真の復興を!

2013-05-23 | 日記
20日、民青同盟のみなさんが開催した福島ボランティア報告会では、福島のリアルな状況が語られました。


避難生活の長期化により、被災者同士も本音を言いづらい雰囲気の中、ボランティアの聞き取り調査には1時間ほども思いを語る方もいたそうです。
「福島のことが全く報道されない。もう過去のことなのか。私たちは東電のモルモットなのか」
「安倍首相は、日本のしりぬぐいもできていないのに、なんで原発セールスに行けるの?!」
「子どもが学校でいじめを受ける。人間不信になり、人柄が変わってしまった」
「復興住宅は何年後になるのか。話がまったくなくなった」
「津波の時に死んでおけばよかった」・・・

ボランティアに行った青年たちは、「収束なんて全然してないじゃないか!」と、
復興とはほど遠い福島の景色や住民の生活に、無力感に悩まされながらも、
「なによりも被災者の思いを忘れない」という思いを胸に、ひきつづき岡山でできることをしていこうと決意しています。

避難者と避難先の住民、避難者同士の間にも分断が広がっているという話も聞きます。
こうした事態になっているのは、なにより東電や政府の「原発ありき」の無責任な「復興支援」と
避難生活の長期化です。
真の復興のためにも、7月の選挙は負けられません!