精神世界の旅

精神世界のいくつかの領域を探求します。

臨死体験者の意識変化

2007年10月21日 | 掲示板より
Noboru 2000/10/24 21:45

OSさん、こんばんわ。
参考までに臨死体験者の事後変化をまとめておきます。(リングによる)
臨死体験者の意識変化は、体験者が何を体験して来たのかをみごとに物語っていると思います。

①人生への評価
 人生そのものに驚異と感謝を強く感じるようになる。
②自己受容
 体験者は、自己評価と自己受容の感情を強くする。個人的な不安や羞恥、他人を喜ばせたり譲歩したりしなくてはという過度の気遣いは、自信にあふれた独立独歩の態度にかわる。
③他者への気遣い
 体験後のもっとも強烈で一貫した変化は、他者への思いやりが増大することである。他者に奉仕することは、ある体験者がいうように「この世界よりもっとリアルなこと」なのである。
⑤反物質主義(省略)
⑥反競争主義
多くの体験者は体験後、物質的な報酬や成功のための競争をするという、社会に承認された常識的な生き方を追い求めることができなくな る。業績を残すことよりも人を手助けすることの方が、はるかに大切 になる。
⑦精神性(スピリチャリティー)への指向
多くの体験者は、体験後により宗教的になったとはいわず、むしろより精神的(スピリチュアル)なったという。スピリチュアルになったとは、組織としてとしの宗教、あるいは宗教の形式的な側面は彼らにとって重要でなくなり、すべての人を包み込むような、より普遍的、包括的な精神性が重要になるということだ。
⑧知識欲求 (省略)
⑨目的意識
 人生は意味に満ちており、すべての人生に神聖な目的があるという意識が、臨死体験者に深く根づいた確信となっている。多くの体験者は、彼ら自身の精神的なレゾンデートル(存在理由、存在根拠)を発見し人生の使命を果たしていくことが体験後の人生に与えられた任務だと感じている。
⑩死への恐怖の減少
臨死体験によって、完全かつ永久に死への恐怖が克服される傾向がある。死に逝くプロセスにともなう自然な恐怖は残るが、死それ自体の瞬間は体験者がかいま見た崇高な状態へと解放されていく変容の過程として肯定的にとらえられる。
⑪死後の世界
 概して体験者は、肉体の死後にも存続する何らかの意識形態を確信するようになる。
⑫自殺への態度
 臨死体験の経験者がみずから命を断つことはない。また最近の研究では、自殺未遂を何度もくりかえしてきた人たちでさえ、いったん臨死体験をするとたいてい二度と命をたとうとしないことがわかっている。ただし、自分に対しては自殺をかたく禁じる臨死体験者だが、彼らのうち何にかは自殺者に同情と悲しみを感じている。
⑬神を信じる
「神」をどんな言葉で表現するのがいちばんピッタリ来ると感じるかどうかは人それぞれであろうが、体験者は「神」が存在することを知っていると深い内的な確信をもつ傾向がある。彼らのうちの何人かは「神」という言葉のかわりに単純に「光」という言葉を使うようだ。
⑭「自己」超越
上に見て来たような変化の多くが、小さな「自己」という殻を打ち破って宇宙全体へと開かれていく心の成長の方向を指し示しているのは確かなようである。事実、体験者のうち何にかは自他を隔てる壁からかぎりなく自由になって宇宙との一体となる「自己」超越あるいは悟りといってよいような体験を報告している。

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