彼も後ずさり!頭皮がクっサい「おっさん臭」になっちゃうNG習慣
ふとした瞬間、頭皮からイヤ~な臭いが漂ってきた……そんな経験、ありませんか? 加齢臭のような脂っぽい臭いがしたなら、それは、残念頭皮の始まりかもしれません。
そこで今回は、頭皮がおっさん臭になっちゃうNG習慣を5つご紹介します。
■1:頭皮をキチンと洗えていない
実は、頭皮は皮脂量が多い箇所でもあり、Tゾーンの2倍もの皮脂腺があります。汗をかきやすいこの時期、頭皮はいつも以上に皮脂量を分泌しており、さらに普段の生活習慣とが重なって、頭皮の毛穴には皮脂や汚れが蓄積されやすいのです。
蓄積された汚れは酸化し、腐ってしまいます。これが頭皮のイヤ~な臭いの原因となり、フケやかゆみ、薄毛なども引き起こしてしまいます。
まず、シャンプー時、頭皮までしっかり洗えていますか? 自分では洗えているつもりでも、マイクロスコープで見てみると、地肌に洗い残しがあることも……。
頭皮用の洗浄ブラシを使ったり、週に1~2度、頭皮の汚れを落とすクレンジングシャンプーを使用すると、頭皮の汚れをスッキリ取り除くことができますよ。
■2:すすぎ不足も臭いの原因に
シャンプーで一番大切といわれているのが“すすぎ”です。すすぎ残しがあると、汚れや皮脂が毛穴をふさぎ、雑菌を繁殖させてしまいます。
ただシャワーで流すのではなく、シャワーを当てながら指で頭皮を優しく擦る、頭皮に直接お湯を当てるイメージで行うと、しっかりすすぐことができますよ。
■3:しっかり乾かせていないと臭いを発生
雑巾をそのまま放置してしまうと、生乾きのような臭いがすることがありますよね。頭皮も同じで、シャンプー後、すぐに乾かさずに長時間濡れたまま放置する、ドライヤーを使わずに自然乾燥すると、頭の湿度が高くなります。これが雑菌を繁殖させ、イヤな臭いの原因となるのです。
■4:お肉メイン&ジャンクフードな食事
食生活の乱れがお肌に出てしまうように、頭皮にも悪影響を与えてしまいます。ジャンクフードや肉類、チーズなどの動物性たんぱく質や脂肪を含む食品は、悪臭の元となるだけでなく、皮脂腺の分泌を活発にしてしまいます。気をつけましょう。
■5:ストレスのある生活
意外なことに、皮脂の分泌異常を引き起こす一番の原因は、ストレスだそう! さらにストレスによって発生する活性酸素と脂質が合体し、過酸化脂質となることで頭皮の臭いを強めてしまいます。
ビジネスを活性化させるための6つの交渉メソッド
『タフな商談を必ず勝ち取る 外資系の交渉術』(岩城徹也著、こう書房)は、交渉上手になり、相手といい関係を長く続けられるノウハウをわかりやすく詰め込んだ書籍。タイトルからも推測できるとおり、基盤となっているのは長く外資系企業に勤めたという著者の経験です。
それだけ聞くと、あたかも交渉上手な人が書いた本のようにも思えますが、著者は交渉が大の苦手だったといいます。人前に出ると赤面し、会議では発言もできずにただ座っているだけ。結果、「無口君」というあだ名がついたといいますからかなりのもの。
にもかかわらず、セールスマネージャーや社内営業研修の講師まで務められたのは、自分なりの考えや工夫を実践したから。序章「外資系で求められるものは、なんといっても『交渉力』」から、いくつかの要点を拾ってみます。
外資系で生き残るための武器は「交渉力」
外資系で生き残る最大の武器は英語力だと思われがち。しかし著者によれば、なにより大切なのは交渉力だそうです。交渉力は外資系企業に勤める人間にとって、もっとも欠かすことのできないスキル。だからこそ著者自身も、長きにわたって外資系企業に勤められたのだといいます。
なぜ交渉力なのかといえば、外資系企業では経営社と全社員との間に、あるいは日々の仕事すべてに根づく考えに「契約」があるから。もしも約束を守れなければ契約違反と判断され、容赦ない評価がくだるのが当然。したがって、常に「会社と自分との間で、仕事を遂行する上での約束事を交わす」意識を持つ必要があり、また、それを実践していくことが必要になるというわけです。
「無口君」が外資系で生き残れた6つのメソッド
英語力のない著者が外資系企業に長く勤めることができ、そして出世もできたのは、次の「交渉術の6つのメソッド」のおかげだそうです。
メソッド1:交渉の環境を整備するための「信頼関係」を構築する
究極的には、細かな交渉力を気にせずとも、「信頼」さえ勝ち取ってしまえば交渉は成立すると著者は言います。そして信頼を勝ち取るために重要なのが「ABCの法則」だとか。これは、誰かを使ってその相手に自分のことを紹介してもらうという手段。つまり、相手と紹介者は信頼関係にあることが必要となるわけです。「自分自身(Adviser)」「紹介者(Bridger)」「相手(Customer)」の頭文字をとって「ABCの法則」ということ。(72ページより)
メソッド2:価格交渉を避けるには「未来の理想的な姿」を意識させる
目先の言葉に惑わされると、交渉は価格面など相手にとって有利な条件のもとに進められてしまうもの。また、相手も本当のニーズに気づいていないため、すぐに浮気をしてしまう。そこで相手の「ビジョン」を知り、それを共有し、同じイメージを描くことが大切だという考え方。
メソッド3:相手に勝たせて自分も勝つために「傾聴」で情報収集
口下手な人の最大の武器は、会話の「聴き側」にまわること。人間誰しも自分自身のことが最大の関心事であるため、自分の話を聞いてくれる人には、感謝と行為の念を自然に抱くものだといいます。そしてここで重要なのは、「聞き側」ではなく「聴き側」であること。聞き流すのではなく、意識して聴く必要があるのです。
メソッド4:質問技法を駆使し、相手に自らの「ニーズ」を気づかせる
こちらの疑問点を解決するための質問だけでは、相手が退屈しても当然。しかし交渉の決め手となるのは、「相手にとって有益で、価値のある質問」であるはず。「示唆質問(相手のニーズが、他者や他部門に与える影響力を確認するための質問)」と呼ばれるそのような質問は、相手に本当のニーズを気づかせるために有効だといいます。
メソッド5:交渉が勝手にまとまる「利益」を説明する
多くの人は交渉の際、こちら側の「特徴」や「利点」を懸命に説明しようとするもの。しかし、これは逆効果で、相手の心は離れていく一方だと著者は指摘しています。なぜなら、相手の心にもっとも響くものは「利益」だから。つまり、利益の説明こそをすべき。
メソッド6:クロージング前の「提案」ではしゃべりすぎない
相手のニーズもわかり、「提案」となったとき、あれもこれもと交渉品目を並べ立てるのは御法度。焦点を分散させず、1点に絞って訴えてこそ、相手の心に響くといいます。