感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

人生は打ち上げ花火の如し🎆

2017-07-31 22:43:00 | 大人の独り言
7月29日の土曜日は、津市の花火大会だった🎆
そう言えば、津市に住んで22年になるが、" 花火大会に花火を見に "行った事がなかった(^o^;)
我が家の2階から、打ち上がった花火の片鱗を見たり、ウォーキングの際に目撃したりはあったけれど、わざわざ" 見に行った "事はなかった😅

という事で、今年は珍しく花火を見に行きたくなった私は、歩いて海岸まで行くのを渋る主人を無理矢理誘って、ウォーキングがてら花火を見に行く事になった(*^ー^)ノ♪
7時過ぎに家を出て、歩いて行くと花火の音が鳴り響き、夜空に大輪の花火が鮮やかに打ち上がるのが見えて来た🎵


本当は海岸まで行きたかったのだけど、混雑しているのは予測できたし、結構歩いて疲れてしまったのもあり、途中で断念(((^^;)
花火の全貌は綺麗に見れなかったけど、それでも打ち上がって行く色とりどりの花火は圧巻で本当に美しく、改めて日本の夏って良いなと思ってしまった(*^。^*)


私はお花の中で桜が一番好きだ🌸
限られた期間の間にパッと咲いてパッと散る、その潔さがたまらないのだ。花火もそう🎆
パッと咲いてパッと散る潔さ、、両方共に共通しているのは、物事に執着せずにその時々を美しくけじめをつけて生きる武士道の精神性じゃないかなと思う。

だからこそ、その精神性をDNAの中に受け継いでいる私達日本人は桜と花火が好きなのだと思うし、又何事に於いても潔くありたいと言う憧れや、そうなりたいと言う目標としての気持ちがお花見や花火大会を楽しむ気持ちの中に潜んでいるんじゃないかなと思ってしまう。


私は小さい時から、何故かいつも「早く大人になりたい、早く時間が過ぎれば良いのに。早く、早く、、」と、時を急いで駆け抜けて来た気がする。

そして、20代初めの頃なんて、メチャ退廃的な考え方をしてて、「いつ死んでも良い」なんて冷めた気持ちが潜在的根底にある様な女の子だった。


その気持ちは今も変わらない。やりたいことはやって来たし、苦しまずに死ぬことが出来るなら、いつ死んでもいいと思ってる。
でも、現実を考えれば、今は死ねない。死ぬわけにいかないのだ。
何故って、息子がいるから。
せめて彼が社会人になるまでは、健康で元気でいなきゃと思ってる。


子供の苦手だった私が、簡単に言うことを聞かない、言う通りにならない息子を授かったのは、私に先を急がせないで今生を自分自身の為じゃなく、誰かの為に生きる様にしなさいと言う神様からの恩恵の様な気がしてる、、f(^^;

息子と言う足枷を作ることで、わ〜っと駆け足でこの世を走り抜ける事なく、きちんと生きた証を残せと言うことかも知れない、、なんて、最近は思ったりして、時々苦笑いしてる私(((^^;)

たった一度の人生なら、一生に一度くらいは夜空に打ち上がる花火の様に、桜の花の様に花を咲かせて、そして潔く幕引き出来ると良いなぁなんて、花火を見上げながら感じてしまった。


小粋に、鮮やかに、潔く。
頑張れるだけ頑張って、ダメならダメで潔く諦めて、、
そんな人生にしたい。これから先も。


近所の家の中から、男の子の声が花火の打ち上げと共に夜空に響き渡った。「玉やァ〜」と🎆