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「350だと少ない」という声も…スーパーから500ミリリットルのコカ・コーラが消えたワケ

2022年02月13日 | 日記


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/otonanswer/business/otonanswer-107342

一部引用

家庭で飲み切るサイズを想定

Q.2021年から、多くのスーパーやドラッグストア、ディスカウントストアで、350ミリリットルと700ミリリットルのコカ・コーラを見るようになりました。
そもそも、なぜこれらのサイズの商品を開発したのでしょうか。

担当者「単身世帯や2人世帯が増えていることや、購入場所によって、飲み方や飲む量に違いがあることに注目したからです。
当社の調査で、スーパーやドラッグストア、ディスカウントストアでコカ・コーラを買った人の約7割は、その場ですぐに飲まずに、自宅に持ち帰ってから飲んでいることが分かりました。
また、屋外で飲む人に比べて、自宅で飲む人は、1回当たりの飲む量が若干少ないことも分かりました。

コカ・コーラなどの炭酸飲料は、一度キャップを開けると炭酸が抜けていくので、飲み切れなかったときに冷蔵庫などで保管しておくと、味が落ちます。
そこで、一度に飲み切れるサイズの商品を提案することで、新たな需要が生まれるのではないかと思い、スーパーやドラッグストア、ディスカウントストア向けに350ミリリットル、
700ミリリットルの商品を開発しました。350ミリリットルは1人で、700ミリリットルは2人で飲むことを想定しています」

Q.一方、コンビニエンスストアや自動販売機では、これまで通り500ミリリットルのコカ・コーラが売られています。なぜなのでしょうか。

担当者「コンビニエンスストアや自動販売機で買った人は、自宅に持ち帰らずに、屋外ですぐに飲むことが多いからです。
特に都市部の場合、コンビニエンスストアや自動販売機が多いので、すぐに飲みたい人はこれらの場所で買う傾向にあります」

Q.350ミリリットル、700ミリリットルの商品が売れる見込みはあったのでしょうか。また、これらの商品の売れ行きについて教えてください。

担当者「2020年に一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)のスーパーやドラッグストア、ディスカウントストアを対象にテスト販売を実施したのですが、
例えば、500ミリリットルから350ミリリットル、700ミリリットルに切り替えた店では、コカ・コーラの売り上げが前年よりも約2割増加しました。
そこで、当社は2021年3月から販売地域を全国に拡大しました。これまでのところ、350ミリリットル、700ミリリットルの販売計画は、ほぼ順調に進んでいます。