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怒りについて聖書はどんなことを教えていますか~聖書

2020年06月29日 | 日記

怒りについて聖書はどんなことを教えていますか


聖書の答え
聖書は,怒りを爆発させると,本人も周りの人も傷つくと教えています。
「怒りっぽい人は争いを引き起こし,激怒しやすい人は多くの違反を犯す」
(箴言・格言 29:22)

怒っても仕方がない場合もあるかもしれませんが,「激発的な怒り」を繰り返し表わす人は救われないと聖書は述べています。
「さて,罪深い欲望から出る行いは明らかです。それは,性的不道徳,汚れ,恥知らずな行い,偶像崇拝,心霊術,敵意,争い,嫉妬,激怒,不和,分裂,分派, ねたみ,酩酊,ばか騒ぎなどです。こうした事柄について私はすでに警告しましたが,あらためて警告します。こうした事柄を習慣にする人が神の王国を授けられることはありません」
(ガラテア 5:19~21)

怒りの感情をコントロールする方法を聖書は教えています。


絶対に怒ってはいけませんか
いいえ。もっともな場合もあります。信仰の人ネヘミヤは仲間たちが虐げられていることを知ったとき,「非常に怒った」ことがあります。
「こうした苦情と言い分を聞いて,私は非常に怒った」。
(ネヘミヤ 5:6)

 


怒るのが正しくないとき
不完全な人間はたびたび怒りを爆発させたり,正当な理由もなく怒ったりします。そのような怒りは間違っています。

カインは,ささげた犠牲が神様に喜ばれなかった時,「非常な怒りに燃え」ました。怒りをどんどん募らせ,弟を殺してしまいました。
「しばらく後のこと,カインは土地から得た産物の幾らかを,神(ヤハウェ,エホバ)に捧げるために持ってきた。 一方,アベルは羊の初子の何匹かを脂肪部分を含めて持ってきた。神(ヤハウェ,エホバ)はアベルとその捧げ物を好意的に見たが,
カインとその捧げ物は好意的には見なかった。
するとカインは激しく怒り,ふさぎ込んだ。それで神(ヤハウェ,エホバ)はカインに言った。『どうしてそんなに怒って,ふさぎ込んでいるのか。善いことを行うようになれば,好意を得られるのではないか。しかし,
善いことを行うようにならなければ,戸口で待ち構えている罪があなたを捕らえようとする。あなたはそれを押しとどめるだろうか』。
その後カインは弟アベルに,『野原に行こう』と言った。そして2人で野原にいる時に,弟に襲い掛かって殺した」。
(創世記 4:3~8)

預言者ヨナは,神様がニネベの人たちに憐れみ(あわれみ)を示した時,「怒りに燃えました」。
神(ヤハウェ,エホバ)は「怒りに燃えたのは正しいことか」と述べ,ヨナに助言を与えました。そして,悔い改めた人たちに同情を示すべきだと教えました。
「真の神は,彼らがしたこと,悪い行いをやめた様子を見て,彼らにもたらすと言った災いについて考え直し,災いをもたらさなかった。だが,このことはヨナにとって非常に不愉快だった。彼は激しく怒った」
(ヨナ 3:10~4:1)
「神(ヤハウェ,エホバ)は『怒りに燃えたのは正しいことか』」。
「一方,大都市ニネベには,何が良くて何が悪いかを知らない12万人以上の人や多くの家畜がいる。私がニネベを惜しむのはもっともなことではないか」。
(ヨナ 4:4,11) 

これらの例は,不完全な人間の「憤りは神の義の実践とはならない」ことを示しています。
「怒りの気持ちからは,神が求める正しさは生まれません」。
(ヤコブ 1:20)

 

 怒りたくなったとき,どうしますかへ続く>>>