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自ら髪を抜いた娘、気づけなかった母3カ月は長かった

2020年06月22日 | 日記


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/ASN6P6WS3N5TUNHB00W

一部引用

「3月中旬ごろから、気づくと抜いていた。休校中、家から出られなくて、友達に会えなくて、寂しくて。ここまでになってるとは思わなかったけどね」。娘は苦笑いを浮かべた。

ストレスによる自傷だ。何で今まで気づかなかったんだろう。

娘は学校が大好きだ。毎朝午前5時半に起き、7時過ぎには家を飛び出す。4月から最高学年だ。「新入生の世話ができる」と楽しみにしていた。

だが、休校が始まった。感染させないため、外出禁止を言い渡した。娘は愚直に守った。学校からもらったドリルをやってしまうと、あとはパソコンでずっと動画を見ていた。スマホは持たせていない。ネットで連絡が取れる友達はいない。親の自分はフルタイムで働くため、昼間相手ができない。きょうだいは年が離れている。

大型連休のころ、娘は夕方、自宅の庭に出て、車で帰ってくる自分を待つようになっていた。帰る時間は日によって違うのに、ずっと待っている。自分の顔を見るとほっとしたような表情になる。出迎える娘の髪から、レモンの香りがした。「暇だし、おしゃれしたい年頃なのか」。その時はそんな風に思っていた。

だが、毛の抜けたつむじを見た瞬間、それが家にある育毛剤の香りだったことに気づいた。「あれだったのね」

「早く生えてこないかなと思って」と娘。物静かで手のかからない子だと思っていたが、本当は全部我慢していたんだ。なぜ気づかなかったんだろう。申し訳なさに身が縮んだ。

忙しかったのは確かだ。休校中は学校からアンケートや書類が毎日届き、処理に追われた。一日中家にいる子どもたちのために、米は一日7合炊いた。食費は普段の1・5倍になった。