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聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

病気 リスクを減らすには  病気から身を守る

2020年04月25日 | 日記
私は,エホバの証人ではありませんが,時々,
エホバの証人より配布いただいてる,「目ざめよ」誌・「ものみの塔」誌,パンフレット等より引用の記事もあります。
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等)
その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。

「目ざめよ!」 2016年 No.6~


【病気 リスクを減らすには】


あなたの体は毎日,敵と戦っています。音も立てず見えもしないのに,死をもたらす恐れのある敵です。
その敵とは,体に侵入する細菌,ウイルス,寄生虫などで,健康を脅かします。
あなたはそうした戦いに気づかないかもしれません。免疫システムが,症状の出る前に,そうした侵入者のほとんどを追い払ったりやっつけたりするからです。
しかし,有害な病原体が優位に立つ場合もあります。そうなると,薬や治療などによって防御力を高める必要が生じるかもしれません。




幾千年もの間,肉眼では見えないほど微小な有害生物の危険性はほとんど知られていませんでした。
しかし19世紀になって,科学者たちの研究により細菌と病気の関係が分かってくると,もっと上手に身を守ることができるようになりました。
以来,医学者たちは,天然痘やポリオといった感染症の脅威を撲滅あるいは激減させてきました。
とはいえ最近では,黄熱病やデング熱などが返り咲いています。なぜでしょうか。以下の要素が考えられます。


毎年,膨大な数の人々が地球上を行き来し,往々にして病原体の運び屋になっています。
「臨床感染症学」(英語)という機関紙の一記事によると,人々が国から国へと移動する際に「発病率の高い伝染病のほぼすべて」を広める可能性があるということです。


一部の細菌は,抗生物質に対する耐性を持つようになっています。
「世界は,ポスト抗生物質時代に向かっている。一般的な感染症の中には……再び死者を出すものもあるだろう」と,世界保健機関は述べています。


社会的不安や貧困も,病気のまん延を阻止しようとする政府の取り組みを妨げています。


病気の予防に関する実際的な知識を持っていない人も少なくありません。




【病気から身を守る】


多くの古代都市は,巨大な城壁に守られていました。城壁のほんの一部でも破られると,都市全体が危険にさらされました。体も,城壁に守られた都市に似ています。
どれほどしっかり防御するかは,あなたの健康に大きく影響します。では,病気をもたらす可能性のある5つの要素と,最善と思える防御法について考えてみましょう。




1 水
危険: 有害生物は,汚染された水を通して人体に直接“進軍して”きます。


対策: 最善の防御は,家で使用する水を汚染から守ることです。
それが汚染されている場合,あるいはその恐れがある場合は,自分たちで安全な水にするための処理を施すことができます。
飲料水は密閉容器に保存し,清潔なひしゃくや給水栓を使って衛生的に取り出すようにします。清潔な水の中に手を入れてはなりません。
可能であれば,排せつ物を正しく処理することで地元の水源を汚染しないようにしている地域に住むようにしましょう。




2 食品
危険: 有害生物は,食品の表面や内部にもいます。


対策: 新鮮で栄養たっぷりに見えても,汚染されている食品があります。
ですから,どんな果物や野菜も十分に水洗いすることを習慣にしましょう。
調理や盛りつけの際は,調理器具,キッチン表面,手などが清潔であることを確かめます。
食品によっては,危険な病原体を殺すために特定の温度で調理しなければならないものもあります。
変色しているもの,変なにおいや味がするものには注意してください。それは微生物の大群があなたを待ち構えているしるしかもしれません。
使わない分はできるだけ早く冷蔵庫に入れます。病気の時は,ほかの人の食事を作るのはやめましょう。




3 虫
危険: 虫の中には,体内に有害な微生物を宿していて,それを人にうつすものがあります。


対策: 病気を媒介する虫との接触を避けましょう。
そうした虫が活動する時間帯には屋内にいるようにしたり,長袖の服や長ズボンなどを着用して体を露出しないようにしたりするのです。
寝る時は蚊帳や虫よけなどを使います。水たまりのできそうな容器などはボウフラがわくので,処分します。






4 動物
危険: 動物の体内では何ら害を及ぼさない細菌でも,人間の健康を脅かす場合があります。
ペットなどの動物にかまれたり引っかかれたりすると,あるいはその糞に触れたりすると,危険です。


対策: 飼っている動物を家の中に入れないようにして,動物との接触を最小限にしている人もいます。
家畜を触った後は手を洗います。野生動物との接触は一切避けます。かまれたり引っかかれたりした場合は,傷口を水でよく洗い,医師に診てもらいましょう。


*有毒生物により傷を負った場合は,通常,緊急に治療を受ける必要があります。


5 人間
危険: ある種の病原菌は,せきやくしゃみによる飛沫感染で人の体内に侵入します。
ハグや握手といった皮膚接触を通して広がることもあります。他の人の触ったドアノブ,手すり,電話機,
リモコン,コンピューターのタッチスクリーンやキーボードには,微生物が潜んでいるかもしれません。


対策: カミソリ,歯ブラシ,タオルなどを共用しないようにしましょう。血液や血液由来の製品を含め,動物や他の人の体液には触れないようにします。
十分かつ頻繁に手を洗うことの価値を過小評価してはなりません。それは,感染を阻止するうえで最も有効な方法かもしれません。


病気の時には,できるだけ出歩かないようにしましょう。
米国疾病対策予防センターは,せきやくしゃみをする時は,手ではなくティッシュペーパーか袖で口を覆うよう勧めています。


昔の格言はこう述べています。「災いを見て身を隠す者は明敏である」。
(箴言・格言 22:3)


この言葉は,危険の潜む病気に悩まされる今日の世界にあって,まさに至言です。


ですから,地元の保健当局から情報を得ると共に,衛生的な習慣を身に着けて,危険から身を隠してください。
ガードを固め,病気のリスクを減らしましょう。