イスラエル
(Israel)[「神と闘う(神に対してねばり強い)者」または「神は闘う」]
ヤコブは独り後に残った。そのとき、何者かが夜明けまでヤコブと格闘した。ところが、その人はヤコブに勝てないとみて、ヤコブの腿の関節を打ったので、格闘をしているうちに腿の関節がはずれた。「もう去らせてくれ。夜が明けてしまうから」とその人は言ったが、ヤコブは答えた。「いいえ、祝福してくださるまでは離しません」。「お前の名は何というのか」とその人が尋ね、「ヤコブです」と答えると、その人は言った。「お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と人と闘って勝ったからだ」。
聖書(創世記32:24~32:28)
ヤコブはひとりあとに残ったが、ひとりの人が、夜明けまで彼と組打ちした。ところでその人はヤコブに勝てないのを見て、ヤコブのもものつがいにさわったので、ヤコブのもものつがいが、その人と組打ちするあいだにはずれた。その人は言った、「夜が明けるからわたしを去らせてください」。ヤコブは答えた、「わたしを祝福してくださらないなら、あなたを去らせません」。その人は彼に言った、「あなたの名はなんと言いますか」。彼は答えた、「ヤコブです」。その人は言った、「あなたはもはや名をヤコブと言わず、イスラエルと言いなさい。あなたが神と人とに、力を争って勝ったからです」。
(創世記32:24~32:28)
最後にヤコブは自分ひとり後に残った。ときに、ひとりの人が彼と組み打ちを始めて、夜が明けるころにまで及んだ。その人は、自分がヤコブに対して優勢でないのを見て、彼の股の関節のくぼみに触れた。すると、その人と組み打ちをしている間にヤコブの股の関節のくぼみのところが外れた。その後その人は言った、「わたしを行かせてほしい。夜が明けたから」。すると彼は言った、「まずわたしを祝福してくださらないうちは行かせません」。それでその人は言った、「あなたの名は何というのか」。そこで言った、「ヤコブです」。するとその人は言った、「あなたの名はもはやヤコブではなく、イスラエルと呼ばれる。あなたは神また人と闘って、ついに優勢になったからだ」。
(創世記32:24~32:28)
*イスラエル(Israel)[「神と闘う(神に対してねばり強い)者」または「神は闘う」]
ヤコブがおよそ97歳の時、神がヤコブにお与えになった名前。
ヤコブは自分の兄弟エサウに会いに行く途中でヤボクの奔流の谷を渡った夜、何者かと組み打ち(相撲のようなもの)を始めました。
その者はみ使いであることが分かりました。ヤコブが組み打ちにおいて粘り強かったので、神の祝福としてもらった。
ペニエル(ペヌエル)(Peniel)
ヤコブがみ使いと組み打ちをしたヤボクの渡り場の近くにあった場所。
ヤコブは、そこで「顔と顔を合わせて神を見た」
2017-07-14の追記