に健気に咲いている
そしてコウシンソウは居た！！
雪割草の群落の中にひっそりたたずんでいる
５センチくらいしかない。花は５ミリくらいか・・・
この群落はとても手が届かない。 急な岩場に咲いているのでズームレンズマクロモードで撮った 逆光で露出オーバーっぽいのでNDフィルター装着 風に揺れるコウシンソウを100枚近く撮ってベストがコレ
国土地理院の地図によればコウシンソウ群落から稜線づたいに庚申山山頂に行けるものだと思っていたが大間違い
一旦下ってトラバースルートを歩く
ちなみにこんな梯子が次々に現れる
鬼の耳こすり辺りが核心部かな
めがね岩辺りで少し歩きやすくなる
っと思ったらまた鎖場の連続
お山めぐりの頂点分岐から庚申山頂上を目指す
なんだかんだ言って銀山平から標高差1000mを5時間掛かって庚申山登頂！
頂上エリアは展望が効かないが西に50メートルほどで展望デッキがある
皇海山の山容はさすがに存在感がある
ここからアタックするにはすでに時間切れ
いずれ栗原川林道からお邪魔しよう
ここだけの話ですが庚申山山頂直下の岩に咲くコウシンソウ見っけ♪ 場所は秘密
ピントはまだ甘いが納得の一枚が撮れた
下りルートも奇岩怪石の連続
急な下りで左膝が限界になりそうだが・・・
癒しの渓谷を下り・・・
再び4キロの林道歩きで終わった
赤い直線は無視して頂きたい
銀山平のかじか荘の露天風呂で仕上げた
一泊二日の行程ですから、いずれ私と行きましょう。
可憐な雪割草に小柄だけどS字カーブの腰つきが
なかなかの庚申草に会えて、お得な山行ですよこれは。
納得の１枚は肉厚の葉っぱにジャスピンで、これはこれで
良いのかなと思える仕上がりだと思います。
癒しの渓谷のシャッタースピードの、林道の水溜りに
映る風景など、撮り手の意図が伝わってきます。
勉強になりました。
やはり素敵ですね[E:happy01]
庚申山も確り制覇してくるところがさすがです[E:good]
私の今のスキルですと皇海山は遠すぎます[E:wobbly]
庚申山荘泊でゆくっくり制覇したいですネ そん時はよろしくお願いいたします もちろんＳ字カーブがセクシィなコウシンソウ自生地も紹介致します[E:wink]
写真の評価ありがとうございます。初代の花の撮り方が完成度が高まっているのに嫉妬してました^^;
団塊世代に抜かれまくりで皆さん庚申山登頂をガンガンやってます。 かないませんわ～～[E:gawk]
でも頂上下の自生地は誰も知らないみたいで優越感に浸れました[E:smile]
「梯子」って慣れるモノなのでしょうか？！
私の場合は何度登っても疲れますが・・・^^;
梯子や鎖場がいくつもあってお金払って歩くアトラクションかと思われました[E:wink]
基本的に高所恐怖症＆先端恐怖症の私です（笑）
梯子は登る時はなんでもないんですが下りは恐いっすネ[E:coldsweats02]