障害児者施策の充実求め岡山県と懇談

2011-10-31 | 日記
 今日は、「障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会」の県との懇談に参加させていただきました。

 医療問題から子育て、教育問題、災害時対策まで多岐にわたる要望に、ひとつひとつ回答していただきました。
 しかし、県の答弁は必ずしも障害を持つ方々やその親の願いにこたえるものにはなっていませんでした。

 「中1の娘は会話もできないほどなのに、療育手帳は『軽度』になっている。なぜ他県と違うのか?」
 「県は医療費は1割負担というが、月に数回診療すれば2~3割の負担になる。こんなことがあっていいのか?」
 「障害者は生命保険にも医療保険にも入れない、公助しかないことをわかってほしい」

 参加者からの必死の訴えに、県の担当者は答えられませんでした。
 岡山県は、他県に比べても障害者福祉制度はもっとも遅れているのが実態です。
 知事にこの声は届いているのでしょうか…?

 いま国も障害者新法の制定に向けて動いています。今度こそ障害者の願いが生かされたものにしなければ。