感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

「青蓮院門跡・建物編」〜過去最高に癒される、木村英輝の" 青の幻想 "等の襖絵と青紅葉を楽しめるアートギャラリーの様な素敵なスポット🌠

2017-07-10 20:45:00 | オススメの神社仏閣
6月24日の土曜日、息子が午後から塾のアルバイトに行ったので、その間に前から行きたいと思っていた青蓮院門跡に行く事に🎵

市バスに乗って祇園で降りて、円山公園から青蓮院へと向かう途中で、デニッシュパンで有名な「ボローニャ」で食パンをゲット🍞

青蓮院へ行くまでの間にも、カフェやランチが出来るお洒落なお店が結構あるのを発見👍
ヤッパ実際に自分の足で歩いて回るのが一番だ(^^)v

途中にあるこの橋も、京都らしく風情があって素敵だと思った↓


橋を渡って、この門を潜って突き当たりが知恩院。遠くに知恩院が見えている↓


知恩院がこちら↓
ここも行こうかなと思ったが、夕方には息子のマンションに戻りたかったし、青蓮院の次にも予定があったので、今回はパスf(^^;


知恩院を左折して直ぐの所に、高級お豆腐のお店「蓮月茶や」を発見(^^)v
今度秋に愉歩さん達と京都に来る予定なので、ここでランチも良いかな🎵なんて思いながら通り過ぎる↓


「蓮月茶や」を通り越して直ぐの右側に「青蓮院門跡」がある。こちら↓


長屋門がこちら↓




長屋門を潜って中に入って行くと、門の外とは違う静寂な空間が出現した。


青紅葉が綺麗だ(*^。^*)


殿舎内入り口がこちら↓




玄関がこちら↓こちらで靴を脱いでの拝観となる。


「青不動明王(大日如来の化身)」が祭られている事でも有名で、入り口にはそれについて書かれている書も飾られている。


廊下を通って行くと、私が楽しみにしていた木村英輝氏が奉納された60面に描かれた襖絵がある「華頂殿」へと繋がっている。その途中の中庭もこんな感じで本当に素敵だ(*^。^*)


「華頂殿」がこちら↓木村英輝氏の襖絵、「青の幻想」・「生命讃歌」・「極楽浄土」の三部作からなっていて、アクリルガッシュとネオカラーと言う現代の画材を用いた斬新な蓮アートが見事に描かれており、息を飲む様な躍動感に暫し見とれて立ち尽くしてしまった私。


襖の上には百人一首の様な絵も飾られていて、ちょっとした美術館にいるみたいだった💓


ロイヤルコペンハーゲンの陶器を彷彿させる様な深い青色にため息の連続だった。




華頂殿の奥には相阿弥の庭が見える↓


縁側に座って相阿弥のお庭を眺めているだけで癒されて、この境内だけがまるで時間が止まってしまっている錯覚に陥ってしまう程だった。
カップルで来ている人も多かったが、意外に一人でこの空間と瞬間を楽しんでいる人も多く、本当に素晴らしいスポットだと感動してしまった。
華頂殿から見える相阿弥のお庭がこちら↓




龍心池が見える↓


暫しお庭を眺めながら時を過ごした後、渡り廊下を通って「小御所」へと向かう。


渡り廊下を通って行く時にもこんな素敵な中庭が見える↓


ここには随所に絵や書が飾られていて、絵画好きな人にはたまらないと思う(*^。^*)




渡り廊下から見える庭↓




小御所がこちら↓


小御所には、こんな素敵な書が飾られていた↓


小御所の奥には、写真撮影禁止の本堂があり、その東裏には国宝の青不動画像が安置されている。


写真に収められないのが本当に残念だったが、青の不動明王を拝んだ後、本堂をぐるりと回って行くと、宸殿(しんでん)とその前に広がる庭が見えて来る↓


本堂の周りの庭も風情があって本当に素晴らしい眺めだった(*^。^*)




裏には竹林もある↓


本堂から再び小御所に戻り、小御所を通り過ぎると、寺内でも一番大きな建物である「宸殿」に繋がって行く。こちらには、重要文化財の「濱松図襖」がある↓こちらも本当に素晴らしくて、感動の連続だった👍




宸殿に繋がって行く廊下には、JR東海のポスターが飾られていた。こちら↓


私の大好きなJR東海の「そうだ 京都 行こう 」のコマーシャルの舞台にもなったそうで、その時のポスターがこちら↓


キャッチフレーズがこちら↓
" 1995年 夏 青蓮院門跡

真夏です。と言っているのは温度計だけでした。
失礼して私も素足で歩かせていただきました。
夏がひと休みする京都です。 "

このキャッチフレーズがここに来るとピタッと当てはまり、時も季節も気温さえも忘れてしまう、そんな静寂だけがあるのだ。
宸殿に続く廊下がこちら↓


この宸殿は、華頂殿と甲乙つけがたい素晴らしい空間があり、目の前に広がる庭を眺めながら過ごす極上のひとときを味わえる。








宸殿の中にもアートギャラリーの様な見応えある壁に描かれている絵や書も飾られている↓






殿舎内を一通り見て堪能し、今度は庭の散策に行く事に。この続きは次回に書く事にして、とにかくこの青蓮院門跡は、美術鑑賞が好きな人なら是非行って欲しい、目の保養と心の保養の両方が得られる事間違いなしのスポットである(^^)d

津市に戻って来て、地元のデパートの近くのビルに華頂殿の襖に描いた木村英輝氏の絵が飾られているのを発見して感激してしまった(*^▽^*)こちら↓


こちらは華頂殿に描かれている木村英輝氏の襖絵↓


青蓮院門跡については、こちらを参考にしてネ
続く。

「青蓮院門跡」
京都市東山区粟田口三条坊町69-1
Tel : 075-561-2345
拝観時間 : 9:00〜17:00